「バスの運転手さんにときめいた」CanCamモデル坂田梨香子、胸キュンの理由

WI あぁー、そういうのってグッと来ますよね……!

梨香子 そうなんです。さらに、出発したいけど子どもが立っていたら、普通はそこで危なくても走らせてしまう人が多いじゃないですか。でもその運転手さんは「座ってください、気をつけてください」とアナウンスして、子どもが座ったところで「お待たせいたしました、ご協力ありがとうございます」と、他に乗っている人の気持ちも害さないあの感じ……! そういう心のきれいな人にときめきますね。素朴な優しさを丁寧にやれる人を見かけると……キュンとします!

 

WI いい胸キュンエピソードをありがとうございます(笑)! 21歳、これはやり残した……ということを教えてください。

梨香子 貯金ができなかった(笑)。というのも、とにかく暇さえあれば舞台を観に行ってしまうんですよね。気になっちゃうと止まらないんです。友達に「最近何かいい舞台ある?」って聞いて行けるものは観に行きますし、前売り券が売り切れだったら、時間があれば自分で当日券に並んで観に行ったり。それでももっと観たかったです!

 

WI どれくらい観ているんですか?

梨香子 月3〜4回は観に行っていますね……自分も舞台に出ていることもあり「舞台は生だ」と知っているので、なかなかやめられないんですよね。

 

WI 特に今年よかったな、という舞台は?

梨香子 モダンスイマーズという劇団がすごく好きなんですが、その今年の舞台がすごくよかったです。千秋楽の当日券を求める列に、70人並んだくらい人気の舞台で、私も通路脇の階段に座って観たんです。暗転もほとんどないひとつの場面で、中心のステージを囲むようにお客さんが観ている劇場で、真ん中ですべての物語が起きるのを、観客が360度囲んで固唾を飲んで見守るような……すごい舞台でした。まばたきしなさすぎて、終わったあとに目薬買ったくらい(笑)。全然怖い舞台じゃないのに、とにかくリアルすぎて怖かった。声も、張って出しているわけじゃないのによく通る声で、それってすごく難しいのに、どうやっているんだろうって。技術的な面でも勉強になりました。

 

WI 逆に「これはやりきった!」ということはありますか?

梨香子 なんじゃろ……うーん、「節目で考える」というよりは、自分の人生はずっと一本筋で続くものだと考えているので、特にこれやりきったな、というものはないんですよね。あ、でも今年は1回も風邪も引かず、いっさい病気しませんでした。それはよかったな、と思います。

 

WI では、その「一本筋で続く」先には、どんな自分になりたいと思いますか?

梨香子 いろいろ考えますが……もっとお姉さんの雑誌に出られるようにもなりたいし、いつかはフリーでいろんな雑誌に出る、という仕事の仕方にも憧れます。今はひとつの雑誌で基礎をきちんと固めるのが大事だな、と思っていますが、カメラマンさんとモードな感じの写真の作品撮りをして遊んでいたときに、「あれ、前はこういう写真が得意だったのに、どうしてたっけ?」って、わかんなくなっちゃっていたことがあったんですよね。ひとつの雑誌で突き詰めることも素敵だけど、いつかはいろんな雑誌で刺激を受けるのもいいな……とか、いろいろ考えます(笑)。

 

さまざまな葛藤や変化があった21歳を越えて、より内側から美しくなった坂田梨香子さん。改めて22歳の誕生日おめでとうございます!
愛する「CCシンプルズ」の企画をはじめ、これからどのような姿を見せてくれるのでしょうか。勉強を続けている舞台や映像の仕事など、活躍の幅を広げてくれることにも期待です。

梨香子さんの22歳が美しく輝きますように!(後藤香織)

 

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