師走もラストスパート! 忙殺されているうちにいつのまにか1年が幕を閉じる……という方も多いのではないでしょうか。
忙しいときに疲れとともにやってくる、もしくは忙しさがパタッと止んだタイミングでやってきがちなのが、そう、風邪。
なんかちょっと喉が痛い気がする、鼻水が出る気がする、寒気がする……など、人によって風邪の引き始めの症状は異なりますが、いずれにしてもとっとと治してしまったほうがいいのは事実。
というわけで、みんながやってる「風邪の引き始めに効くと思う対策」を女性100名に調査しました。風邪ぎみの皆さん、取り入れてみてはいかがでしょうか?
◆基本中の基本「よく寝る」!
「よく寝る!」(回答超多数)
「あまり長湯をしないようにして、あたたかくして早めに寝る」(?歳・会社員)
「とにかく、難しいことを考えないでたくさん寝る」(22歳・学生)
「汗をかくくらいあたたかくして寝る!」(29歳・会社員)
全体の6割が回答したのは「とにかくよく寝る」。基本中の基本です。
どんなに栄養をとっても、休養の基本「睡眠」ができていなければ、意味なし!
どうしても今日じゅうにやらなければいけない仕事……があったらしょうがないかもしれませんが、体調が良くないときに無理するとかえって長引き、結果的にさらに良くない結果になりがちです。
風邪の引き始めは無理せず、早く帰ってしっかりと寝ましょう。
◆こんなものを飲んだり食べたり
「ビタミンを多く取ってしっかり睡眠をとる。はちみつしょうがレモンをお湯で割ったものを飲む」(23歳・会社員)
「のどが痛かったらうがいして、はちみつをなめる」(33歳・会社員)
「からいものなど刺激物を避け、ビタミンをとる。あたたかいはちみつレモンやハニージンジャーを飲んで、マスクをつけて、喉を保湿」(?歳・会社員)
「手洗いうがいを普段より入念にして、水分をとって、乾燥を避ける」(?歳・会社員)
「しょうが甘酒を作って飲む。ネギたっぷり味噌汁を食べる! そしてマスクして寝る」(23歳・会社員)
「にんにくとしょうがと長ネギをたっぷりと入れた、鶏の手羽元スープを作って食べる」(25歳・会社員)
多かったのは「ビタミン」「はちみつ」「しょうが」「長ネギ」などの回答。確かにどれも体に良さそう……。喉が痛いときってはちみつをなめると調子が良くなることって結構ありますよね。このあたりのものを取り入れてみるのは良さそう。
◆ドラッグストアで売っていそうなものを味方に
「葛根湯を飲む」(回答多数)
「マヌカハニーののど飴をなめる」(28歳・会社員)
「ちょっと高めの栄養剤を飲む!」(29歳・会社員)
「最寄りのドラッグストアに行って、薬剤師さんっぽい人に風邪に効く栄養ドリンクをおすすめしてもらって飲んでみる。前に1000円くらいの栄養ドリンクを勧められて飲んですぐ寝たら翌日ほとんど治りました」
風邪の引き始めにいいとされるなじみ深い漢方薬、「葛根湯」をとりあえず飲む、という方はかなり多い結果に(私も会社のデスクに常備しています……)。
また「いつもより2段階くらい高い栄養ドリンクを飲んでみる」など、困ったときの神頼みならぬ高級栄養ドリンク頼みの方々は結構いるようです。
◆とりあえずあったまる
「体をあたためる」(回答多数)
「熱めのお風呂につかる」(33歳・会社員)
「ゆたんぽで暖をとる」(24歳・学生)
全体の3割以上の人が「とりあえず体をあったかくする」と回答しました。そもそも「風邪を引いたら熱が出る」も体温を上げることでウイルスなどと戦っているわけですから、あったかくして寝るに越したことはありません。
ただ、熱が出ていてしんどく、寝苦しい場合は氷枕や冷えピタなど「冷やす」アイテムに頼る方もいるようです。
ただでさえ多忙な時期に、インフルエンザの流行や寒波襲来による天候の荒れなどさまざまな要因が重なって体調を崩しやすい時期。「風邪かな……?」と思ったら是非試してみてくださいね。(後藤香織)
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