社会人になってお酒に呑まれるのは、ダサい!?20代女子の「飲み会」のリアル

20代女子に主流の「飲まない飲み会」について、とことんお喋り

CanCamを盛り上げてくれるインフルエンサー集団〝it girl〟。日常生活の些細なことから社会問題まで、20代の等身大目線で喋り倒す連載。 3人集まればトークが止まらないのが女のコってもの。第5回は、社交的な3人に聞く、今ドキ女子のお酒事情や飲み会についてのセキララトーーーーク!

▼第一回:SNSのモヤモヤ

▼第二回:ミスコンの光と闇

▼第三回:働き方のアプデ

▼第四回:地方移住と上京のリアル


Vol.05 :飲まない飲み会の常識

今回の座談会に参加してくれたのはこの3人!

佐藤未来さん(広告代理店勤務)
お酒は好きだが、最近控えている。友達と素敵なお店で〝飲まない飲み会〟を開くのがお決まり。結婚したばかりで、手料理を振る舞うホームパーティもよく開催している。
@miku2018___
横山キラさん(商社勤務)
ミス慶應コンテスト2020の準グランプリ。アルコールに強くお酒好きだが、美容と健康のために週1~2回は休肝日を作っている。最近のストレス発散方法は、サ活&シーシャ。
@kira_yokoyama_
梶山悠莉彩さん(金融系勤務・インフルエンサー)
國學院コンテスト2021ファイナリスト。金融系企業で働きながら、コスメやカラコンの企画の仕事にも関わる。お酒は弱めだが、飲みの席は好き。ノンアルカクテルがお気に入り。
@yuria.kajiyama
 

──20代の女子は最近、お酒が飲める人もあえて〝飲まない飲み会〟をしているって聞いたんですが、それは本当ですか?

【梶山】増えているっていうか、それがもう当たり前になっているかも…? 

【横山】飲み会なんだからお酒を飲まなくちゃいけないっていう感じはもうないです。大抵の飲み会が、お酒を飲んでも飲まなくても大丈夫になっていますね。 

【佐藤】特に会社の飲み会はそうかも。食事会って感じでお誘いが来ることも多いですし。私はお酒を飲めるほうですが、あえて飲まない選択をすることも増えてます。

【梶山】同性の先輩からはランチ会を提案されることもよくあるので、そういうときは自然とノンアルコールになりますし。

──海外では、お酒をあえて飲まない、少量しか飲まないというライフスタイル「ソバーキュリアス」が流行しているって聞いたんですが、日本でも女性は積極的に取り入れているんですね…!

【佐藤】流行っているからしているわけではないんですけど、昔に比べて「飲まない」って言いやすい空気になったので、自然とノンアルコールでいいやって思う日が増えました。

【横山】無理にお酒を勧めたり飲みに行こうと誘ったりするのは、アルコールハラスメントだっていう認識が社会に浸透してきましたもんね。職場の飲み会では、上司や先輩のほうが気使いしてくれるんです。

【佐藤】新人や後輩がノンアルドリンクを頼みやすいように、目上の人から「何を飲む?」って聞いてくれることも増えました!

【梶山】「1杯目はとりあえずビールでいいよね」なんて言う上司や先輩はほぼいないです。

【佐藤】社外の人がいる会食も、ノンアルで大丈夫なムードになってきてますよ。場の雰囲気を壊さないようにお酒を頼んだりすることもあるけれど…。

【横山】ビジネス会食に慣れているお店だと、店員さんが配慮してくれたりしません? 

【佐藤】そうそう! ノンアルドリンクでもお酒と同じグラスでサーブしてくれたりするんですよね。

【梶山】あれ、ウーロン茶を頼んでおけばウーロンハイに見えるのでありがたいです!


──友達とも飲まない飲み会ってします?

