冷え性の中でも最もヤバイ!「ほてり冷え」チェックリスト

川嶋先生は「ほてり冷え」の対策について次のように述べています。

「『ほてり冷え』対策には、自律神経トレーニングと温めによる血めぐり促進が有効です。あまり知られていませんが、自律神経はトレーニングにより鍛えることが可能です。また、ほてり冷えの原因になりやすい寒暖差対策として、冬は着脱をしやすい重ね着や室内の温度を上げすぎないなど、室内外の温度差をなくす工夫も重要です」(川嶋先生)

 

下記に具体的な自律神経のトレーニングをまとめました。どれも毎日続けられる簡単なものです♪

<対策1 38℃~40℃のお湯で炭酸入浴
38℃~40℃のお湯で炭酸ガス入り入浴剤を入れて全身入浴をしましょう。ぬるめのお湯は、副交感神経が優位になるため、顔に集中していた血液が手足にまわり、全身が温まります。

さらに、炭酸ガス入り入浴剤は温浴効果を高めて血めぐりをよくしてくれるため、効率よく温めることができます。入浴は、体温や血圧、心拍数などに穏やかな変化を与えることができるので、継続的な入浴で自律神経トレーニングができます。

<対策2 温熱グッズの活用
大きな筋肉がある太ももなどを温めると全身が効率的に温まります。また、お尻の真ん中より少し上にある「仙骨」には副交感神経の中枢があります。この部分に温熱シートを貼ることで、血管を広げ、血めぐりを良くしてくれます。

加えて、目元の温めも副交感神経を優位にしてくれるので、血めぐり促進に効果的です。

<対策3 ペットボトルの上げ下げ運動
500ミリリットルのペットボトルを両手に持ち、走るフォームのように身体に沿って上下に腕をふる動きを1日最低10往復しましょう。3週間~1か月ほど継続して行うと自律神経が整ってきます。

室内でも簡単にできるため、寒い時期に手軽にできる運動としておすすめです。

 

携帯用の使い捨てカイロの貼る位置を変えるだけでも自律神経のトレーニングになるは嬉しいですね。これからグッと寒さが増してきますが、ばっちり対策をして「ほてり冷え」知らずの身体になりましょう! (かすみ まりな)

情報提供元:ウーマンウェルネス研究会supported by Kao

 

【あわせて読みたい】

※簡単なのにすぐにポカポカ♪冷え体質改善、あったかレシピ3つ

※下腹、膣トレ、冷え性に効く!お布団でできる楽ちんストレッチ

※カラダをあたためる「温活」に効く…年代別「冷え対策アイテム」発表します!

※冷えや肌あれ、体重増加…「体内リズム」の乱れが原因かも!

※冬の乾燥にはコレ!美容のプロが実践してる時短ボディケア7つ