やらかした…!結婚式に着ていく「お呼ばれ服」失敗エピソード

「結婚式をすることになりました!」

そんな連絡を友人や知人から受けた時、「おめでとう」という気持ちと同時に、ふと気になるのが結婚式に参列する際のドレス。普段とは違い、何を重視して選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか?フォーマルな場であり、新郎新婦の晴れ舞台でもあるので、失敗はなるべき避けたいですよね。

そこで、日本トレンドリサーチとDRENiが友人や知人の結婚式・披露宴に参加したことがある40代以下の女性164名を対象に行った、「ドレス選びについての失敗」に関するアンケート結果を紹介します!

 

■62.2%が「デザイン」重視!お呼ばれドレスのポイント

友人や知人の結婚式・披露宴に着ていくドレスを選ぶ際、もっとも重視しているポイントを聞いたころ、「デザイン」が62.2%と半数以上を占めていました。また、各ポイントで聞いたもっとも重視している理由を、ポイント別に紹介していきます。

 

「デザイン」を重視している理由

  • 被るといけないしかといって派手すぎてもよくないから。(10代)
  • デザインが不格好だと知人の幸せな場にふさわしくない。(20代)
  • 自分に似合っていて場の雰囲気を壊さない服。(20代)
  • 気に入ったデザインのドレスを着たいから。(30代)
  • 派手すぎても地味すぎてもなく、祝うのに相応しい華やかなデザインを着てお祝いしたいから。(20代)
  • 自分に似合うかどうかがポイントだから。(30代)
  • 自分のサイズに合っていて尚且つデザインも好みなものだと、準備するだけでも気分が上がるから。(20代)
  • まわりからあまりずれていると恥ずかしいので。(40代)
  • 主役ではなくともファッションにはこだわりたい。(30代)

お祝いの席ということもあり、「その場の雰囲気を壊したくない」という意見が多数挙がりました。それと同時に、「自分に似合うデザイン」ということも重視されているようです。確かに、自分のテンションも上げたうえで、お祝いしたいですよね。また、結婚式のドレスや装飾など相手がこだわっているからこそ、そこに相応しい姿で参列したいという思いもあるのかもしれません。

 

「色味」を重視している理由

  • 主役は新婦さんなので、目立たない色合いがいいかと思いまして。白は、絶対駄目。(20代)
  • あまり人とかぶりたくないから。(20代)
  • 新婦より控えめな色を選ぶ。(30代)
  • 花嫁とかぶると駄目なので。(40代)

「結婚式に白はNG」それは基本中の基本。しかし、白を避けても色は様々あるので、じゃあ何色を選べばいいのか……と結局悩みがち。花嫁に限らず、「他の参列者と被らないように」という意見もありました。「式の主役は花嫁」そう考えたうえで、あまり目立ちすぎない、控えめな色のドレスを選ぶ方が多いようようです。

 

「価格」を重視している理由

  • 数回しか使用しないため、あまり高いものは買えないから。(20代)
  • 頻繁に着るわけではないのでコスパが大切。(20代)
  • 気に入っても高いと結局買わない、そんなに出番がないし着まわせるものじゃないから。(20代)
  • 安くても高級に見えるか。(30代)

頻繁に着るものではないからこそ、価格を重視するという声も。ただし、単に価格が控えめなものというのではなく、「高級感があるか」という見え方も含めたコスパを考えて選んでいるようです。もちろん、頻繁に着る機会はないけど、「特別な場で着るからこそ、長く切れる良いものを」という考え方で選ぶ方もいるかもしれませんね。また、今は購入に限らず、ネットでドレスを借りることもできるので検討するもありです。

 

「サイズ」を重視している理由

  • サイズが合わないと綺麗に着こなせない。(30代)
  • 自分の体型に合うサイズ。とにかく体型に合わせないとドレスが映えない。(40代)

