「オケージョン」の意味とは?【おすすめコーデ36選】|トレンド感のあるパーティーや会食の服装

オケージョンのおすすめコーデを大特集

ファッション用語である「オケージョン」という言葉を耳にしたことはありませんか? パーティや結婚式をイメージしてはみるものの、そもそも「オケージョン」って何?と、意味があいまいな人もいますよね。そこで、今回はファッション用語になっている「オケージョン」について、着こなしや意味を解説します!

オケージョンとは?

オケージョンレディースファッション

オケージョンとは英語でOccasion、いわゆるTPO【T(time)時間・P(place)場所・O(occasion)場合】の「O」のこと。TPOは、

T:いつ?(時間)

P:どこで?(場所)

O:どういった内容?(場合)

ということを踏まえて、行動や服装をわきまえる、という意味合いがあるのですが、日本での“O(場合)”は

「特別な行事や儀式 = 冠婚葬祭やイベント」

を意味することがほとんど。直訳せず、結婚式やパーティー、入学式など、特別感のある行事をひっくるめて「オケージョン」と呼んでいます。オケージョンと呼ばれるものは、ドレスやセットアップなどの正装を中心とした華やかなアイテムに使われることが多数。

昔に比べて正装の幅やファッションが多様化してきたとはいえ、やはりTPOにふさわしい装いを考えるのは大切なマナーです。いつ、どんな場所での「儀式」かを考えて、洋服を選んでみましょう。

教えてくれたのは……

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オケージョンコーデにおすすめなアイテム

■上品ツイードでコーデを格上げ

オケージョンレディースファッション

旬のツイードを取り入れると、コーデにぐっと特別感が増すのでおすすめ。同色ボトムとセットアップで堅めに着たり、カジュアルなパーティであればデニム合わせでこなれ感を足すのも上級者!

■シアー素材やレースインナーが品良く映える

オケージョンレディースファッション

トレンドのシアー素材やレース、フリルなどディテールにこだわりのあるデザインも着映え度大。華やかなシーンにぴったりなので1枚あると便利です。甘めなデザインでも、黒やグレーなどモノトーンのアイテムならトライしやすい♡

■パール系のバッグやアクセサリー

オケージョンレディースファッション

女っぽさを引き立てるパールは、コーデを上品&華やかに格上げできるアイテム。クラシカルブームの今、トレンド感も演出できます。

■ゴールドやシルバーのアクセサリー

シンプルな着こなしなら、指輪やピアス、ネックレスなどアクセサリーで華やかさを出すのもおすすめ。

オケージョンコーデのポイント

オケージョンレディースファッション

  1. いつ、どんな場所での「予定」なのかを考えて、洋服を選ぶ
  2. レースやツイードなどディテールに特別感のあるアイテムがおすすめ
  3. シンプルコーデにはゴールドやパールを取り入れて華やかさをプラス

【ワンピース編】オケージョンコーデ

【1】デコラティブなデザインでも黒ならモード

自分に合うものを見つけたら生活の質も気分も上がった気がします『20代の頃は色んなものが欲しかったしプチプラも大好きで、欲しいと思ったものを欲望のまま買って満足していました。当時はそれでよかったけど、今振り返ると、服はたくさんあるはずなのになぜか毎日着るものがないと思ってしまったり、結局一度しか使わなかったりするものに囲まれていた気がします。でも結婚したり、会社を立ち上げたり、精神的にも落ち着いたり…と、年齢を重ねるにつれてそれに見合ういいものを身につけたくなったし、いいものを長く使いたいなと思うようになりました。もっと早く気づいていれば…と思ったけど、20代にたくさん色んなものを見てきたからこそ今自分に必要なものだけを見極められているので、決してムダではなかったはず。そのおかげで今は欲しいものもかなり吟味して買うようになりました。常に自分のお気に入りだけに囲まれ、身につけているので、生活も心も豊かになった気がします。今回は、そんな中からこの先も使いたいと思っているものを厳選してご紹介します!』

