ハーバード留学中の美人・元財務官僚、「理想の女性」はアノ人【山口真由さん】

WI ネイルに行くことと、向上心の関係って……?

山 私のネイリストさんは、20代半ばのかなり年下の方。弁護士として仕事をしていると、若い人に会う機会ってあまりなくて。彼女と話すのは、すごく刺激になります。私にはない発想だったり、価値観だったりを持っている。若くしてお店を出されているので、後輩を育てる難しさについて語り合うこともできたり。そういう方と出会えるのも、自分磨きをするひとつの理由なのかも。私は、常に自分が向上するほうに向かっていきたいんですよね。最近、「20代のときと比べると成長が鈍化しているな」って感じていたので、自分磨きを通して「新しい世界に飛び込む素晴らしさ」を再確認できたのは、自分の人生にとっていいきっかけだったかもしれません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(写真)取材させていただいた日のネイルも素敵でした!

 

WI そんな「向上心」の最たる例といえば、これから海外に留学される……と、著書にありましたね。

山 そうなんです! ハーバード大学のロースクールに入学することができたので。

 

WI トライしようと思ったきっかけについて、もう少し詳しくお話を聞いてもいいですか?

山 最近、仕事に余裕が出てきた反面、決まったことを繰り返しているな……と感じていて。それで、自分はもうちょっと頑張れるんじゃないかなって思ったんです。なので、自分の苦手なところに敢えて負荷をかけようと思いました。それが“英語”だったんです。

 

WI 今までも、常に自分を逆境におくタイプでしたか?

山 私、元々はすごい怠け者なんですよ。何もないと何もしない(笑)。だからあえて自分でハードルをあげてやっていかないと、だらけてしまうんです。それに今まで、いろんな職場で様々な人に出会ったことが、その思いを強くさせているかも。どんなに賢い人でも元々の能力って、みんなあまり変わらないんです。違うのは“自分の能力の引き出し方”の部分。いかに自分の能力を引き出せるかが人生の勝負どころだと思います。