仲直りしないほうがいい、すぐ別れた方がいい彼氏の傾向

仲直りしないほうがいい、すぐ別れた方がいい彼氏の傾向


すぐに別れたほうがいい彼氏の特徴

 

ケンカした後は仲直りするというのが、通常の人間関係ですよね。でも、中には仲直りせず関係を断ったほうが生産的な場合もあるもの。もちろん、自分に問題がある場合もありますが、相手に原因がある場合…… 特に関係維持が困難なケースもあります。そこで今回は、仲直りしないほうがいい、すぐ別れた方がいい彼氏の傾向をご紹介いたします。

 

 

■自分を受け入れられない自己否定的な彼

自分を受け入れることができない人のほとんどは、他者も受け入れることができないとされます。このような自己否定的な性格を、心理学ではアンビバレンスと言います。これは、ある対象に対して両極端な感情を持ったり、そのような態度を取る性質のことです。例えば、彼女に対して、愛情と憎悪を持ったり、尊敬と軽蔑の気持ちを持つ場合がこれに当たります。この相反する感情を共存するものとして認識できず、どちらか一方を無意識に抑圧して見ないようにしてしまうため、ケンカして仲直りしてもずっと平行線のままなのです。また、DVする男性にもよく見られる性格傾向です。

 

■アクセサリー感覚で恋人と付き合う彼

心理学者ケリル・マクブライドは、「ナルシストとの恋は自身にいい影響を与えないので気をつけた方がいい」と示唆しています。なぜなら、本来恋人に対して向けられるべき愛情が、自分に向かっているからです。そのため彼にとっては、恋人もある意味ファッションのようなもののひとつに過ぎず、自分を飾るための存在でしかありません。そんな彼氏とケンカ後に仲直りしたとしても、相手は罪悪感がない(あなたが悪いと思っている)ため、一方的にあなたの一人相撲で終わってしまうでしょう。

 

■自分を変えようとしない思い込みの強い彼

あなたの周りに頑固な人はいますか? 彼らの多くが自分の感情や考え、やり方にこだわりや執着を持ち、新しいものを受け入れられない、つまり自分を変えようとしないことに気づくはずです。こういった思い込みの激しい性格の彼氏も、ケンカ後関係修復するのは困難だと言えます。思い込みというのは心理的に見ると、現実に対する歪んだ認識なので、現実を生きづらいものにしてしまいます。また、ストレスが強くなるほど、思い込みも激しくなるため、対人関係のトラブルも増えてしまいます。何とかして気づきを与えられるなら、関係を継続することも可能でしょうが、その労力を考えると避けたほうが無難だと言えます。

 

■関係破たん要因に依存性がある彼

人間には多かれ少なかれ、何かの対象に依存してしまう傾向があります。依存とは、何かを必要としており、それなしでは生きていけない状態を表しています。ただ単に熱中していたり、マイブームのように一過性のものならいいのですが、依存となると付き合う上で困難がつきまといます。そしてその対象が、ギャンブル(借金)や浮気といった、関係破たん要因であった場合は、何度指摘しても治らない場合が。ケンカをして、その都度仲直りしたとしても、変わってくれないでしょう。すぐに別れたほうがいいでしょう。

 

 

もしもケンカをしても、自分を省みて成長できたり、同じことが原因でつまずかない相手なら、付き合いを続ける意味はあります。しかし、なかなか人の性格は変わらないもの。よほど努力をしようという意思がなければ、繰り返してしまうものです。結局は、あなた自身がそれを受け入れられるかどうか、ということにかかってくるのですが、関わることで自分がすり減らされてしまうような彼氏なら、早めに手を引くことをお勧めします。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。

 

 

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