大人っぽくて品のある黒のフォーマルドレスは、友人の結婚式や大切な食事会に活躍! 胸元のパールや袖のフリル、丸いシルエットなど細部のこだわりがポイントです。

CanCam2023年11月号より 撮影/吉田 崇 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/田中陽子 モデル/まい(本誌専属) 構成/田中涼子

【2】ベージュワンピをゴールドアクセサリーで華やかに盛って

きれいめシルエットのベージュワンピースは、コートとジャケットのいいとこどりアウターを投入して秋っぽく。バッグは白のボア素材で抜け感&季節感を意識。

CanCam2023年11月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【3】タイトなワンピースでボディラインを美しく見せる

Q.気になるボディラインをカバーしたい!(広告代理店勤務・23歳)『A.ホールガーメントワンピと、ボディシェイプガードルが頼れる! ニットワンピを着るときに、私もお腹~ヒップのラインが気になり補整ガードルをはいたら、ビフォアフの歴然の差にビックリ。それ以来欠かせません! トレンドのホールガーメントは、ボディラインをカモフラージュする立体シルエットで、ごはんをたくさん食べる日にも安心♪』

ボディラインをきれいに魅せてくれるニットワンピースなら一枚で華のあるムードに♡ ポインテッドのショートブーツと小ぶりの白バッグを合わせてさらに女っぽく着こなして。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【4】ワンピ×ジャケットの会食コーデが大人見え

Q.ニットワンピを、平日きちんと↔休日カジュアルでおしゃれに着回したいんです!(美容関係勤務・26歳)『A.ジャケット合わせで辛口に、旬小物でリラクシーに、と変化をつけて! 今季豊作な裾に向かってすとんと落ちるⅠラインニットワンピは、ONシーンにもふさわしいきちんと感も出て、着回しもしやすいんです。合わせるアイテムの色を選ばず、かつ上品きれいな印象のベージュがオススメ!』

べージュのニットワンピース×ブラウンジャケットの今っぽフェミニン。ジャケットの上から太ベルトをキュッと締めるひと手間で、洒落感と同時にメリハリも生まれます。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【5】フェミニンなミニ丈ワンピを黒バッグで引き締める

Q.骨格タイプ別にいちばん似合う、トレンドの1枚を知りたいです!(コンサルティング会社勤務・25歳)『A.ナチュラルさんはモードめ、ウェーブさんはミニ丈、ストレートさんはV開きのきれいめがイチオシ! ニットワンピを買うとき、「自分の骨格に合うのか?」で悩むという恵比寿女子が多いみたい。上級デザインも無理なく着こなせるナチュラル、大人かわいいディテールが似合うウェーブ、すっきり見え重視のストレートと、タイプ別のポイントを押さえれば間違いナシ! さらに小物選びにもこだわれば、美人度UP確実です。』

ちょっぴり甘さが欲しい日は、丈感もディテールも女のコらしい雰囲気がかわいい膝丈ワンピースをチョイス。リボンやふんわりスリーブなど盛れるデザインで旬のムードに。アクセントになるチェーンバッグは小ぶりサイズが好バランス。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【6】ブラックの引き算コーデで特別感たっぷりに

Q.女子会ウケしそうなニットワンピの着こなし、教えて〜!(化粧品メーカー勤務・22歳)『A.レイヤードテクでちょいモードに攻めて! さらっとシンプルなコーデにまとまってしまいがちなニットワンピに、キャッチーなビスチェやジレを足すことで一気にあか抜け。鮮度爆上げで女子会にちょうどいいテンションになりますよ! 甘さより大人っぽさを意識するのもポイント。』

体に沿うシルエットのニットワンピとシアータートルは、あえて黒でまとめてアクセも最小限にするのがポイント。引き算コーデもブラックなら特別感たっぷりな仕上がりで品のよさもアピールできます。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【7】きれいめ小物でレースワンピースを上品に

