社会人の皆さん、仕事で楽したいですよね。
バレないように手を抜いたり、やる気がないと思われてもいい！ 私はダラダラやるぞ！ と開き直る前に、ショートカットを再確認しておきませんか？
ショートカットは、皆さんが楽をするためにPCメーカーが用意してくれているオフィシャルなサボり技。
「やっている仕事は同じはずなのに、あの人ぜんぜんつらそうじゃないな……」という同僚がいるなら、それはおそらくショートカットをひと通り覚えている人。逆に、覚えないまま過ごす時間が長くなるほど損することになりますよ！
そこでこの記事では、日常的に使う頻度の高い超基礎のショートカットをご紹介します。
今回はすべてキーボード左手前の「command（コマンド）」キーともう1つだけキーを押せば使えるシンプルなものに絞りました！
さっそく見ていきましょう。
※WindowのPCをご利用の方は「command」の代わりに「Ctrl（コントロール）」を押してください。
【今さら聞けない！こんなに仕事が楽になる「ショートカット」超基礎編】
【1.入力を効率よく】
command ＆ C = コピー
command ＆ V = ペースト
command ＆ X = 切り取り
command ＆ Z = 元に戻す
まずはこの4つを覚えてしまいましょう！
これだけでも知っていると知らないとでは作業効率が段違いです。
例えば、「さっきAさんに送ったメールと同じ内容のメールをBさんにも送りたい」というときには、メールの文面全体を「command ＆ C」でコピー、「command ＆ V」でペーストすれば、マウスでカチカチ操作するよりずっと楽にメールを作ることができます。
また「切り取り」は、コピーした文章や画像をペーストすると元の場所からなくなる点がコピーとの違い。
その名の通り“切り取る”道具であるハサミと形が似ているからX、と覚えましょう。
そして「command ＆ Z」は、コピーやペーストと比べて意外と使いこなしている人が少ないのですが、使用頻度はとても高いはず。直前に行った作業を取り消すショートカットです。
例えばミスタッチしてしまったとき、残しておくべきファイルをゴミ箱に入れてしまったときなど、一瞬でミスをなかったことにできるのです。
ミスが多い人ほど覚えておくべき技ですよ！
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【2.欲しい情報を素早く見つける】
command ＆ F = 検索
command ＆ H = 置換
こちらも超頻出。
例えば、取引先の人の連絡先がまとめられたExcelから「山田」さんの連絡先を見つけたいときは、「command ＆ F」で出てくる検索窓に「山田」と入れてエンターキーを押せば、Excelの中の「山田」という文字のある場所を順番に表示してくれます。
また、例えば同じ英単語の綴りを何箇所も間違えていた、というときは、「command ＆ H」を使えば一発ですべての綴りを直すことができます！
【3.画面を見やすいサイズに】
command ＆ ＋(プラス) = 拡大
command ＆ －(マイナス) = 縮小
command ＆ ０(ゼロ) = 元に戻す
例えば、字が細かくて読みづらいWordの場合は拡大。閲覧しているサイト全体を見て確認したいことがあれば縮小することで、自分にとってベストな画面サイズで作業することができます。
使う習慣がない人は「そんなに必要なくない？」と思うかもしれませんが、情報がぎっしり書き込まれたExcelや、細かな部分の確認が必要な画像など、これまで目の疲れる作業だったものが途端に楽になるかもしれませんよ。
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今回の超基礎編でご紹介するショートカットキーは以上です。
普段PCでどんな作業をしているにしろ、今回ご紹介したショートカットは必ずどこかで使う機会のあるものかと思います。
「別に覚えなくてもやってこられたし……」というあなたも、「今日はショートカットでできることはすべてショートカットでやる」という日を決めて試してみてはいかがでしょうか。
習慣になってしまうと、今までどれほど不便なやり方をしていたか気づけるはずです。
（霧崎まい）
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