コロナ禍のリアルな新婚旅行事情。ハネムーン先として選ばれているのは…
一生に一度のハネムーン♡ 結婚をしたのであれば、祝福ムードで新婚旅行をしたいところですが……コロナ禍になり不要不急の外出や海外への渡航が制限され、気軽に旅行へ行くことが難しい状況となりました。大事な思い出となる新婚旅行は、今どうなっているのでしょうか。
そこで今回は新婚旅行の実態を探るべく、縁結び大学が2020年4月以降に結婚したカップルのうち、新婚旅行に行った人、行かなかった人それぞれ計221名に、その理由や行動の詳細について調査。リアルハネムーン事情をご紹介します！
Q.新婚旅行の行先はどのくらいの距離？
なんと「住んでいるエリア内」や「住んでいるエリアに隣接している都道府県」などいわゆる「近場」に出かけた人は3割弱！ ハネムーンといえば海外のビーチリゾートを夢見る方が多い中、やはりコロナの影響もありそうですね。では、どこに行く方が多いのでしょうか。
もっとも多かったのは「沖縄県」、次が「北海道」と首都圏や関西圏からだと飛行機で移動する場所が多いですね。3位は「静岡県」と富士山が美しく見える御殿場や温泉地として人気の伊豆など、首都圏や中京圏から比較的アクセスがしやすい場所として選ばれているようです！ それぞれの行先を選んだ理由を教えてもらいました。
・沖縄にした理由
「妻と初めて行った旅行先が沖縄で、新婚旅行でまた来ようと約束していたから」（北海道・42歳男性）
「感染状況や家族の事情があり、二人だけで結婚式をすることにしたので、せっかくなら新婚旅行も兼ねて沖縄で式を挙げることにしました」（大阪府・27歳女性）
「距離や景観的にも沖縄が一番海外気分を味わえると思ったから」（東京都・26歳女性）
「二人だけで沖縄で挙式し、その後石垣島でささやかなハネムーンを楽しみました」（大阪府・31歳女性）
「本当は海外のリゾートに行きたかったが、状況的に日本国内のリゾート地である沖縄に決めた」（東京都・28歳女性）
「一番海外気分を味わえる」「国内のリゾート地」と海外リゾートの代わりに行く方が多数ですね！ またせっかくならと、挙式自体も沖縄で行う方も多いようです。
・北海道にした理由
「私の地元が北海道なので、里帰りも兼ねて北海道の端から端まで夫と旅行しました」（埼玉県・29歳女性）
「本当はスイスに行きたかったが渡航制限で行けなかったので、国内で爽やかな空気を味わえる北海道に行くことにした」（広島県・33歳男性）
「本当はハワイに行きたかったが海外には行けないので、国内でなかなか行く機会がなく、美味しいものが多い北海道に行くことにした」（熊本県・27歳女性）
こちらも国内旅行で定番の北海道。スイスやハワイと海外に行きたい気持ちがあるものの、国内で美味しいもの・さわやかな空気を味わえる北海道を選ぶようですね。北海道は面積も大きいので、端から端までハネムーンを機に旅するのも良さそう◎。
・他のエリアを選んだ理由
「車で行ける距離で行ったことのないところにしようと思い、居住地である東北以外で考えました。栃木県の「東武ワールドスクエア」はいろいろな国の世界遺産が見られるので、海外に行った気分で楽しめると思いました」（岩手県・26歳男性）
「三重県の伊勢神宮にお参りにを兼ねて行きました。おかげ横丁に一度行ってみたかったのも理由です」（福岡県・22歳女性）
「本当は北欧かカナダでオーロラを見るのが夢だったのですが、この状況なので国内に。GO TOトラベルをやっていたこともあり、普段なかなか泊まれない「ディズニーリゾート」の公式ホテルを選びました」（愛知県・29歳女性）
「医療従事者のため、居住県から出ることができませんでした。ただ新婚旅行はしたかったので、露天風呂付き客室で食事が評判の県内の高級旅館に行くことにしました」（鹿児島県・34歳女性）
「本当は海外に行きたかったが……」という声が多く聞かれますね。国内でも行ったことのない場所、もともと行ってみたいと思っていた場所に旅行しに行く方が多いようです。
Q.新婚旅行の満足度は？
「海外行きたかった」という声が多かったように、新婚旅行先が前から行きたかった場所かそうでなかったかによって、新婚旅行自体の満足度にも違いがあったようです。ただ旅行先が希望かどうかによらず「よくなかった（満足しなかった）」と回答した人はいないので、幸せな新婚旅行を楽しめたようですね♡
今後移動の制限が解除されたら改めて新婚旅行に行きたいかを聞いてみたところ、44.3％が「改めて行きたい」と回答。すでに新婚旅行に行った人の4割以上の方が「また行きたい」ということは、新婚旅行がいかに特別なものであるか分かりますね。次こそは海外リゾートに行くのでしょうか♡
コロナ禍により、思った通りの新婚旅行が叶えられなかった方も多数。しかしみなさん満足しているので、やはり「どこに行くか」よりも「誰と行くか」が重要なのかもしれませんね。今後、制限の緩和や状況によって、「いずれはハネムーンに行きたい」という思いが再燃することもありそうですね♡ （齋藤有紗）
情報提供元／縁結び大学