Q.正直モテたい日。 コレを着ていれば間違いないというニットワンピが知りたい!(化粧品メーカー勤務・22歳)『A. ほんのり肌見せ×メリハリシルエットの肌見せワンピが最強! ワンピと肌見せはセット! というくらい、この秋も肌見せニットワンピが大豊作。コーデに悩まず即モテ感を出せる有効アイテムですが、チラ見えの加減や控えめな面積が大切! ワンピ自体のシルエットも、ウエストシェイプや裾に向かってストンと落ちるⅠラインなど、大人見えするものを選んで。』

コットンレースからの透け肌が色っぽいワンピースは、スタンドカラーや長めのニットカフスなどモードなデザインで色気と洒落感を両立。ブラウン系のバッグやゴールドの靴など同系色でまとめると大人っぽく着こなせます。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【8】リブニットワンピ×ベージュパンプスで美脚度UP

Q.正直モテたい日。 コレを着ていれば間違いないというニットワンピが知りたい!(化粧品メーカー勤務・22歳)『A. ほんのり肌見せ×メリハリシルエットの肌見せワンピが最強! ワンピと肌見せはセット! というくらい、この秋も肌見せニットワンピが大豊作。コーデに悩まず即モテ感を出せる有効アイテムですが、チラ見えの加減や控えめな面積が大切! ワンピ自体のシルエットも、ウエストシェイプや裾に向かってストンと落ちるⅠラインなど、大人見えするものを選んで。』

チョーカーデザインや胸元のクロスが効いて、着席シーンでも上半身映えが叶うリブニットワンピース。縦シルエットが強調されるリブ素材+ヌーディなベージュパンプスですっきり見えも脚長効果も狙えます。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子、川口里那

【9】クラシカルなフレアワンピにジャケットできちんと感を

そのほか、個人的に気になっている、偏愛トレンドキーワードを教えて!

オードリー・ヘップバーンを思わせるクラシカルなフィット&フレアワンピが今季のトレンド。ふわっと広がるシルエットにジャケットを合わせることで大人なムードが高まります。足元はショート丈のブーツ合わせで季節感も。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【10】ニットワンピをゴールドアクセでリッチに仕上げて

ワンショルダーのカッティングが潔いワンピースは、洗練されたシンプルさが色っぽさを引き立てるポイント。繊細いチェーンが揺れるチョーカーネックレスをONすれば、さらに奥行きのあるコーディネートに。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/美舟(SIGNO) モデル/中条あやみ(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/佐藤彩花

【11】美人見えする袖コンワンピースで華やかに

dazzlinの“ケープ付きドッキングワンピース”『気温を読むのが難しい季節の変わり目に着映える1枚が手元にあれば…なおかつそれが2wayなら…着るものに悩みがちなこの時期のコーディネートが一気に解決!ガーリー派が絶大な信頼を置くdazzlinで見つけたのは、躍動感のある袖のフリルとピタッと体に沿うようなシルエットのギャップが目をひくワンピース。肌見せ具合、フィット感が絶妙なバランスで、1枚で程よくヘルシーな色気が手に入ります♡ラッフルケープをつけると一気にクラシカルムードに変化するから、同じワンピでもまったく違う印象に変身。シアーな袖付きで、季節ブリッジにもぴったり♪』

体のラインを拾いすぎず、シルエット美人に着こなせるニットワンピはシースルーの袖やカーヴィなシルエットが華やか。グレージュの小物で大人っぽくまとめると、ディテールの甘さが中和されて落ち着いたオケージョン仕様に。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 構成/佐藤彩花

【12】ブラウスから透ける肌が女っぽさを後押し

ワンピの上に重ねたチュールブラウスから透ける肌が、女っぽさを後押し♡ シアーチュールとニットワンピースの異素材ミックスだと、黒×黒でものっぺり見えずバランスよく着こなせます。

CanCam2023年9月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/中条あやみ(本誌専属) 構成/岩附永子

