「石橋を叩いて渡る」という、用心深く慎重なことを指すことわざがこの世にはありますが、同時に「石橋を叩いて壊す」くらい、慎重さが有り余って破壊してしまう人がいます。自分が壊したのに気づかず、「ほーらやっぱり壊れた」なんて言ってしまったら、目も当てられない……。
恋愛下手な人は、そんな「考えすぎ」「慎重になりすぎ」でチャンスを逃してしまう人の多いこと多いこと。そんな恋愛下手な人たちがやりがちな「考えすぎ」の失敗、まとめました。
【1】私なんかが好意を示したら迷惑なんじゃないかと思う
もしかしたら小中学生の頃に、誰かに好きな気持ちを冷やかされたり、さらし者にされた経験があって、傷ついたことがある……なんて方が、どうしてもぬぐいきれない「私なんかが好意を示したら……」という考えすぎ。
そのような失敗をしていなくても、自分に自信がないとどうしてもそう思ってしまいます。でも、誰かに好かれることってだいたい嬉しくないですか? どうしても相手に思いが伝わらないときの引き際は重要ですが、何もしていない最初から「好意を示したら……」と考えすぎたら、何も始まりません。
【2】「こんなに連絡して、迷惑じゃないかな?」
好きになったら連絡をしたくなる。ごはんに誘いたくなるし、相手が何をしていたか知りたくなるし、ついつい連絡してしまいたくなる……けど、「こんなに連絡したら迷惑じゃない?」と考えすぎて、LINEを打ってもやっぱりいいや、と消して送らずじまい。
こちらも押して押してダメなら引けばいい。押しすぎてダメになる人とは最初からうまくいかない。でも、連絡してみればうまくいったかもしれないものを、連絡しなかったことによって消えてしまった……というものだって、あるはずです。
まずは自分の気持ちに正直に。
【3】マニュアルを読みすぎて正解を考えすぎる
この文だってそのひとつですが、世の中には恋愛に関する文章や記事やマニュアルが溢れかえっています。
確かに、「最低限、常識の範囲内でこれだけは言わないほうがいいこと」は存在します(最初からグチ全開とか他人と比べるとか延々自慢話とか……)。でも、たぶん「何を言ったらいいのか」という正解はそれぞれで、9割の人が嬉しく思うことが目の前の人にはそうじゃなかったり、その逆もまた然り。世のマニュアルは参考程度にして、目の前の人ときちんと向き合いましょう。ある意味、たぶん正解なんてものはありません。
【4】考えすぎて、受け身になってしまう
案外「好意を示されたら好きになってしまう」人が多いものです。
「この人自分のこと好きそうかな?」とか「好きになっても大丈夫そうかな?」とか、そういう「いけそうサイン」を受信すると恋愛が始まっていったりする。
考えすぎていると、自分はそんなサインをまったく出さないのに、相手に好きになってもらえないかな……なんて、天文学的確率のことを願ってしまったりする。
相手に好いてほしいなら、まずは自分から!
【5】本当に思っていることを言ったら、嫌われてしまうと思い込んでいる
自分に自信がなかったり、相手のことばかり考えすぎていると、これを言ったら嫌われるんじゃ、これもダメなんじゃ……と、本当の気持ちや本当の自分について話したら嫌われてしまうんじゃないかと思い、嫌われなさそうな範囲で、つるっとしたことばかり言ってしまう。そうすると、「この人は何を考えているんだろう?」と「嫌われない」だけの、よくわからない人になってしまう。
結局、人の魅力的なところや可愛らしいところは、その人が弱点だと思っているような、思いもしないところにあったりする。
これまで100人の恋愛対象の人と出会って100人ともに嫌われてしまうようなことならさすがにひそめたほうがいいかもしれませんが、そこまでいかない程度だったり、自分だけが「こんなこと言ったら嫌われてしまうんじゃ」と思い込んでいるだけであれば、案外出してみたほうがいいことだってあるかもしれません。「嫌われない」は「好かれる」とはまた別です。
基本的に、恋愛下手な人は「自信がない」からこそ相手に合わせすぎてしまったり、自分の色を消してしまったり……ということが発生しがち。結局のところ相性なので、相性を確認する段階で自分を消しては進むものも進まないこともある。なんだかんだ考えすぎず、素直でいることがいちばん。「なんだかうまくいかない」という方は、自分の行動、振り返ってみてくださいね。(榎本麻衣子)
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