本当にモテる人が自然とやっていること
自分の周囲にモテる人はいますか？ もしいるなら、モテる理由や原因を少し考えてみてください。きっと見た目だけではない、内面からにじんでくる特徴があるはずです。そんなモテる要素とは一体どのようなものなのでしょう。そこで今回は、モテるってこういうこと！本当にモテる人の特徴をご紹介いたします。
■自己アピールが上手い
モテる人は、自分を綺麗に見せることが得意です。特に、権威を有効活用していることが多いでしょう。例えば、カリスマ美容師が自信作だとカットした髪型は、どんなスタイルでも魅力的に感じますよね。それが本当はただのカットであったとしても、一流の腕だと錯覚してしまうでしょう。このように権威とは、ある意味で思い込みです。自分の存在を優れているかのように見せることで、相手に魅力的だと信じさせることができる。これをハロー効果と言います。モテる人は、自分の付加価値を上手に伝えられるのです。
■自然と人に感情を吐き出させる
モテる人は、聞き上手であり人に感情を吐き出させるのが上手です。これをカタルシス効果と言い、怒りや悲しみなどのネガティブな感情を言葉にして吐き出すことで、人は安心感を得られます。自分の中に負の感情があると、精神が不安定になります。そして、その負の感情を受け止めてくれた人に対して、好意や信頼を持つようになるのです。そのため、モテる人は、相談や悩み事に乗るのが得意で、相手に恋愛感情を芽生えさせるのが得意なのです。
■ギャップを上手に活用している
いい裏切りは、人の心に深く刻まれます。恋愛においては、ギャップなども魅力のひとつになるのです。これをエスカレーター効果と言います。この心理効果は、思い込みに反するときに起こる違和感のことで、想像や予想とは異なる結果に心が動かされるというもの。例えば強気で男らしい男子に、すごく繊細で優しい一面があると目につきますよね。それは先入観を覆されたからです。このようなギャップを見せる人は、相手の期待を上手に裏切ることができるため、モテるのです。
■交渉したりお誘いをするのが巧み
モテる人は、相手にNOと言わせない話の持っていきかたを心得ています。簡単なお願いを何度も叶えてもらうことによって、心のハードルを下げさせて本命のお願いを最後にさり気なく出すことで叶えてもらうのが上手です。これを「フット・イン・ザ・ドアテクニック」と言います。たとえば、メールのやりとりをおこなう → 相談があるから電話していい？ → 渡したいものあるから届けていい？ → 今度お茶でもしない？ と少しずつ労力の大きなお願いを積み重ねていき、最後にデートしない？ と持っていけるでしょう。こういった話し方の運びが得意なため、少しずつ相手の心に入っていくことができるのです。このように親密度を上げつつ人との距離を縮めていけるため、自然とモテるのです。
モテる人の特徴としては、確かに容姿やスタイルが整っていることが挙げられる場合もあります。しかし、それだけではありません。相手に親近感を抱かせるのが非常に上手なところがあるのです。自分の魅力をさりげなく相手に伝えるのが上手い、それこそがモテる人の特徴。どんなに優れた要素を持っていたとしても、内面の魅力を相手に伝えられなければ、モテるとは言えないのです。（脇田尚揮）
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