【13】オフショルやタイトシルエットでピンクを大人に

オフショル、裾のハイスリット、体に沿ったシルエットという大人ムードで、甘いピンクに色気が漂う1着。ベージュのサンダルをなじませつつ、バッグは華のあるゴールドで印象まで明るく。

CanCam2023年8月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【14】チェーンバッグと白パンプスで花柄ワンピがレディに

脱・無難に目立ちたいリゾートウェディングなら?『例えばこんなシーン● 海外でのリゾートウエディング ● 開放感のあるガーデン挙式 強い日差しに負けない鮮やかなカラーや大きめの柄、涼しげな素材感が狙い目。いつもよりも少し派手さを意識して、リゾートならではの明るくハッピーな空間に華を添えて♪』

大人っぽく着映える、黒ベースのシックな花柄ワンピース。クラシカルなチェーンバッグと白パンプスでレディなムードを醸すと品よく美人に仕上がります。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【15】黒のエナメルパンプスで淡ブルーを大人っぽく♡

脱・無難に目立ちたいリゾートウェディングなら?『例えばこんなシーン● 海外でのリゾートウエディング ● 開放感のあるガーデン挙式 強い日差しに負けない鮮やかなカラーや大きめの柄、涼しげな素材感が狙い目。いつもよりも少し派手さを意識して、リゾートならではの明るくハッピーな空間に華を添えて♪』

品のある華やかさを添えるなら淡色のふんわりワンピースをチョイス。着映えるメリハリシルエットはウエストを絞ったXラインがポイント。黒のエナメル靴でコーデを締めると、淡いカラーが大人っぽく仕上がります。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【16】シアーや総レースはロング丈で大人なムードに

脱・無難に目立ちたいリゾートウェディングなら?『例えばこんなシーン● 海外でのリゾートウエディング ● 開放感のあるガーデン挙式 強い日差しに負けない鮮やかなカラーや大きめの柄、涼しげな素材感が狙い目。いつもよりも少し派手さを意識して、リゾートならではの明るくハッピーな空間に華を添えて♪』

シアーな生地や総レースのワンピースはロング丈で上品に取り入れるのが大人向け。ゴールドのバッグをなじませつつ、靴はヌーディーなデザインですっきりと。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【17】デートにもオケージョンにも使えるハイネックワンピース

程よくラフにこなれたいレストランウエディングなら?『例えばこんなシーン● アットホームな ゲストハウスウエディング● 1.5次会or2次会 一軒家やレストランを貸し切りにした自由度高めのウエディングは、今どきのエッセンスを取り入れたスタイルで臨みたい。大げさにならない、ほんのり力を抜いて着こなせるお呼ばれ服がGOOD。』

ピタッとしすぎずふんわり広がる抜け感ワンピは、大人見えするハイネックデザインが推し。オケージョンのほかデートにも使えるので1着持っていると何かと便利。爽やかな色合いのワンピは、小物を黒でキリッとまとめてシャープさをプラスして。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【18】上品なパール小物をちりばめておしゃれ度をUP

程よくラフにこなれたいレストランウエディングなら?『例えばこんなシーン● アットホームな ゲストハウスウエディング● 1.5次会or2次会 一軒家やレストランを貸し切りにした自由度高めのウエディングは、今どきのエッセンスを取り入れたスタイルで臨みたい。大げさにならない、ほんのり力を抜いて着こなせるお呼ばれ服がGOOD。』

シェイプされたウエストとハーフスリーブの女性らしいディテールが、女っぽい佇まいを叶えてくれるセットアップ。ふんわりと軽やかなレーススカートも優しげで好印象。華やかで品のよいパール小物をちりばめれば、おしゃれ度が上がります。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【スカート編】オケージョンコーデ

【1】鮮やかカラーはボトムでさりげなく取り入れて

深みのあるこっくりレッドはクラシカルに振り切ってドラマティックに『主役級レッドは、往年のシネマ女優のような、王道できれいめのコーデに落とし込むのが正解!印象が強い色なので、ブラウンやネイビーなどと合わせたコントラストをつけすぎない、やわらかな着こなしが気分。』

