こうしてみると、仕事にマジメに向き合っている20代は大多数。でも一方で不安や不満を抱いて働き続けている人も9割近く(85.7%)いることがわかってきました。
その内容を尋ねてみると、低賃金や長時間労働などの働きやすさについての悩みが多いようです。
●仕事で不安に感じていること(20代回答)●
きちんと職務を全うできるのか 29.8%
職場での人間関係が悪くならないか 29.8%
仕事とプライベートが両立できるのか 24.4%
会社が縮小したり倒産しないか 17.3%
給与が下がらないか 16.9%
転勤などで仕事が続けられなくならないか 9.3%
その他 1.3%
不安に感じていることは何もない 25.8%
●仕事で不満に感じていること(20代回答)●
給与や福利厚生がよくない 33.8%
休日や残業時間などの待遇がよくない 23.1%
会社の将来性、安定性がない 19.1%
上司・同僚・部下に不満がある 16.9%
業績などを正当に評価してもらえない 15.6%
仕事内容が魅力的でない 13.8%
社風が合わない 8.0%
その他 0.4%
不満に感じていることは何もない 28.0%
若い人の働き方・扱い方に頭を悩ませている30代~40代は多いようですが、一方で「ゆとり世代」とひとくくりにまとめられた20代の人たちもモヤモヤしていると言います。
この世代間のギャップの原因は、働くことの意味や目的が異なる「根本的な就労観の違い」。それは20代が抱える不安、自信のなさなどが大きいのかも。
この現実を受け止め、お互い協力しあい、足りないものを補える関係が築けると世代間のイライラ・モヤモヤを減らすことができるかもしれません。
たまには腹を割って飲みに行くなど、お互いの気持ちを知ることも大切。歩み寄る姿勢をもつことが必要なのではないでしょうか。(いしかわちえ)
情報提供元:プロジェクト25実行委員会
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