【実録】1か月で2kg太ったアラサーが反省する「確実に太る生活」リスト
こんにちは。Woman Insight編集部の後藤です。27歳です。
突然ですが、ここ1か月で2kg太りました。焦って、ここ10日ほど食事制限を行い、毎日1時間程度歩いているのですが、500gしか減りませんし、「週イチのご褒美ならいいだろう♪」とか言って食べるとすぐに戻ります。
最後に激太りしたのは、1週間に1kgずつ増え、1か月で4kgという地獄のような増量をした24歳の頃でしたが、あの頃はちょっと炭水化物を減らして毎日歩けば、わりとさらりと体重が落ちました。
しかし、アラサーの体重はそんなに簡単には落ちませんでした。
しかもただでさえ運動不足で筋肉がなく基礎代謝は絶対低め、好きな食べ物はラーメン! お酒大好き! という私。
むしろどうしてそのデブライフで今までそこまで太らずにやってこれたのか謎ですが、激太りから戻して約2年、そこそこ食いしん坊ライフを満喫しながら体重をキープしてきた、そんな私を突然大増量させた「確実に太る生活」を、反省の意味を込めて分析しました。是非反面教師にしてください。
Contents
【1】夕食が21時以降で常態化。しかも食う。
「忙しいし、頑張ってるから」。その言葉で自分を甘やかしてきました。
◆21時以降の食事が常態化すると…
作業にひと区切りついたら気づいたら21時でそこからラーメン、とか、ダイエットの意味で17時くらいにうどんを食べたのにやっぱり22時におなかがすいておかゆ作って食べちゃう、とか。
「今日の私頑張ったし頭使ったしカロリーも使ってるはずだよね!」と自分に言い訳し、21時だろうが、22時だろうが、ひどいときには23時に、余裕でごはんを食べていました。
そりゃあ太ります。本当に、21時以降の夕食が常態化すると、危険です。
ちなみに各種ダイエット本を読みあさりましたが、本当は18時とか19時より前に夕食を終わらせるのが理想だそうです。
でも働いてると、なかなかそうもいかないじゃないですか。たぶん、最悪、主食などはその時間までに食べておいて、21時以降ならあったかいスープ……とか、そういう生活がいいらしいです。
【2】ラーメンとの愛を間違った方向で育んだ
私にとってラーメンはソウルフードです。
疲れているとき、気合を入れたいとき、夜遅くまで作業が続きそうなとき…そんなときに元気をくれるのは、いつだってラーメンです。
ひどいときには「今日も頑張ったね、おつかれ!」と、23時台に具を入れない素ラーメンを家で作ってビールとともに食す、という、デブまっしぐらラーメンを週2くらいでしていました。
しかもラーメンへの愛をこめて、スープは全部飲んでいました。
◆今思えば、間違いなく塩分過多だった
朝起きると、むくんでいます。でも当時は顔のむくみが常態化しすぎて、「今の私はむくんでいる」ということさえ気づいていませんでした。(食事制限ライフを始めて、あれ、私今日顔いつもより小さくないか……と気づきました)
せめて野菜やチャーシュー、卵などの具が入っているものを選んで少しは野菜やたんぱく質をとり、スープはちょっと飲んでいいとしても全部は飲まない……そんな風にラーメンを愛していけばよかったのです。
【3】野菜? たんぱく質? なにそれおいしいの?
他にも「かき揚げうどん!」とか「おやつに唐揚げとおにぎり!」とか、ひたすら「揚げ物と炭水化物」という組み合わせが大好きでした。
……ええ、ダイエットについてちゃんと知っている方ならご存じでしょう、炭水化物のような「糖質」と、揚げ物のような「脂質」を一緒に食べると太りやすくなります。でもそれを知らなかった私は「唐揚げならチキンだし、まあ大丈夫っしょ!」と気軽に考えていました。そして太りました。
◆私の生活には「野菜」「たんぱく質」が決定的に欠けていた
忙しさにかまけ自炊をしなくなると、特にそうです。
ダイエットについて学ぶと、筋肉をつくり基礎代謝を上げてくれるたんぱく質は、意識して摂取しなければいけません。たんぱく質をとらずに「野菜はしっかり食べてるからヘルシー♪」とやっていると、そのうち基礎代謝が下がり、やせにくい体になるそうです。怖い。
今ではコンビニで売っているサラダチキンや卵などの動物性たんぱく質、お豆腐、納豆などの植物性たんぱく質をバランスよく食べるように心がけています……。
【4】酒だ! つまみだ! シメの麺だ!