【梶山】最近、友達とがっつりお酒を飲むってことは減りましたね~。

【佐藤】私もです。周りの人もそんな感じ。

【横山】女子同士だと、特に「ノンアルでもいいよね!」って感じじゃないですか? 

【佐藤】実際、ごはんに行っても飲まないで終わることがすごく増えました。

【梶山】仲いい女子とおしゃべりできるなら、場所はカフェでも全然いいなって思います。

【佐藤】わかるなぁ。お酒があってもなくてもガールズトークは楽しめるって、コロナ禍を経験してみんな気づいちゃったのかも。

【横山】私はお酒が飲めるし好きなほうだけど、絶対飲みたい…とは思わないな。飲まない友達と会うときはノンアルでいいし、相手が飲めるなら、一緒にお酒を楽しむし。

【梶山】お酒がないと話せないなんてこと、ないですもんね、実際のところ。

【佐藤】お酒のあるなしでテンションが変わるってことも、そんなにないかも。

【梶山】むしろ飲みすぎると頭が痛くなったりしてテンションが下がったりするので、女子と遊ぶときこそアルコールはいらないかな。


【佐藤】20代女子に飲まない人が増えているのは、サウナやアフターヌーンティが流行ったっていうのもある気がするんですよね。

【横山】まさに私、サウナにハマってからお酒が減りました! 会社帰りによく行くんですけど、入る前に飲むのはNGだし、出た後は整っているからお酒が必要ない(笑)。

【梶山】コロナ禍でおうち女子会が流行ったのもありそう。

【横山】おうちで女子会だと、飲んでても飲んでなくても気にしない感じありますもんね。

【梶山】みんなで料理したり、あえて子供向けの食玩でお菓子を作って遊ぶ…みたいなブームもあって、お酒の出番が減ったし。

【佐藤】減ったといえば、カラオケでオールみたいなこともなくなりましたよね。

【横山】そもそも最近、朝まで開いているお店が少なくなってる気がしません?

【佐藤】確かに、居酒屋やファミレス、カフェの深夜営業が減っているかも。でもシーシャ店は遅くまでやっている店が多いかな。

【横山】そのせいか、会社帰りにシーシャ店に行くのが流行っているのかも。私も資格の勉強とかしに、ちょいちょい行きます。

【梶山】そういえば、インスタのストーリーズとかで「シーシャ店で作業中。参加者募集です」みたいな投稿をよく見かける気が。

【横山】そうそう、仕事したり勉強したりする人が多いんですよ。シーシャ自体にリラックス効果もあるし、お酒は飲まないかな。

【梶山】私は仲のいい女友達とよく、夜中のシーシャ店で恋バナしてます。でも、お茶だけで済ませて深夜に帰っちゃうことも。

【佐藤】コロナ禍でライフスタイルが変化して、朝まで遊ぶ習慣がなくなりましたよね~。

【梶山】うんうん。それに都心はLUUPとかのシェアサイクルが普及してきて、終電がなくなっても家に帰れちゃうんですよね。ただお酒を飲むと使えなくなるので、それもアルコールを控える要因のひとつかも。


──女子と飲まない飲み会をする場合は、どんなお店をチョイスしていますか?

【佐藤】お酒がメインのお店を避けて、ごはんがおいしいお店を選ぶかなぁ。学生時代と違って最近は、女子同士でもちょっといいレストランに行くことが増えました。

【梶山】ノンアルドリンクが充実しているお店を探すこともありますね。

【横山】韓国料理とかエスニック系とか、色んなメニューを試したくなるようなお店も飲まない飲み会向きかも。冬だったら、がっつりお腹にたまる鍋料理も人気です。

【佐藤】女子とは休日お昼に会うことも多いから、ランチがおいしいカフェの情報はまめにアップデートしてます。

【梶山】ランチだとアサイーボウルやサラダがおいしいお店が喜ばれるかも。ダイエット中の人や美容を気にしているコは多いので。


──異性とデートや合コンする場合も、お酒を飲むことが減っていますか?