チェック柄ジャケット×タイトスカートのきちんとコーデには、主役カラーの赤でクラシカルなアクセントをON! 足さばきのいい前スリットなら、動きやすさも女らしさも両立できます。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 構成/浜田麻衣

【2】フレアスカートとタイトニットのメリハリコーデ

シネマ女優みたいなNEOクラシックでレディ気分に『レトロ映画でヒロインがまとっているような、タートルニット×フレアスカートをお手本に♡華ディテールや小物で今の気分を加えると、クラシカルながらも〝攻め〟なきれいめ感が手に入る!』

クチュール感のある映えフレアスカートを端正なタートルニットで凛と、美人に。ボディラインに程よく沿うタートルニットでエレガントにまとめつつ、シアーソックスやカゴバッグで旬な遊びをプラスすればコンサバすぎない絶妙バランスが完成。

CanCam2023年11月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【3】質感の違う白を合わせるオールホワイトの着こなし

WHITE×Ecru 着映えるアイテムでほぼ白ワントーン にメリハリを『「キレのよい女っぽさが手に入る」と人気の白ワントーンは、温かみのあるエクリュで奥行きを出しつつ、構築的なシルエットや素材感のあるアイテムでパンチを加えるのが最旬♡鮮度よく仕上がるうえに、白一色のぼんやり見えも回避!』

ピュアなオール白の着こなしは、×ジレでシャープに引き締めるのが正解。インナーに重ねるニットや小物を質感が異なる白で統一して、色気たっぷりに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【4】ジャケットを羽織る大人かわいいスカートコーデ

WHITE×Ecru 着映えるアイテムでほぼ白ワントーン にメリハリを『「キレのよい女っぽさが手に入る」と人気の白ワントーンは、温かみのあるエクリュで奥行きを出しつつ、構築的なシルエットや素材感のあるアイテムでパンチを加えるのが最旬♡鮮度よく仕上がるうえに、白一色のぼんやり見えも回避!』

ふわふわとしたフラッグヤーンが目を引く大人かわいいスカートは、優美に広がるフレアシルエットでエレガントに着られるところもポイント。清潔感のあるTシャツやリネンジャケットでほんのりヘルシーに、が旬の着こなし方。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【5】きれい色アイテムが映えるスカートセットアップ

旬色グレー×スモーキーパステル『〝グレー=地味〟なイメージを払拭する、洗練されたグレーアイテムがバリエ豊富に登場! おなじみのくすみパステルに合わせると、更新感のあるオトナきれいなイメージが即叶う!』

チャコールグレーとブルーのピリッとハンサムな色合わせ♡ ちょっぴり濃いめグレーのジャケットセットアップをダスティブルーのワンショルタンクでモードに振ると、スタイリッシュでかっこいい女性像に。バッグでブルーをリフレインして、全体の統一感も意識。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【6】アイシー配色が爽やかなきれいめカジュアル

ジャケット感覚でプラスON !ベルテッドジレ『コーデにモード感が加わって美人見えが狙えるジレは恵比寿女子にぴったりな〝ちょいはお〟アウター。セットの共布ベルトでウエストマークをして、スタイルアップも同時に叶えて♡』

アイシー配色で颯爽ときめた、軽やか&きれいめカジュアル。おすすめなミントジレに清涼感のあるシルバーニットを仕込むことで、きれいなお姉さんムードが高まります。ベルトはラフな固結びにすると、まじめすぎず洒落たムードに。

CanCam2023年7月号より 撮影/山根悠太郎(TRON) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【7】ジレセットアップで大人の余裕溢れる旬コーデに

程よくラフにこなれたいレストランウエディングなら?『例えばこんなシーン● アットホームな ゲストハウスウエディング● 1.5次会or2次会 一軒家やレストランを貸し切りにした自由度高めのウエディングは、今どきのエッセンスを取り入れたスタイルで臨みたい。大げさにならない、ほんのり力を抜いて着こなせるお呼ばれ服がGOOD。』

