アメリカ・オレゴン州立大学の研究結果によると、「グレープジュースまたはワインを飲むと、脂肪の燃焼を助け、肥満や脂肪肝などの改善につながる」とのこと!
注目の成分は、マスカダインという種のブドウから発見された『エラグ酸』という物質。エラグ酸は天然ポリフェノールの一種で、いちごなどのベリー系やざくろにも多く含まれ、美白効果を持ち、化粧品やサプリメントなどにも使用されているんです。日本では厚生労働省から認定を受けている成分でもあるんですね。
な、な、なんと、女子が大好き脂肪燃焼・美白効果が期待できるんですって! まさに「飲む美容液」と言えそうです。しかしながら、今のところテストを実施したのはマウスのみなので、人間に効果があるかどうかはまだ不明……いい結果を期待したいところですね。
★酒飲み注目!「ワインで脂肪が燃焼してやせる」とオレゴン州立大学が発表
ちなみに、エラグ酸による美容効果はまだ不明ですが、赤ワインに含まれるポリフェノールの効果はすでに実証済み。
「赤ワインに含まれる『ポリフェノール』には活性酸素を除去する働きがあり、エイジングケアに効果的。一方、白ワインは利尿作用に優れた『カリウム』が豊富。翌朝のむくみ防止や、デトックス効果が期待できます。とはいえ、がぶ飲みは逆効果。1日1~2杯程度が適量と言えます」(ソムリエール 竹内香奈子さん)
いろんな美容効果はわかったところで、みなさん、ワインの選び方や飲み方についてはきちんと知ってますか?
たとえば選び方。「詳しくないからよくわからない!」という人はこうしましょう。
「予算や飲む量によってワインの選び方も変わってくるので、まずは店員に相談しましょう。1杯だけ飲むなら、メインの料理に合わせて選ぶのが基本。また、ボトルを1本だけ頼みたいときは、辛口のロゼがおすすめ。サラダや肉料理など、どんな料理にもマッチします」(竹内さん)
さらに、テイスティングのときは……
「ワインを注がれたら、まず色と香りを確認。グラスを回してワインを空気に触れさせてから、再び香りをかぎ、ひと口飲んで味を確かめます。ワインに劣化・腐敗がないか確認するためのもの。もし、味が好みでない場合は交換できますが、一度開けたボトルの料金はかかりますので注意をしましょう」(竹内さん)
また、「ワインボトルは片手で持つもの」と言われますが、女子にはなかなか厳しい……実は、こうしていいんです!
「女性の場合、重いボトルは両手で持つほうが安心。右手はエチケット(ラベル)が隠れないように底を持ち、左手は下側を支えるように添えるときれいです。ワインを注ぐ際はグラスの縁に当たらないように気をつけて、グラスのいちばん膨らんでいる部分(1/2~1/3量)まで注ぎます」(竹内さん)
★知らなきゃ損!ワインで美人になるための、たった6つの基礎知識
女子にぴったりのうれしいお酒、ワイン。日本の記念日ではありませんが、たまにはぜひおいしい食事に合わせて、ご自宅で気軽にワインをいただくのもいいかもしれません。(鈴木 梢)
【あわせて読みたい】
※【カンガルー肉でやせる4】渋谷「アロッサ」で食べるカンガルー肉が絶品すぎて感動