【横山】そもそも最近、合コンがないかも…! デートのときはどうだろう? 飲むか飲まないかは人による感じがしますね。

【佐藤】マッチングアプリの普及のせいか、飲める人同士、飲めない人同士がおつきあいしている感じがするかなぁ。

【横山】男女みんなで会うときは、普通に飲み会になるイメージですね。ただ、お酒を強要されることはなくて。飲みたければ飲むし、飲みたくなければ飲まないし。

【佐藤】学生時代みたいに酔いつぶれる人もいないですね。女子はもちろん、男子もそこまで飲む人って減ったなぁ。

【梶山】社会人になってお酒に呑まれるのはダサいって感じがあるかも。

【佐藤】そういえば、知り合いの男性が「飲みに行ってつぶれるようなコとつきあいたくない」って言ってました

【横山】お酒の力を借りて好きな人にアタックした…みたいな話も、社会人になってからはあんまり聞かない気が…。

【梶山】逆に、素を知りたいからランチデートするって話はよく聞くかも。私も、ランチに誘ってくれる男子のほうが本命として見てくれている感じがしてうれしいです。

【佐藤】そもそも、お酒の力を借りて恋愛しても上手くいかないですよね(笑)。

【梶山】確かに…! そういう恋愛は学生のときに卒業したほうがいいかも(笑)。


──最後に、飲まない飲み会をするメリットを教えてください!

【梶山】美容にいいってのが大きいですね。飲酒すると翌日すごく、むくむじゃないですか。飲まないほうが肌の調子もいい気がします。

【佐藤】お酒を飲まなかった翌日は、すっきり起きられますしね~。飲酒量は仕事のパフォーマンスにも影響するので、忙しい日の前日はノンアルにしておきたいかも。

【横山】私が飲まない飲み会をするようになったのは、健康維持が目的かな。母から「週1日は飲まない日を作らないとダメだよ」って言われて休肝日を作るようになったんです。実際、休肝日を作ってからのほうが元気です。

【佐藤】コロナ禍で、みんなすごくセルフラブを意識するようになりましたよね。体調が思わしくないときや用事があるときに「今日は飲むのやめとくね」って言いだしやすい空気ができて、気分的にもみんな楽になったんじゃないかなと思います。

【横山】お酒が減った分、ごはんにお金をかけられるのもいいですね。

【梶山】それ、めっちゃわかります…! お酒を飲むと、安い居酒屋でも数千円すぐ飛んでいっちゃいますもん。

【佐藤】コスパって重要ですよね。ムダなところにお金をかけたくない! その分、美容やおしゃれに使うほうが有意義だと思うな。

【横山】食事に使うとしても、高級店のランチコースやアフターヌーンティに使うほうが有意義な気がしちゃいます。

【佐藤】最近、お酒を飲むならおうちで…って思っちゃうんです。お酒を飲んでも家飲みならかなり安くつくし、料理を色々作って友達に振る舞うのも楽しいし。

【梶山】私みたいにあんまり飲めない人にとっても、おうちでパーティはとってもありがたいです! 家のほうが、より飲む飲まないを気にしなくていいので。

【横山】飲まない飲み会が当たり前になって、お酒を飲む人も飲まない人も気兼ねなく食事を楽しめる空気ができたっていうのも、大きなメリットなんじゃないかと思います。


編集後記

エディターE(CanCam歴8年目):食べ歩きが好きな食いしん坊。お酒は弱め。

会社の飲み会が復活しても、若手に無理やり飲ませる…なんて文化は復活していなくてよかった! 〝飲まない飲み会〟が当たり前になってきているのは、誰もが生きやすい多様性のある社会になりつつあるってことなはず! 日本の未来は明るそうですね♡

CanCam2024年4月号「CanCam it girl総研」より
イラスト/佐藤麻美 構成/衛藤理絵 WEB構成/久保 葵