女性が「ナルシストだ…」と思ってしまう行動6選
ギリシャ神話に登場するナルキッソスが、水面に映る自分の姿に恋をしたという逸話に由来するナルシシズム。日本ではそのような人のことを「ナルシスト」と呼びます。
自己肯定感が高く、自分に自信があること自体は良いことですが、度を越してしまうとそれが鬱陶しく感じてしまうこともありますよね。
そこで今回は、「あなたの周りにいるナルシスト」について、10~40代女性80名に調査した結果をご紹介します!
ナルシストは男性に多い?
「周りにナルシストだと思う人はいるか」を聞いたところ、「男女ともにいる」が44%、「男性のみいる」が20%、「いない」が36%という結果になりました。「男性のみいる」が20%の一方で、「女性のみいる」は0%という意外な結果に。女性からみると、男性に多くナルシスト傾向がみられるようです。
(ちなみに、男性188名にも同様に「周囲にナルシストな人はいますか?」と調査したところ、「男女ともにいる」42%、「男性のみいる」17%、「女性のみいる」2%、「いない」39%と、女性陣とだいたい同じ結果に。どこの世界でも男性のほうがナルシストは多いのかもしれません)
では、いったいどのような人が「ナルシストだな……」と思われてしまうのでしょうか。「男女ともにいる」と「男性にいる」に分けて見てみましょう!
ナルシストだと思われがちな行動3選
【1】自撮りをSNSに載せる
「自撮りを何個も何個もSNSにあげている人」(21歳・大学生)
「インスタ用の写真を何百枚も撮れと言う人」(21歳・大学生)
圧倒的に多くの支持を集めたのは、「自撮りをSNSに載せる」という声でした。Instagramでは「#selfie」というハッシュタグと一緒に自撮り写真が4億枚以上アップされており、海外では特段非難の対象となることはない自撮りですが、日本ではあまり良くない印象を持たれているようです。こんなところにも国民性が現れているのでしょうか。
【2】自意識過剰
「自分をイケていると思っている人」(40歳・公務員)
「不意に“私って可愛い”のようなことを言ってくる人」(24歳・大学院生)
自分に自信がないのも困りますが、ありすぎるのも悩みもの。自分カワイイ発言を聞いたら、「この人ナルシストなんだな……」と思ってしまいますよね。でも逆に考えてみれば、「すごくポジティブに生きている人」と捉えることもできそうです。
【3】鏡を頻繁に見る
「ガラスや鏡があったら必ず自分の顔を見る人」(26歳・フリーター)
「人と話している時に鏡ばかり見つめている人」(29歳・会社員)
これは当てはまる人も多いのではないでしょうか。トイレの洗面所についている鏡で髪型をチェックするのはもちろん、歩いていてショーウィンドウに移った姿を見るとついつい確認してしまいますよね。しかし、あまりに見すぎるのは危険な模様。誰かと話しているときはしっかり相手の顔を見て話すのはマナーとしても大切です。
ナルシストの男性がする行動 3選
【1】髪の毛をいじる
「鏡でこまめに髪型チェックをする人」(28歳・その他)
「ずっと髪をいじっている人」(22歳・大学生)
みなさんの中学・高校時代、髪の毛をいじりながら先生の話を聞いていて、怒られていた人はいませんでしたか? 人前で髪の毛をいじると相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。オシャレに気をつかう人だからこそかもしれませんが、髪型セットはお手洗いでしてほしいものです。
【2】自慢話が多い
「自分の自慢話しかせず、自分が全てにおいて一番正しいと思っている人」(29歳・契約社員)
「自慢話が多い人」(26歳・会社員)
自慢話は、聞いている方もうんざりしてしまいますよね。「すごいね」と褒めればさらに自慢話は続くし、適当にあしらえば不機嫌になるし、どうすればいいんだ!? となる人も多いのではないでしょうか。
【3】自分のことしか考えていない
「何をしても彼女(妻)は自分を好きでいると勘違いしている人」(35歳・会社員)
「自分目線が多めな人」(23歳・専業主婦)
もはやナルシストというよりは自己中の領域に入りそうですが、「自分のことしか考えていない」人もナルシストと捉えられているようです。逆に言えば、自分の立場からだけではなく、相手の立場に立った行動や発言を心がけていればナルシストになることはなさそうです。
女性に絞ったナルシストの行動はこのアンケートではわかりませんでしたが、「ナルシストの男女がする行動」には多くて「ナルシストの男性がする行動」には少ない意見として「自撮りをSNSにアップする」があがり、これが「ナルシストの女性がする行動」と言えそうです。
「これは確かにナルシストだ! 」という定番の特徴から、意外と見落としがちな特徴まで、さまざまな意見が挙がりました。「自分が嫌い」よりは「好き!」のほうがいいものの、うっかり知らないうちに周囲の人に引かれてしまわないよう、ちょっとだけ気をつけてみてくださいね。(平田真碧)