キレのいいジレセットアップで大人っぽいトレンドコーデが完成。軽やかさがありながらパーティ感も出せるセットアップは、インナーにピタッとしないシアートップスを仕込んで肌見せを控えめに。小物は黒で引き締めるときちんと感がアップします。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【8】歩く姿も美しく見えるマーメイドスカートコーデ

親友とのホテルランチは、揺れ映えスカートをちょっぴりモードにまといたい♡『いつもよりおめかししたい日は    甘辛MIXで華やかさを加速』

揺れて映えるスカートでちょっぴり大人なかっこいい色気を演出。丈の長さが前後で異なるフィッシュテールスカートも今年の注目株。コンパクトな黒トップスでさらに色っぽくドラマティックに着こなして。

CanCam2023年6月号より 撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/生見愛瑠(本誌専属) 構成/岩附永子、山下 樹

【9】クラシカルなブラウスが主役の大人モノトーン

表情豊かな素材感でモノトーンでも華やか『archives ジャガードマーメイド』

透け感のあるブラウスを黒のロングスカートにすっきりIN。スカートのジャカード素材やシアーブラウスのフリルで、遠目からでも接近しても印象深い、オトナきれいなモノトーンコーデがきまります。

CanCam2023年5月号より 撮影/菊地泰久(vale.) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) モデル/加藤史帆(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【パンツ編】オケージョンコーデ

【1】インナーや小物の黒で白コーデにメリハリを

おなじみ黒タートルを差し色感覚で仕込んでコーデを引き締め『定番・黒タートルニットの可能性を広げるなら、受け皿ではなく、効かせアイテムとして考えてみて♡アクセントを加えるように小面積でのぞかせると、着こなしにメリハリを作る立役者に!』

フリルブラウスに黒タートルニットをINしたモノトーンコーデ。タートルニットと小物で効かせた黒がホワイトスタイルに品格をプラス。マネしたいのは、くしゅっとさせた首元や袖口から見えるニットの着こなし。白のクリーンさも一層引き立ち、上級者な雰囲気が叶います。

CanCam2023年11月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【2】オーバーサイズジャケットで大人の洗練スタイル

ダブルブレストジャケット『夏から秋、そして冬へ、季節のつなぎ目に役立つジャケットは絶対買い! ばさっとはおれるメンズライクなダブルブレストに肩パッド入りで、今年らしいこなれ感のあるフォルムに更新して。』

千鳥格子柄のジャケットは大人の洗練スタイルに必須! やわらかい素材でゆるっとはおれるリラックス感も今年らしいポイントに。ワンショルダートップス×レザーパンツのキレのいいコーデにはおって、スタイリッシュに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/浜田麻衣

【3】ツイードジレでオールホワイトの華やぎをUP

WHITE×Ecru 着映えるアイテムでほぼ白ワントーン にメリハリを『「キレのよい女っぽさが手に入る」と人気の白ワントーンは、温かみのあるエクリュで奥行きを出しつつ、構築的なシルエットや素材感のあるアイテムでパンチを加えるのが最旬♡鮮度よく仕上がるうえに、白一色のぼんやり見えも回避!』

品もトレンドも狙える白ワントーンは、表情豊かなツイードジレで洗練見えも華やぎもGET。どこか甘さのある白ジレは、ドロストパンツで程よくラフに着くずすのが正解。シアーなタートルニットを重ねて軽やかに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山木晴菜

【4】シャープな黒小物でベージュにメリハリを効かせて

テーラードがもたらすきちんと感と上品なモカ色が大人っぽいオールインワン。ワイドパンツはモードな雰囲気に加えて、下半身のラインをひろわないのがうれしいポイント。ベルトとバーサンダルの黒が引き締め役となって、ベージュののっぺり感も回避できます。

CanCam2023年8月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/トラウデン直美(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【5】ベルトマークの簡単テクがスタイルアップに効果的

