<How to 鍋の中身>
【POINT1】浅めの鍋を選ぶのが鉄則
野菜は火が通るほど、下に沈んでしまいます。深い鍋だと、具材によっては姿形がまったく見えないなんてことも。野菜以外の具材も、多くは高さがないものばかりなので、浅めの鍋に並べるのが正解です。
\ちょっとひと工夫/
「浅めの鍋がない!」というとき、底に白菜などの野菜を敷き詰めると、スープを入れても野菜が沈みにくく、具材のセッティングもしやすいので、ぜひお試しを。
【POINT2】具材は高さ・数をそろえる
「残すのがもったいないから全部入れちゃえ!」って気持ちもわかりますが、具材の高さや数をそろえるだけで、ぐっと統一感がアップします。
\ちょっとひと工夫/
少しの手間で見た目にすごく差が出ます。茹でた白菜で春菊を巻く……など、個数をそろえられない葉野菜は、こうすればまとまる!
【POINT3】スープは後から入れる
先にスープを入れてから野菜を投入すると、具が泳いで沈み、まとまりがなくなってしまうんです。食べ始めれば崩れてしまう宿命の鍋ですが、最初だけはスープ後入れで、見た目を死守しましょう。
【POINT4】味を出す具・吸う具は交互に
鍋は煮込めば一緒。だけど、味を出すもの(鶏肉としいたけなど)と吸うもの(豆腐など)を交互に並べることで、スープ後入れでもすばやく味が浸透します。これで、見た目も味もパーフェクト!
【POINT5】ポイントカラーは中央に置く
緑、茶、白が多くなりがちな鍋。海老、トマト、にんじんなどのポイントになるカラーは、中央よりに置くことで、鍋がぐっと華やかに。ゆずの皮を豆腐やねぎなど、白い具材の上に散らしても◎。
5つのポイントを抑えて完成した鍋がこちら。たしかに、お店で出てくる鍋って、こんな感じ! 実際にスープを入れて火にかけてみても、セッティングした状態のまま。野菜も沈みませんでした。
これなら、見た目の美味しさ倍増しますよね。こだわりの“美鍋”なら、気の合う仲間や家族との時間が、さらに楽しくなること間違いなしです!(さとうのりこ)
『AneCan』2016年2月号(小学館)
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