そのうち結婚はしたいし、子どももほしい。「でも、その前段階の彼氏を作るところが面倒!!」と思う女性たち、増えています。趣味も仕事も友達と遊ぶのも楽しいから、わざわざ楽しいかわからない恋愛に使う時間がない。「彼氏を作るのも、その前の出会いも面倒。そもそも、新しい人と出会っても、恋愛スイッチが入りません!」と、結婚の前に立ちはだかる問題がたくさんあって、途方に暮れてしまいそう。
そこで「結婚したいけど、彼氏ができない、恋愛スイッチも入らない」といったお悩み解決法を、男女ともに幸せになれる力「メス力」をテーマに発信し続ける恋愛コラムニスト・神崎メリさんにうかがいました。
神崎メリさん
恋愛コラムニスト。男女共に幸せになれる力「メス力」をテーマに発信を続ける。著書累計30万部突破中。最新刊は『眠れない夜の恋愛処方箋』(講談社)。
近著に初の小説 『メリ子先生、わたしどうしたら大好きな彼と幸せになれますか? 』(SBクリエイティブ)他多数。公式インスタグラム https://www.instagram.com/meri_tn/
What’s メス力(めすりょく)?
神崎メリさんが提唱する「男心に寄り添いながらも、媚びずに凛として生きる力」のこと。
男心を知り尽くし寄り添いながら、「尽くさない、焦らない、執着しない、他人に振り回されない、3か月は肉体関係を持たない」。男性は本命中の本命、「ど本命」にめぐりあうと満たされ、女性は「ど本命」として愛されると満たされる。
Q. 結婚はしたいけれど、正直ここ数年恋愛が面倒です。恋愛モードへのスイッチを入れる方法はありますか? 無理して彼氏作ることないよ、と周囲には言われますが、人生計画のことを考えるとそろそろ彼氏がいないことに少し焦っています。
A.スイッチが入るのが待つと10年経つ。結婚相談所が向いているかも
はっきりとお伝えします。
「数か月恋愛スイッチが入らない」ならまだしも、「ここ数年、恋愛が面倒」で、なかなか恋愛スイッチが入りにくい…というあなたは、ここからさらに「恋愛スイッチ」が入るのを待っていたら、あっというまに10年が経ってしまいます。
アプローチする、口説かれるなど、恋愛の過程が面倒くさい…。そうやって「恋愛が面倒くさい、でも結婚はしたい」人は、切り替えて結婚相談所のほうが向いている可能性があります。おそらくですが、好みのタイプがかなりはっきりしているのではないでしょうか。
こういうとき、いわゆるマッチングアプリで探す方が多いのですが、アプリは「下心ありき」の方が多い傾向にあります。恋愛が楽しい方であれば「そういうこともあるよね」と流せるかもしれません。でも、「恋愛が面倒くさい」という方が、もし運悪くそういった男性に連続で当たると、さらに男性不信になり、また恋愛や新たな出会いがさらに面倒になってしまう悪循環に入ります。
「恋愛は面倒であまりしたくない、でも、結婚はしたい」というあなたが「それでも出会いがないかと、下心満載の人がたくさんいるマッチングアプリ」を始めるのは、「美味しいお魚が食べたいのに、肉屋に行くようなもの」です。
一方、結婚相談所であれば、基本的にそこで出会う男性は、ある程度結婚を考えて、誠実に活動している方です。その中から、マッチする方を見つけるほうが、おそらく話は早いでしょう。アプリとは違って仲人さんがついて、「お付き合いの前にこれはダメ」などしっかりルールが決まっています。相手に失礼なことをすると、お互いに注意されます。
「自然な出会いから結婚したい」という気持ちからなかなか離れられない方も多いですが、それでしばらくうまくいかなかったのであれば、一度選択肢のひとつとして検討してみてください。
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