知らないと命にかかわる!夏の「海・川・山の事故」を防ぐための心得

◆海での水難を防ぐためのポイント

水の事故は、命に関わる重大事故につながりやすいのが特徴。そして水難の死者・行方不明者の割合を見ると、1位が「海」で47.4という結果。ささいな不注意や無謀な行動、悪ふざけが水難事故につながることも多々あるので注意が必要です。

 

【その1】危険な場所を確認して近づかない

海には、深さなどによって水温の変化が大きい場所、流れの激しい場所、海藻が遊泳者に絡みやすい場所があります。こうした場所は「危険」「遊泳禁止」と案内されていることが多いので、決して入らないように。それ以外で「遊泳区域」とされていても、流れの方向や強弱、水深、そして自分の体力を充分に考えて泳ぎましょう。

 

【その2】体調が悪いとき、お酒を飲んだときは泳がない

体調が悪いときや疲れているときは体に負担がかかり、事故につながる危険が高くなります。適度に水分をとり、日陰で休息を。また、飲酒後や飲酒しながらの水泳・釣りは事故につながりやすいので絶対にやめましょう。

 

【その3】悪天候のときは海に出ない

天候の変化に注意して、海が荒れているときや、荒れることが予想される場合は海水浴を中止しましょう。天気予報などをきちんとチェックすることも大事。

 

【その4】子供だけで遊ばせない

水深が浅い場所でも、子供が転んでおぼれたり、波にさらわれる場合も。幼児はもちろん、泳げない子供が水遊びをするときは必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。もちろん子供だけで遊ぶのは絶対NG。

 

【その5】ライフジャケットを着用する

釣りをするとき、ボートに乗るときは、体のサイズに合ったライフジャケットを着用すること。また万一、事故が起こったときの連絡手段を確保するため、携帯電話を防水パックに入れて携行しましょう。

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