就職活動。何度もエントリーシートを書いて、面接に行き……。って考えるだけで大変なものです。そんな就活生の間には、就活生が使う「就活用語」があるそう。
そこで今回は、株式会社マイナビが2019年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生1,775人に聞いた「就活生の間で流行した『就活用語』ランキング」と「就職活動に影響したニュースワードランキング」をご紹介します。
◆「就活用語」ランキング10位~4位
まずは就活生の間で流行した「就活用語」ランキング、10~4位の発表。こんな言葉、あなたは聞いたことありますか?
10位「リクラブ」…就職活動を通して出会った学生同士で恋愛に発展すること。
9位「終活」…就職活動を終えるための活動。入社予定先以外の企業に内定辞退の連絡をすることなど。
8位「御社」…選考受験中の企業のこと。転じて、日常から就職活動モードに入ることも指す。面接に行くことを「御社する」と表現するなど。
7位「グルディス」…グループディスカッションの略語
5位「オワハラ」…「就活終われハラスメント」の略。企業が内々定を出した学生に対して就職活動を終えるよう強制すること。他社の選考の辞退と引き換えに内々定を出すことも含む。
5位「NNT」…「無い内定」の略。内(々)定が無いことを「内々定」に掛けている。反意語:ANT(有る内定)
4位「ES」…エントリーシートの略
7位の「グルディス」や4位の「ES」などは聞いたことがありますが、10位の「リクラブ」は初めて聞きました。就活を通して出会った人と恋愛に発展するなんて驚きです。また「就活」とかけた「終活」や「内々定」とかけた「無い内定」といった言葉もランクインしました。
では続いて、TOP3の発表です。
3位 サイレント
「選考の結果の連絡が来ないこと」を意味します。合格なら、企業から必ず連絡があるので、不合格であるということを表します。不採用の連絡が来ないって、まだ望みがあるかもしれないとも思ってしまいますよね。
2位 お祈り
「選考で落ちること」で、不採用通知の『今後のご活躍をお祈りしております』という一文からきています。こちらも不採用の意味を表わすものになりました。
1位 ガクチカ
ガクチカって想像もできない言葉ですよね。実は「面接でよく聞かれる『学生時代に力を入れたこと』」を意味します。最近ではガクチカはあらゆる場面で聞かれる内容です。ESで聞かれることはもちろん、その後の面接でESで書いたガクチカについて掘り下げられたりもします。ガクチカは就活において非常に力を入れて準備しておくべきものでもあります。
「お祈り」なんて縁起でもないですが、就活真っただ中にいる学生たちには、よく知られた就活用語です。みなさんはきちんと意味を知っていましたか?(ほんじょうみゆき)
情報提供元:株式会社マイナビ