【4】「モノを大切にすることとは?」を真剣に考える
「私たちはモノを大切にしましょうと教わってきました。でも、長く着ていない服を押し入れの奥にしまいこんでいることはその服にとって幸せなこと? 大切にされていることですか? 違いますよね。ならば、かつて自分をよく見せてくれた服に感謝をし、敬意をもってお別れすることのほうが服にとっても自分にとっても幸せなことです」(小島さん)
捨てるという行為にはどうしても罪悪感が伴うものですが、感謝の気持ちを込めて送り出すことで気持ちに整理がつきます。「大切なモノが明確になることで、残したモノをより大切にする気持ちが芽生えます」(武田さん)
【5】整理さえできればしめたもの!「整頓は難しくない!」
「整理が終わったということは、身の回りにあるモノはすべて今気に入って使っていたり、大好きなモノばかりになります。その状態って自分にとってとても幸せで暮らしやすい環境ではありませんか? それらを適正に使いやすい場所へと導いてあげることで、片づけは終わるのです」(小島さん)
残したモノをすべて把握しておくことも大事です。忘れられたモノはもう手元にはないはず。その先は、洋服ならハンガーの数を決める&引き出しの容量を決める。そしてそれを超える買い物をしたら、そのぶん手放すと考えるとすっきりをキープできますよ。
片づけても片づけても終わらない! その正体は、何を残すべきかが整理されていないことが問題であることが多いのです。今年こそは、お世話になったもう使わないものたちにお礼をして、ときめく空間づくりのための整理整頓を心がけましょう。(鈴木 梢)
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