約半数がアリだと答える”国際結婚”。実際どんな苦労があるのか調べてみた

突然ですが、みなさんは”国際結婚”って考えた事ありますか? 私は結構考えた時期がありました。同じ日本人同士でも、考え方や食の好みなど違うのであれば、いっそうのこと文化も食生活も違う外国人と結婚すれば「違って当たり前」からのスタートだから、日本人のように同調を求めず、うまくいくのではないかと思ったのです。ま、実際結婚したのは日本人ですが(笑)。

結婚
(C)IrbisPhoto_shutterstock

トーキョー女子映画部が「国際結婚」についてアンケート調査を実施。

まずは国際結婚に憧れるかを聞いたところ……。

1位 「実際にするかどうかは別として憧れる」55.5%
2位 「憧れはない」39.7%
3位 「絶対に国際結婚したいと思うほど憧れる」4.8%

約半数は”国際結婚”に前向きな姿勢! 今の時代、クラスに1人はハーフの子どもがいたりしますもんね。

では、もし外国人を好きになってしまったら、”国際結婚”という選択枠はあるのでしょうか?

1位 「あり」54.4%
2位 「相手の国や、文化、宗教などによる」41.6%
3位 「なし」4%

約半数以上が「あり」と答えました。確かに、相手の国や、文化、宗教も大切ですよね。毎週日曜日はミサへ出かける、肉は食べないなど、生活環境は絶対違っていることは確実。

実際、国際結婚でどんな苦労があるのでしょうか?

 

では、実際に”国際結婚”をした人たちの苦労したエピソードを紹介します。

■「夫がフランス人で、彼の友人も姉も事実婚なので、彼が結婚したがらないのを説得しました。また日本で手続きをしたのですが、日本人との結婚の何倍も手間がかかったので、離婚は本当に大変だろうなと思います」(40代前半)
■「相手の実家を初めて訪れた時、家庭の味付けが強烈で全く食べられず、ここにうちの両親は連れてこられないと判断。その後、相手の家族からの招待の申し出を、両家で旅行に行くなどしてなんとか乗りきった。このことは未だに誰も話していません」(40代後半)
■「米国海兵と結婚し、グリーンカード(永住権)を取得するために、ふたりの歴史(ふたりで撮った写真や馴れ初めエピソードなど)を国に提出しなければならなかった。また、同じ場所にいたことを証明するために、”カーテンの色は?”などの質問までされた」(20代後半)
■「ウズベキスタンの男性と結婚したが、情勢が危ういのでロシアに避難」(30代前半)
■「親が反対する中、彼が一生懸命に日本語を覚え、親に手紙を書いたり、会いに来て誠実さを伝えてくれた」(40代前半)
■「韓国人と結婚したが、夫が亡くなった場合の保険金受取人が自分ではなく姑だった。日本より母親や父親を大切にするらしい」(20代前半)
■「夫はアメリカ人。私の親は全く英語が話せないので、意思疎通に苦労した」(20代後半)
■「オーストラリア人の夫は几帳面で、結婚するにあたっての行動を箇条書きにして渡された」(50代前半)
■「韓国人の夫と結婚。日本で出産した時に姑が来日。産んで一ヶ月後には姑と一緒に韓国へ。夫といる時間より姑といる時間の方が長い」(30代前半)

やはり”国際結婚”は一筋縄ではいかないよう……。大変な点もありますが、愛情表現の豊かな国の人だったり、子どもがバイリンガルになるのは憧れちゃいますよね。グローバル化が進む今だからこそ、”国際結婚”も視野に入れて婚活するのもアリですね。(あおいあん)

情報提供元:トーキョー女子映画部

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