「婚約」と「結婚」の違いって何?指輪が2つある意味も解説

「婚約」と「結婚」って同じじゃないの?

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婚約と結婚って違うのを知っていますか? 似たようなイメージで使っていることが多いこの2つ。違いを解説します。また、婚約指輪と結婚指輪の違いもお伝えしますね!

「婚約」と「結婚」の違いって何?

婚約と結婚の違いを知るために、それぞれの意味を辞書で調べてみました。

「婚約」とは?

こん‐やく【婚約】

[名](スル)結婚の約束を交わすこと。また、その約束。エンゲージ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

婚約とは結婚の約束をすることとあります。ということは、何も手続きをしなくても婚約はできるんですね。

「結婚」とは?

けっ‐こん【結婚】

[名](スル)夫婦になること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

続いて結婚を調べてみると、夫婦になることという漠然とした説明になっていました。

「婚約」と「結婚」の違いは?

婚約と結婚の違いをまとめると、婚約とは結婚の約束をすることで、法的な拘束力などはなく口約束でもできます。わかりやすいのがプロポーズです。プロポーズでは「結婚してください」「はい」という言葉を交わすだけですよね。これで婚約をしたことになります。

一方、結婚とは役所に婚姻届けを提出し、法的に夫婦になることをいいます。

「婚約指輪」と「結婚指輪」の違いって知ってる?

結婚するにあたり、婚約指輪と結婚指輪の2つがありますよね。この2つの違いは何なのでしょうか。

正解は……

「婚約指輪は結婚の約束の証として、男性が女性に贈る物」

「結婚指輪は結婚していることを示すため、ふたりで購入する物」

です。婚約指輪はプロポーズの際にもらうことが多く、その場合は男性が一人で選んで用意しているはずです。一方結婚指輪は婚約をしてから2人でお店に行き、一緒に選ぶのが普通です。

結婚指輪は結婚してからも日常的につけることが多いため、生活していく上で邪魔にならないかどうかなども選ぶポイントになります。

「婚約」から「結婚」までの流れ

最後に婚約してから結婚するまでの、一般的な流れをご紹介します。

  1. 両家の親へ挨拶をする
  2. 両家の顔合わせをする
  3. 結婚式に向けて準備をする・職場などに報告をする
  4. 結婚指輪の購入
  5. 入籍する
  6. 結婚式を挙げる
  7. 新生活を始める

職場への報告や結婚指輪の購入は前後することもあります。また入籍と結婚の順番が逆という場合や、同時ということもありますが、基本的にはこういう流れだと思っておいて良いでしょう。

【まとめ】

婚約と結婚ってかなり意味が違うことがわかりました。婚約には法的拘束力がないからこそ、婚約破棄もあり得るんですね。そんな事態にならないよう、婚約しても結婚までは気を抜いちゃいけませんよ!