2013年も終わるというのに、部屋が汚いです。パッと見はいいのですが、あらゆる収納場所には物がギュウギュウ、水周りの汚れもちょっと目立っています。部屋に来る人もいないので、まぁいいかな……と思っていましたが、これではやはり2014年を迎えられません。
そんな私と一緒に、「2日」で部屋をきれいに、片付け&大掃除しませんか?
『美的』2014年2月号の「年末年始の『片付け&大掃除』スピードコース」によると、1日目は「片付け」、2日目は「大掃除」と分けて、“短期集中の2日間で部屋をきれいにする”というのです。いずれも、かかる時間は“3時間”。「3時間も?」と思う人もいるかもしれませんが、始めると意外と3時間ってあっという間です。
と、前置きはこれぐらいにして、「片付け」を始める前に、まずは部屋の写真を撮ってみてください。自分の目では見慣れてしまっている空間も、写真に撮って見たら、「何これ? 意外とごちゃごちゃ汚い!」というのに気づくかもしれません。それで気になる箇所を3つに絞り、各所の片付けを各1時間!と決めて、ひとつずつ片付けていきます。
では、さっそく1日目の「片付け」に取り掛かりましょう!
<基本の「片付け」3つのステップ>
【ステップ:1(目安は40分)】 ひとつの物を“4つに仕分け”!
収納からあふれ出す「洋服」を例に“仕分け”のやり方をご紹介します。まず、洋服を「好き・嫌い」×「使う・使わない」で4つに分類。
●残留決定……好きでよく着る
●保留(1) ……好きだけど、あまり着ない
●保留(2) ……好きじゃないけど、よく着る
●処分決定……好きじゃないし、ほとんど着ない
【ステップ:2(目安は10分)】適正量を決め、あふれたら捨てる
仕分けした「残留決定」と「保留(1)・(2)」から、タイプ別に必要枚数を決めます。迷ったら、デザインではなく色の系統で分ければ簡単。そして収納スペースに収まりきらなければ「保留(1)・(2)」を再度見直し、あふれた分を処分へ。
【ステップ:3(目安は10分)】タイプ別に整理して、収納するのみ
“仕分け”と“処分”ができれば、あとは収まるべき場所に収めるだけなので簡単! クローゼット内は、同じタイプの洋服をまとめて掛けておくのがベスト。さらに、同系色はグラデーションで並べておくと着るときに迷わず便利。
さらに、『美的』ならではの収納方法も。「コスメ類」も、こう収納すると使いやすい!
★「朝セット」と「夜セット」をそれぞれカゴにまとめる
朝は比較的ベーシックなスキンケアとメイク、夜はマスクやボディケアものなどじっくりお手入れするスキンケアが中心、という人も多いのでは? 朝と夜で使うアイテムが違うのであれば、“朝用”と“夜用”でカゴを2つ用意して、それぞれに分けておくと整理整頓ができ、ちょっとした時短にもなります。
部屋の片付けは終わりましたか? 明日は「大掃除」です。掃除に必要なアイテムを用意して、段取りよくかつ効率的に進めるコツをお教えします。(さとうのりこ)
2日目「大掃除」の記事はコチラ→ 大掃除は2日間で簡単に!2日目「大掃除」は便利アイテムで3時間
(『美的』2014年2月号)
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