当たり前ですが、「自分が着る」ということが必須なので、サイズを重視するという回答もありました。せっかく着るのだから綺麗に着こなしたいのは当然思いますよね。なにより、どんなにデザインや色味が良くても、サイズが合っていないとだらしなく見えてしまいます。雰囲気を壊さない、という意味でもサイズは意識した方がよさそうです。

 

■「やってしまった!」25.6%が着ていくドレス選びの失敗あり

友人や知人の結婚式・披露宴に着ていくドレス選びで、「失敗してしまったな」と思った経験はあるか聞いてみました。すると、25.6%の方が、友人や知人の結婚式・披露宴に着ていくドレス選びで「失敗してしまったことがある」と回答。果たして、どのような失敗だったか……具体的な経験談を紹介します。

ドレス選びで「失敗してしまったことがある」どのような失敗だった?

  • 似たような色の人がいっぱい居た。(10代)
  • 初めて出席する時、式の数日前になるまでドレスの準備をしていなくて、ネットで購入することになったのだが、一般的なロングドレスがどれも配達が間に合うものがなく、仕方なく膝上丈で上側がノースリーブ状になった黒いドレスを購入。式当日、振袖を着るとき使用していた白いファーを首に巻いて出席したが、案の定周りの女性達は皆ロングドレスで、私1人だけ明らかに浮いてしまい、友人である新婦よりもジロジロ見られて目立ってしまう始末。露出が多いドレスで場に合っていない服装で、式の間は終始顔が赤くなってしまっていた…。(20代)
  • 下着が透けていた。(30代)
  • 久しぶりに着たら、サイズが合わなかった。(40代)
  • 結婚式に出る機会が少なくなってきたので、捨てる前に着ておこうと思ったドレスが着てみると少し若く感じて恥ずかしかった。(20代)
  • 胸を強調しすぎた。(30代)
  • 意外と太って見えた。(30代)
  • 肩のボリュームが大きいデザインを選んでしまった。(20代)
  • 初めて結婚式に参列した際、黒のロングドレスを着て行ったが、少し華やかさに欠けたと思った。(40代)
  • 実際の見た目と着心地が自分には合わなかった。(40代)

デザインの相違やサイズ感がイメージと違ったなど、実際に着てみるまで気付けなかった失敗が多いようです。サイズ感の問題は直前で対応することが難しいので、特に気にして選んだ方がいいのかもしれません。既に持っているという人も、早めにドレスを確認しましょう。

さらに、どうすればその失敗を防げたと思うかも聞いてみました。

どうすればその失敗を防げたと思う?

  • 式の日は充分前から分かっていたため、服装のマナーなど含めてしっかりと早めに調べて、余裕をもって一番気に入ったドレスを選ぶようにすれば良かった。(20代)
  • 試着でもう少し検討すればよかった。(20代)
  • ノリで選ばないこと。(30代)
  • 事前にもう少し試着。(30代)
  • きちんと時間をかけて選べばよかった。(40代)
  • もっと情報収集するべきだった。(40代)

「時間をかけて選ぶべきだった」という声が多数。今はネットでも簡単に購入することは出来ますが、いざ実物を見るとイメージと違ったり、サイズが合わなかったりすることも……。ネット通販で買うにしても、実際に買った人の口コミなど、情報を集めたうえで購入を決める方が失敗も少ないです。やはり実際にドレスを見たり試着したりなどして、自分に合うかどうかある程度時間をかけて見極めた方が良さそうですね。

 

■主役は新郎新婦

「自分に似合うドレス」という声が多く挙がっていました。これは、単に着る自分の気分を上げるというだけでなく、雰囲気を壊さないことにも繋がるのでかなり重要なポイントだと考えられます。また、その「雰囲気を壊したくない」というのも、新郎新婦の式の成功を想っての行動ともとれますよね。なかなか難しいドレス選びですが、デザインや色などをじっくり検討したうえで、「おめでとう!」という気持ちをのせて選んでみてはいかがでしょうか。 (岡美咲)

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引用元/「日本トレンドリサーチDRENi(ドレニ)による調査」 写真/(c)Shutterstock.com