「昔は安さ重視だったけど、今は長く愛用できる服を選びたい」「トレンドアイテムも好きだけど、最近は着心地のよさも大事」…そんなふうに、昔と比べて服の選び方が少し変わってきたと感じている人も多いのではないでしょうか?
実際のところ社会人女性はどんな基準で服を選び、毎月どれくらいファッションにお金をかけているのか、気になるところですよね。

そこで今回は、株式会社AOKIが運営する『ジャケジョ研究所』が20~50代の働く女性1,001人を対象に実施したアンケート結果をもとに、この10年で変わった服選びの価値観や、毎月ファッションアイテムにかける金額など、女性のリアルなおしゃれ事情をひも解いていきます!
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社会人女性の約6割が「10年前と服の選び方が変わった」と実感
まず「10年前と比べて、服の選び方や考え方は変わりましたか?」と質問したところ、約6割が「変わった」、約3割が「どちらとも言えない」、約1割が「変わっていない」と回答。多くの人が、服との付き合い方や選び方を少しずつアップデートしていることがわかりますね。
では実際に、服を選ぶ基準はどのように変化しているのでしょうか?
「安い&流行」→「長く着たい」へ。服選びの基準、10年でこんなに変わった!
10年前と今、それぞれ「服を選ぶときに最も重視すること」を聞いたところ、ランキング上位に変化が見られました。
▼10年前
当時は、価格やトレンド感といった分かりやすい基準が服選びの大きな決め手になっていた様子。
一方、現在のランキングはこちら!
▼今
注目したいのは、「価格の安さ」が1位から3位へとランクダウンし、「着まわしのしやすさ」「素材・着心地」といった、日常に寄り添うポイントが上位に浮上していること。また「お手入れのしやすさ」が新たにランクインしている点からも、忙しい毎日の中で“無理なく続けられるおしゃれ”が求められているようです。
安さや流行だけに左右されるのではなく、一着をどう着るか、どう付き合っていくかを大切にする人が増えている今。
長く・快適に・心地よく着られる服を選ぶという“賢い消費”へと、ファッションの価値観が少しずつシフトしていることがわかります。
今の服選びのキーワードは「着心地」「コスパ」「自分らしさ」
ここ10年で変わった具体的な服の選び方や考え方を聞いてみると、今の気分を表す3つのキーワードが見えてきました。
最も多かったのは、「リラックスできる着心地」(44.2%)。
おうち時間から外出、仕事や休日までオン・オフともにさまざまなシーンを行き来することが多い社会人女性にとって、ストレスなく過ごせる服は欠かせない存在。チクチクしないやさしい肌触り、肩ひじ張りすぎないシルエット、自分に合ったサイズなど…。着心地のいい服を選ぶことで、毎日のモチベーションを高めている人は多いようです。
続いて2位に挙がったのは、「一着あたりのコスパと着まわし」(39.3%)。
「何枚持っているか」よりも「どう着られるか」を重視する人が増え、少ないアイテムでも賢く楽しむスタイルが主流に。やはり、前の質問(今、服を選ぶうえで重視すること)で1位に挙がった「着まわしやすさ」の価値観ともリンクしていますね。
3位は、「流行より“自分らしさ”」(32.4%)。
トレンドをそのまま追うのではなく、「今の自分にしっくりくるか」「長く好きでいられるか」を軸に選ぶ人が多い様子。SNSや雑誌で目にするアイテムやコーデの中から、自分の体型や骨格、なりたい雰囲気に合わせて上手にとり入れる人も増えていますよね♡
今の私たちは、「着心地・コスパ・自分らしさ」をより大切にし、“その瞬間のお得感”よりも“長く快適につき合える”アイテムに惹かれる傾向が見えてきました。
1ヶ月の洋服代、約4割が「月5,000円未満」
物価の上昇や日々の出費が増えるなど、何かとお金がかかる今。
社会人女性がファッションにどれくらいお金をかけているのかも、気になるところです。
2025年における1ヶ月あたりの洋服代を聞いてみると、1位は「3,000~5,000円」、2位が「3,000円未満」、3位は「ほとんど購入していない」という結果に。全体の約4割が「月5,000円未満」と答えていて、洋服への支出は慎重になっているといえそうです。
賢く選び、長く大切に着る。「服の消費期限が伸びている」傾向
洋服にかける金額を抑える人が増える一方で、今はただ我慢するだけではなく、「服との付き合い方」そのものが変わってきているよう。物価上昇の影響を受け、どんな意識の変化が起きているのかを探ってみました。
◆「本当に欲しい一着だけ」を選ぶ女性が増えている
「物価上昇の影響で変わった服との付き合い方」を聞いたところ、1位は「本当に欲しいものだけを厳選するようになった」(35.1%)。衝動買いは控えつつ、「これなら長く着たい」と思える一着をじっくり選ぶ人が増えているようです。
続いて2位は「着まわしやすさを重視するようになった」(29.2%)がランクイン。少ない服でもコーデの幅を楽しめるかどうかは、今や欠かせないチェックポイントに!
3位には「なるべく安いものを買うようになった」(29.1%)が入りつつも、4位には「長く着られるベーシックなデザインを選ぶようになった」(28.8%)、5位には「流行よりも自分に似合う服を選ぶようになった」(20.1%)が続き、単なる節約志向ではないことがわかりますね。
◆買う量を減らしておしゃれを楽しむ
購入頻度については「変わらない」と答えた人が約半数(50.5%)いる一方で、「購入頻度が減った」(34.1%)人も3割超え。必要以上に買い足すのではなく、手持ちの服を上手に活用するスタイルが定着しつつあるようです。
◆“一着を長く着る”派が4割以上に
一着あたりの着用期間については、「やや伸ばしている」(28.1%)、「明確に伸ばしている」(13.6%)を合わせると、4割以上が「以前よりも長く着ている」と回答。服をワンシーズンで手放す“消耗品”として扱うのではなく、大切に着続ける意識が高まっていることがわかりました。
お気に入りの一着を丁寧に着ることが、結果的に気分もおしゃれも底上げしてくれる…。そんなおしゃれとの向き合い方が少しずつ広がっているといえそうです♡(Mai)












