朝起きるのがツライ方へ。ラクに早起きするための4つの方法
カレンダー通りのお仕事の方は、今日明日から仕事……という方も多いのではないでしょうか。
年末年始、夜更かししたりいつもより長い時間寝たり……と、睡眠のリズムが狂った人も、否応なしにいつもの朝型生活に戻さねばなりません。
というわけで、朝起きるのがつらい……という方のために、Woman Insightの過去記事から「早起き」にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
Contents
睡眠のプロに聞いた、ぬくぬくおふとんからスパッと起きる方法
睡眠改善インストラクターの視覚を持つ睡眠のプロ、オムロン ヘルスケア株式会社の西口恵さんにうかがった「朝スパッと起きる方法」がコチラ。
太陽を浴びる&朝ごはんを食べる
体を活発に活動させる「交感神経」を働かせるには、太陽の光を浴びることが超重要。SNSチェックの前に太陽の光を見ましょう。そして朝ごはんをしっかり食べることで自律神経が整います。
プチご褒美を用意しておく
「太陽の光を浴びる」以前に、体を起こしてカーテンを開けるのがキツイ……という方に試して欲しいのは、「朝目覚めるのが楽しくなるプチご褒美」を用意すること。美味しいパンを用意したり、大好きなコーヒー店の豆を買っておいたり。それだけで、気持ちはグッと変わるものです。
同じ起床時間を2週間続けると自然と起きられるようになるため、「土日の寝坊」はますます起きられなくなる一方なのでご注意を。まずは2週間、平日も土日も同じ時間に起きる、を心がけましょう。
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そもそも、夜にきちんと眠れていますか?
「朝起きる」と「夜眠る」は直結しています。あなたの「早起きできない理由」、実は夜にありませんか? きちんと眠れていますか?
こちらも睡眠のプロ・西口さんによる「安眠術」をご紹介。
1.リラックス
安眠の何よりの基本は「リラックス」。好きなアロマや音楽を寝室に用意したり、寝具を肌ざわりのいいものにするなど、眠る環境を心地いいもので満たしましょう。
2.体をあたためる
しっかり湯船につかり、体をあたためましょう。血のめぐりがよくなってリラックス効果もありますし、内側からあたためることは深い眠りにつながります。
3.ベッドの上では「寝るだけ」に
スマートフォンや考えごとは「頭が働いてしまう」ので避けたい。どうしても眠れないなら思い切って一度ベッドを出て、やるべきことを片づけましょう。ベッドの上で何度も眠れない……を繰り返すと、「ベッドで眠れない」記憶を体が覚えてしまいます。
4.日中にしておくべきこと
日中に頭と体、両方を「いい感じに疲れさせる」ことが大事です。極力階段を使う、寝る前に軽く筋トレなど簡単な運動を取り入れましょう。また「眠りのホルモン」のモトとなるバナナや、カルシウムを多く含むヨーグルトや牛乳を積極的にとっておくのもオススメ。
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早起きするメリットを知っておく
早起きって「気持ち」が大事です。すごく楽しみな予定がある日って、目覚ましが鳴る前に早く起きてしまいませんか? 毎日がそうなるように、早起きするといいメリットを見てみましょう。
早起きするメリット
まずは朝関連のこと。
- 「ちょっと早い電車に乗ると座れて通勤でへとへとにならない」
- 「忘れ物が減った」
- 「ゆとりがあるのでおいしい朝ごはんを食べるようになって、体の調子がよくなった」
これだけでも早起きする価値がありそうですが、さらに「便秘が解消された」「自分の時間が増える」「朝からすっきり仕事ができるようになった」「イライラしなくなった」「朝に夕食の仕込みができるので、夕食が豪華に」などさまざまなメリットを挙げる声がありました。
早起きするだけでこれらのいいことがあるなんて…しない手はない! と思えます。
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朝の「証明写真」を習慣に
メリットがわかっていても、今までどんなワザを使っても早起きができなかった……という人でも早起きに成功したテクニックが「朝の証明写真」。
会社のデスクでコーヒーの写真をアップする、メイク完了後の写真を送る……など、確実に起きていなければできない証明写真を、誰か第三者に送ることで、他人を巻き込んで早起きを成功させる力技です。
友人やパートナーにお願いして証明写真チェック係になってもらったり、もしくはTwitterやInstagramなどのSNSで毎朝アップすることを習慣にしたり……「自分だけ」じゃどうしても早起きできない人は、人の力を借りましょう。
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【まとめ】
基本は「どんなにつらくとも2週間続ければ習慣になる」こと。最初はきついかもしれませんが、慣れれば朝型の生活は健康にも精神衛生にもよく、毎日のクオリティを上げてくれること間違いなし。
「寝坊しないようにしたい……」という方から、「積極的に朝型生活にしたい!」という方まで、是非覚えておいてくださいね。(後藤香織)