知らないと命にかかわる!夏の「海・川・山の事故」を防ぐための心得

川での水難を防ぐためのポイント

水難の死者・行方不明者が一番多い場所は「海」ですが、子供の死者・行方不明者が多い場所の1位は「河川」で52.7にものぼります。子供は絶対にひとりで遊ばせないようにしましょう。

 

【その1】出かける前に天気や川の情報をチェックする

悪天候が予想されるときは無理をせず、中止・延期を検討しましょう。また、上流にダムがある場合は水量や水の需要に応じて放水することがあり、その場合は急激に増水することがあります。

 

【その2】危険を示す掲示板、水流が速い・深みがあるところは避ける

「危険を示す掲示板」が設置されている場所では決して遊ばないようにしましょう。また、川の地形はとても複雑。同じ川でも場所によって流れが速くなっていたり、急に深くなったりする場所があるので注意が必要です。

 

【その3】河原や中洲、川幅のせまいところに注意する

河原や中洲は急な増水により水没する可能性があります。特に中洲は増水すると逃げ道がなくなり、とても危険。また、川幅が狭い場所は増水すると短時間のうちに水位が上がり、川の流れが速くなるおそれがあります。

 

【その4】天気や川の変化に注意する

川辺にいるときは天候の変化や川の状態に注意しましょう。以下のような変化があったら、川の水が急に増えるサイン。すぐに避難を!

  • 上流(水が流れてくる方)の空に黒い雲が見えたとき
  • 雷が聞こえたとき
  • 雨が降り始めたとき
  • 落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき