結婚と仕事。
近年は共働き世帯が増えてきていることもあり、天秤にかけるものでもなくなってきていますが、それでも「結婚相手には仕事を辞めてほしい」と考える男性は根強くいるのかもしれません。
そこでCanCam.jpでは、結婚を考えている相手から「結婚したら仕事を辞めてほしい」と言われたらどうする?というアンケートを実施。15歳~33歳の女性100人に答えていただきました! 結果はこちら。
回答はかなりバラけましたが、とはいえ合計すると「辞める」と答えた人が6割を超える結果に。
正直、「ふざけんな!」的な意見がもっと多いのかと思っていたのですが、「結婚が破談になっても仕事を続ける」と答えた人は1割未満に留まりました。そして「その他」の選択肢を模索した人が3割にものぼりました。皆さんがどう考えているのか、順に見ていきましょう。
■「抵抗はあるが辞める」と答えた人の意見
仕事が好きだからできれば辞めたくないが、やっぱり家庭が一番大事なものだから。(25歳 会社員)
養っていける財力があれば(28歳 広告代理店勤務)
できれば仕事はしていたいけど、好きな人に言われたら辞める(21歳 私立大学3年)
しばらくしてから話し合いして復帰するので、とりあえず辞める。(22歳 フリーター)
働きたくなったらまた再就職すればいい!(17歳 高校生)
「経済的な余裕はある前提として…」という前置きをした上で回答してくれた方が多かったです。中には「家庭を守るのは女の役目だと思う」という古風な人も。やはり「結婚と同時に仕事を辞める」という流れは今も残っているようです。
「抵抗なく辞める」と答えた人の意見
専業主婦が夢だから(21歳 国立大3年)
仕事辞めたいし(24歳 会社員)
むしろそうでなきゃ結婚したくない(25歳 会社員)
あとから働きたい欲求が出てきたら相談するけど、まずは家庭に入って彼を支えてあげたい(22歳 専門職)
まだ職場で責任の重いポジションではないので(25歳 会社員)
仕事が嫌な訳ではないけれど、もっと上を目指そうとか目標がある訳でもないから。(26歳 会社員)
「専業主婦が夢」「専業主婦が理想」という答えや、「仕事辞めたい」「仕事嫌いだから」という意見がちらほら。興味深かったのが、「辞める」と回答した人の中には学生と看護師などの専門職の人が比較的多かったこと。また、双方に共通して「また働きたくなったら再就職すればいい」という意見が見られました。学生だと再就職の難しさがイメージしづらく、専門職であれば資格などの関係で一般的な会社員より復職がしやすいということが関係するかもしれません。
逆に言うと、一般的な会社員からは「再就職すればいい」という意見はあまり見られず、再就職の難しさを身に染みて感じているのかな…と推測できました。
■「破談になっても仕事を続ける」と答えた人の意見
相手の給料だけで生活したくない。負担をかけたくない。(26歳 会社員)
自分で働いたお金でないと、ちょっとしたジュースとかアイスとかを買うときに気が引けてしまう(23歳 会社員)
自由にお金を使えない・自分のお金でないと気持ちよく使えないというのは、気になる人にとってはひとつ大きなポイントですよね。
これといった趣味がなくても日々ちょっとした自分のための買い物はしたくなると思いますが、そういったときに後ろめたい気持ちが生まれるのは暮らしにくいかも。
■「その他」と答えた人の意見
私を本当に好きであれば、私のやりたいことや続けたいことも認めてくれると思う(17歳 高校2年)
自分が仕事を続けたい理由を話し、また話し合いたい(18歳 私立大1年)
話し合って、結婚生活に支障のない限りできるだけ続ける!(28歳 事務)
辞めて欲しい理由にもよる。納得いくような理由(異動が命じられてるとか)と、相手の会社が今後をある程度金銭的に保障できるならいいかなとも思う。(25歳 会社員)
早く赤ちゃんを授かって産休育休を利用する(24歳 歯科衛生士)
とにかく1回しっかり話し合いたいという意見が大多数を占めました。
2人の問題なので、自分だけでなく相手との話し合いを経て落としどころを見つけたいというのはもっともな意見です。
今回の回答にあったどのパターンにしろ、大事なのはお互いを尊重しあうこと。それさえできていれば、どのパターンでもお互いに納得のいく結果に落ち着くはずですよね。