程よくラフにこなれたいレストランウエディングなら?『例えばこんなシーン● アットホームな ゲストハウスウエディング● 1.5次会or2次会 一軒家やレストランを貸し切りにした自由度高めのウエディングは、今どきのエッセンスを取り入れたスタイルで臨みたい。大げさにならない、ほんのり力を抜いて着こなせるお呼ばれ服がGOOD。』

ハンサムなジャンプスーツはVネックタイプを選んで、鎖骨をチラッと見せれば女っぽさも◎。ベルトでウエストマークする簡単テクもスタイルアップに効果あり♡ シューズにはキラッと輝くゴールドカラーを合わせて華やかさもプラスして。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【6】爽やかなブルー×上品なセットアップで好感度高く♡

程よくラフにこなれたいレストランウエディングなら?『例えばこんなシーン● アットホームな ゲストハウスウエディング● 1.5次会or2次会 一軒家やレストランを貸し切りにした自由度高めのウエディングは、今どきのエッセンスを取り入れたスタイルで臨みたい。大げさにならない、ほんのり力を抜いて着こなせるお呼ばれ服がGOOD。』

爽やかなブルー×上品なセットアップで誰からも愛されるオーラを味方に。愛らしいペプラムデザインのトップスは、気になるヒップが隠せる絶妙な丈感。パンツは裾に向かって細くなるテーパードで、美脚効果も期待できます。

CanCam2023年6月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【7】ミント×白で清潔感のあるセットアップコーデに

涼しげな見た目で季節感も先取り!クリアMIXサンダル『春夏のおしゃれ気分がグッと高まるクリア素材♡ 素肌を感じさせる涼しげなデザインは、女っぽくもカジュアルにも着回し自在!』

くすみミント×白の爽やか配色。通勤にも活躍するジレ×フレアパンツのセットアップは、足元でトレンド感をもうひと盛り。涼しげなクリアサンダルで足元をブラッシュアップするとコーデの洗練度も高まります。

CanCam2023年6月号より 撮影/水野美隆 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属)構成/手塚明菜

【8】ストライプジャケット×白パンツのマニッシュスタイル

ストライプジャケットに白パンツを合わせた、マニッシュで上品なきれいめスタイル。スカーフやボールチェーンのシルバーネックレスなど、モダンな小物使いでメリハリを効かせるとよりお洒落っぽくまとまります。ウエストに太めのベルトをONすると腰位置が高く見えて美スタイルも◎。

CanCam2023年5月号より 撮影/松岡一哲 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/小嶋明恵、手塚明菜、西村真樹

【9】シアーブラウスなら黒でも軽やか&レディな印象に

甘ブラウス×カジュアルパンツ『フリルや透けなど、大好きなフェミニンブラウスはディテールがさらにかわいく盛られてモードな甘さに進化!カジュアルパンツと合わせて甘さを調整しつつ、ラフにかっこよく着こなすのが今の気分♡』

フリル&シアーな黒ブラウスでナチュラルなリネンパンツに色気をON。腕だけ透けるセンシュアルなシアー感が、重くなりがちなモノトーンコーデを軽やかに魅せてくれます。差し色にグリーンのバッグを投入したコントラスト強めの配色で、女らしいかっこよさを後押しして。

CanCam2023年4月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/林 由香里 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/手塚明菜

オケージョンスタイルは日々進化中!

以前までは、「オケージョン」を意識すると、全身をきれいめアイテムだけでまとめたり、パーティ感の強いファッションを選びがちでしたが、最近は程よいラフさを忍ばせたトレンドコーデが主流に。パーティや会食の雰囲気に合った服装を選ぶことが大前提ですが、アクセサリーを控えめにシルエットのきれいなワンピースを着たり、カチッとしたジャケットや華やかなブラウスにあえてデニムを合わせたり、ちょっとした抜け感やハズしを効かせて今っぽいオケージョンスタイルを楽しんでくださいね!