「浮気」の場合は、婚姻関係があってもなくても当てはまります。パートナー以外の異性に好意を寄せる、男女の関係になる、などその定義はさまざま。
「不倫」は本来、人の道徳に外れることすべてを指す言葉でした。現在は婚姻関係にある男女のどちらかが、ほかの異性と男女の関係に、特に性行為を含むことが多いとされています。
……なんだかどちらも、ふんわりしてますね。あらためて辞書で調べてみると
浮気=「配偶者・婚約者などがありながら、他の異性に気がひかれ、関係をもつこと」
不倫=「道徳にはずれること。特に、男女関係で、人の道に背くこと。また、そのさま」
(どちらも出典は『デジタル大辞林』)
やっぱりふんわりしてますね。はっきり区別が定義されているわけでもないようです。
よく聞くのは、当事者ではない被害者にあたる人が「パートナーに“浮気”された」と使うとき。「不倫された」とはあまり言わないですよね。
でもやっぱり結局、人によって定義が違うこれらの言葉。
でも「不貞行為」だけは違うんです。