早めに帰れる日や、休みの日になると、友人と飲みにくりだしました。
私はお酒が好きです。すごく飲みます。ビールが好きです。美味しいです。カロリーが高いです。最後までペースを落とさず飲み続けます。
◆お酒のカロリーをバカにしてはいけない
ビールを5杯くらい飲んだら、それだけで700kcal近くいきます。
そしてお酒を飲んでいると、つまみに延々箸が伸びます。自分を省みると、私は本当に箸を置きません。ずっと何かを食べています。そりゃ、太りますよね。
さらに飲んだらシメの炭水化物が欠かせません。
ラーメンがあると、間違いなくラーメンを頼みます。なければ、チャーハンなどを食べます。みんな食べるからいっかな、1/3くらい食べたいな、と思って「チャーハン食べるけど食べる?」と聞くと、だいたいみんな「食べるー!」とか言っても、食べて一口食べるくらいです。結局7割くらいを私が食べます。頼んでおいて残すのはもったいないので、全部食べます。人の「食べるー!」に、だまされてはいけません。
だいたいシメになる時間って、23時とか、そのくらいですよね。
そりゃあ、太りますよね。
【5】おやつと甘い飲み物を、無自覚に。
食事はまだ「最近ラーメン食べ過ぎかなぁ」という自覚症状がありましたが、食事制限ライフを始めてからひとつ気づいたことがあります。
「私、これまでおやつと甘い飲み物、とりすぎじゃない……?」
と。
そう、私は、あまりにも無自覚に、おやつを食べすぎて、甘い飲み物を飲んでいた。
◆糖類や砂糖の摂り過ぎだった
食事制限ライフを始めてから、食べ物の裏に書いてある成分表などを今までよりもチェックするようになりました。カロリーはもちろんですが、含まれている糖分や塩分の量、そして炭水化物。原材料は入っている順に表記されているようなのですが、これまで私は2番め(下手したら1番め)に「糖類」や「砂糖」と書かれているものを、あまりにも無自覚に飲んでいました。
「それに砂糖がたくさん入っているとわかっていて」飲むなら、他で調整できるからまだいいのです。問題は、私のように「無自覚な」場合です。なぜなら意識せずに食べたり飲んだりしているから、知らないうちにカロリーや糖分が上乗せされているのです。
そして無自覚に血糖値を上昇させ、「もっと食べたい」と思ったり、脂肪を蓄えたりしているのです。
意識的・無意識に関わらず、体は与えられた栄養素に対し、恐ろしいほど忠実に仕事をしています。
今は、基本的におやつを食べないようにしています。いただいたものをちょこっと食べるくらいです。デブまっしぐらライフのときは、日が変わる頃に家に帰るときに、コンビニに寄ってポテチとビールを買って帰宅、そして即1袋食べる、ということをしていました。
おやつも、食べる時間と量に気を配ればさほど問題にはなりません。
私は「無自覚」「遅い時間」「大量」というデブ三重奏をひとりで奏でていました。
【6】加えて、死ぬほど運動不足
基本的に取材に出たり打ち合わせをする以外は、机に向かって原稿を書く日々。もちろん運動はしません。なぜなら面倒くさがりだからです。
昔はホットヨガをしていましたが(これでかなりやせました)、なかなか期間内に行ききれずお金をムダにしたことが多々あったので今は行っていません。
運動したとしても、5~10分を家と会社の往復で歩く、くらい。
◆摂取カロリーと消費カロリーの関係
摂取カロリーが激増しているのに消費カロリーが増えないとどうなるかは、もう誰にでもわかることですね。太ります。
今は1日1時間は歩くようにしています。本当は走ったほうがいいんでしょうけど……すぐ疲れるのでとりあえずウォーキングからスタートしました。
他にも「遅寝遅起き」「それに連鎖して朝ごはん抜きの昼食からスタート」、「お風呂は浴槽につからず基本シャワーで終了」あたりも原因なのではないかと思いますが、これはもっと前から常態化していたので、今回の激太りの直接の原因ではなさそうです。とはいってもあまりいいことではないと思うので、現在生活の土台からたたき直しているところです。
もちろん、私と同じ生活をして太らない方もいることでしょう。何をして太る・太らない、何をしてやせる・やせない……これは本当に個人差があります。
ただ、きっと「なんかよくわかんないけど太った」という方は、私のようにフルコンボをキメなくても、上に書いたことのいずれかに当てはまっていることが多いのではないでしょうか。
夏は薄着の季節。太るとごまかしがききません。
かといって急ピッチでやせると、待っているのはリバウンド。人間、急ピッチで太ることはできても、急ピッチでやせることはなかなか難しい。
それなら最初から太らない生活をしたほうが、ずっと楽です。
お掃除と一緒です。がっちり油汚れがついたのを放置してガンコな汚れになってから落とすのは本当に大変ですが、ついたときにさっと拭いてしまえばすぐにキレイになります。ダイエットもそれと同じ。いっぱい食べても、すぐに調整すれば、太りません。けれど、毎日毎日過食を続けていたら、そのうち落とせない脂肪に変わります。
【まとめ】
私は運動も食事制限も苦手なので、1日1時間歩くのも、夜ごはんを減らすのも、ラーメンを控えるのも、結構つらいです。でも、太った自分で「あぁ自分デブだなぁ、この服着たいのに入らないなぁ」と、落ち込みながら毎日を過ごすほうが、よほどつらいです。だから頑張るしかないのです。
次回は「【実録】○か月で○kgやせてリバウンドしなかったアラサーが心掛けたこと」といった感じの記事を書きたい予定です。いつになるかな。頑張ります。(後藤香織)
1年半後に一念発起し、4か月で5kgやせてリバウンドしませんでした!!!↓
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