就職活動を始める際に、一番最初に立ちはだかる壁が「就活写真」ですよね。普段のヘアスタイルやメイクとは全く違う就活スタイルに戸惑う人も多いはず。婚活写真ではないし、実物よりも綺麗に写し過ぎるのもどうかと思うし、だからといって地味すぎるのも違う気が…。どんな就活写真を撮るのがいいのでしょうか。
証明写真スタジオ「STUDIO UP」のプロヘアメイク・徳竹和哉さんに、就活写真を撮る際のポイントをお聞きしました。
◆ここさえ押さえれば間違いなし!就活写真のポイント
メイクの濃さや、口紅やアイシャドウの色を気にしがちな就活写真ですが、ヘアメイクの徳竹さんいわく、全体的な印象を左右するのは実は「前髪」と「眉毛」にあるそうです。また、学生がやりがちなNGポイントも教えてもらいました。
(1) 触覚ヘアはNG!“すっきり前髪”で明るい表情に
ついついやってしまいがちなのが、顔の両サイドに髪を出す“触覚ヘア”を作るコト。顔全体が見えて恥ずかしいという気持ちもありますが、両サイドの髪の毛はしっかりとまとめたほうが、顔がはっきりと見えて好印象です。
また、前髪は、目や眉毛にかからないようにスティック型ワックス等でしっかりと分けてあげるのがポイントです。前髪で眉毛が隠れてしまうと、表情が分からずに暗い雰囲気になってしまいます。
(2)“アーチ眉”で表情豊かに
並行眉やふわ眉がトレンドですが、就活の際におすすめなのはアーチ眉。アーチ眉は、女性らしく柔らかな印象を与えることができます。眉尻を山なりにするのがポイントです。また、長さが短めな方は幼く見えてしまうので、ペンシル等で書き足しましょう。黒髪に合わせて眉毛まで黒くしてしまうと、重たい印象をあたえてしまうので、アイブロウの色は黒ではなく肌なじみのいいこげ茶等がおすすめです。
【番外編】証明写真にまつわる学生がやりがちなNGポイント
Q.二重のり・二重テープはOK?
「写真に写りこんでしまうほど不自然な場合は、二重系化粧品はやめた方が無難です」
Q.カラーコンタクトはしない方がいいですか?
「カラーコンタクトは、目立つ・目立たないに限らずつけないのが基本です。目立ちにくいものでも控えたほうが良いでしょう」
Q.まつ毛エクステをしているのですが、取るべきですか?
「まつ毛エクステは、華やかな演出をする装飾品ですので、面接には適さないので要注意です。証明写真では自然な範囲であればつけていてNGということはありませんが、派手になりすぎないように注意しましょう」
Q.前髪をヘアピンで止めるのはいいですか?
「ヘアピンは基本的には見えないことが前提です。前髪を流してとめるときも、目立たないようこめかみ近くの髪の中に隠すようにして使いましょう」
Q.髪の色は真っ黒にした方がいいのでしょうか?
「就活だからといって真っ黒にしなければいけないわけではありません。最近では自然なこげ茶など、ナチュラルなヘアカラーの人も増えています」
就活において、第一印象を残す証明写真はとっても大切ですよね。メイクや髪形から気を付けて、面接官に好印象を残せる写真を撮りましょう!(松本美保)
Hairdesign & Makeup jetcity
KAZ(徳竹和哉)さん
就活、エアライン用、受験用、一般証明写真など、幅広いジャンルに合わせて証明写真を撮影。
協力/証明写真スタジオ STUDIO UP(スタジオアップ)
情報提供/株式会社ウテナ
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