18~45歳の女性(計600名)を対象に行った調査によると、女性の約8割が「デリケートゾーンの不調」を経験しています。
Q.デリケートゾーンの不調を感じたことはありますか?(N=600)
この数字は、バイエル薬品株式会社が行った「女性のデリケートゾーンの不調」に関する意識調査によるもの。世代の異なる600人に女性の76.7%が「感じたことがある」ということがわかったのです。
しかも、不調を感じても、そのまま放置するという人が非常に多いようです。
Q.デリケートゾーンの不調を感じた際、どのように対処しますか?(N=460)
最も多かったのが「病院には行かず、そのまま放置する」(51.5%)です。次いで「病院には行かず、市販のかゆみ止めなどで自力で対処する」という人が35.0%で、「すぐに病院へ行く」という人は少数派(9.6%)にとどまりました。
Q.デリケートゾーンの不調を感じた場合、病名や原因まで把握して治療を行っていますか?(N=460)
当然、デリケートゾーンの不調の原因まで把握して治療を行っていないという人が非常に多く、全体の62.0%が「把握しておらず、治療もしていない」と回答しています。
デリケートゾーンに不調を感じたら「産婦人科」で診察をしてもらうのですが、約7割が「怖い」「恥ずかしい」などの理由から、産婦人科を遠ざけていることも判明。特に、18~22歳は、他の世代に比べ抵抗感が顕著にあらわれていたようです。
Q.妊娠以外の理由で産婦人科に行くことに抵抗がありますか?(N=600)
また、デリケートゾーンの不調といえば、「膣カンジダ症」が有名ですが、女性の65.7%の女性が「知っている」と回答。
膣カンジダ症を知っている女性(394人)に対して、膣カンジダ症の発症原因について質問すると、「体調不良や過労による免疫力の低下」や「常在菌のバランスの乱れ」などの内的要因によっても生じることを「知っていた」と回答する人は56.1%。全体の6割を下回る結果でした。
不調の原因によっては、家族やパートナーにうつしてしまうことも。年末年始の忙しさで、免疫力が低下している場合も多いので、「ちょっとかゆいけど、季節のせいかも」なんてデリケートゾーンの不調をそのまま放置せず、治療はお早めに。(マミコ)
*情報提供:バイエル薬品株式会社
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