カップルとしての交際期間がない状態で、いきなり結婚をする「交際0日婚」。あなたはアリ？ ナシ？
今回は結婚相談所の「サンマリエ」が都内在住のZ世代（20～26歳）の男女102人を対象におこなったアンケートをもとに、交際0日婚への意識について調査。すると、意外な結果が浮き彫りに…?!
Contents
「交際0日婚」はアリ？ナシ？
Z世代に「交際0日婚」についてどう思うか質問したところ、「とても肯定的」「やや肯定的」を合わせた約6割が肯定派でした。交際0日婚アリな20代がこんなに多いなんて、ちょっと驚き……！ では、「肯定的」と回答した理由はいったい何なのでしょうか？
「交際0日婚アリ派」の理由
1位：恋愛は面倒だから
最多の理由はなんと、恋愛が面倒だから！ 恋愛の仕方は人それぞれですが、一般的な流れは「告白→交際○年→プロポーズ→結婚」と、結構時間がかかるもの。長い期間付き合ったのに結局別れることになれば、時間や労力、お金の面などで「もったいない期間だったな…」と感じてしまうこともあるはず。恋愛をしても将来の結婚に繋がる確証があるわけではないですもんね…。恋愛が面倒だけど結婚したいなら、交際0日婚を選ぶのもひとつの手でしょう。
2位：経済的な理由から早く安定したいから
次いで、経済的にいち早く安定したい理由。共働き夫婦がお財布をひとつにすると、どちらかが病気などで働けなくなったとしても片方の収入が生活を支えてくれます。また、税金や社会保険など、独身時代よりもお得になるようなお金の制度が多々あるのも結婚の大きなメリット。さらに、結婚すると子どもについて考えたり、マイホームの購入を計画したり…将来についてより現実的に考えるようになることで、自然と無駄遣いが減って経済的に安定してくることも。
3位：時間を無駄にしたくないと感じるから
Z世代は結婚にもタイパを意識するようです。「恋愛が時間の無駄」という考えはちょっとドライに思われがちですが、趣味や仕事など打ち込んでいるものがあるのだとしたら、効率を高めるために交際0日婚をするのも合理的！
同率3位：恋愛よりも結婚を優先したいから
刺激的な恋愛よりも、安定した結婚。法律的に結ばれることを第一に考えている意見も多くみられました。「非恋愛体質だけど結婚願望はある」という人は、交際0日婚に向いてそうですね。
5位以下の回答もざっとみていきましょう。
5位：恋愛や結婚は運命的なものだから
6位：直感やフィーリングを大事にしたいから
7位：新鮮な気持ちで結婚後の新生活が始められるから
「この人が運命の結婚相手だ！」とピンとくればその直感に従いたい、新鮮な気持ちで結婚生活を始めたい…そういった理由も。付き合いたての恋人のようにワクワクしながら結婚生活を送れるのは、交際0日婚の大きなメリット♡
―では逆に、交際0日婚に「否定的」と回答した約3割の理由は何でしょうか？ 多かった5位までの意見を一挙ご紹介。
「交際0日婚ナシ派」の理由
1位：相手との相性が悪いかもしれないから
2位：相手の良い面しか見れていないから
3位：トラブルに巻き込まれる可能性があるから
4位：お互いのライフプランに相違が生まれる可能性があるから
5位：家族や友人の反対が予想されるから
＜交際0日婚に否定的な意見＞
「後悔しそう（25歳）」
「こわい（25歳）」
「交際0日婚だと相手のことを信用できなそう（21歳）」
「昔から知っている相手ならまだいいと思うが、その日に出会った相手とは考えられない・相手の素性がわからないし、結婚詐欺の可能性も疑ってしまう（21歳）」
「バツをつけたくない（20歳）」
交際する一番のメリットは、相手についてよく知れること。互いの性格や生活スタイルなどの認識は、結婚相手としてこの先ずっと一緒にやっていけるかどうかを見定める大きなヒントになります。交際0日婚は相手を知る期間を一気に飛ばしてしまうため、結婚してから「やっぱり相性が悪かった…」「こんな人だと思わなかった…」など後悔しやすくなるのも事実。詐欺や何らかのトラブルに巻き込まれたり、人生設計や価値観のすれ違いが起こったり…これは可能な限り避けたいもの！
交際してからどのくらいの期間で、結婚を考え始める？
1位：半年以上1年未満
2位：1年以上2年未満
3位：3ヵ月以上半年未満
続いて、Z世代の男女に「結婚を考えるのは付き合ってからどれくらい？」という質問をしてみました。グラフから、「3ヵ月以上半年未満」～『半年以上1年未満』～「1年以上2年未満」の期間で結婚を意識し始める人が多いことがわかりますね♡
交際0日婚の経験者、周りにいる？
家族や親戚、友人、職場の同僚など…周囲に交際0日婚をしている人がいるかどうか質問した結果、なんと約4割が「はい」と回答！ 交際0日婚の経験者は世間に意外と多いようです。
自身が交際0日婚をすることについて、どう考えてる？
自身が交際0日婚をすることについて、「積極的に考えたい」「条件次第で考えたい」を合わせた過半数以上が、前向きな考えをもっていることが判明。周りに経験している人がいたり肯定的な人が多かったりすることで「自分もあり得るかも？」と視野に入れていると考えられそう。
もし交際0日婚をするなら…最低限知っておきたいことは？
1位：兄弟構成
2位：両親について
3位：仕事
4位：経歴
5位：収入
交際0日婚といっても、まったく面識のない人同士が出会った途端に「結婚しましょう！」となるわけではないはず。恋愛という基本的なルートを通らないとしても、家族構成のほか、何の仕事をしているのか、どんな人生を歩んできたのか、収入はどれくらいなのか…というような相手の最低限の人柄や情報については、結婚前に知っておきたいものです。
代表的な出会いの場である「結婚相談所」や「マッチングアプリ」では、プロフィールにおいて年齢や性格、仕事や趣味など基本的な情報を知ることができるので、恋愛や結婚をよりスムーズに進められます。交際0日婚への希望があるなら、そういったものを試してみるのもひとつの策♡
また、ランキングとは別に知っておきたい相手の情報を聞いてみたところ、以下の回答が寄せられたので抜粋してご紹介。
「借金がないか（26歳）」
「離婚歴がないか（25歳）」
「生活するうえでのルール（22歳）」
「車に乗った時の態度、店員さんへの態度、最低限のマナーができているか（21歳）」
今回の調査から、Z世代の約6割が交際0日婚へ肯定的であり、自身の結婚においても視野に入れていることがわかりました。その理由として、恋愛する手間を省けるからという意見が多数挙げられ、令和では結婚においても『タイパ』を意識する時代となっている印象でした♡（Mai）
▼恋愛診断テストもチェック♡
