普段ひらがなで表記されている言葉も、実は漢字表記を持つ言葉も多いです。例えば、「吃驚」。馴染みのない漢字ですが実はよく身近に使われている漢字です。その他にも、「一寸」が「いっすん」以外にもよく使われる言葉を読みに持つ漢字であったりします。そんな、「読めそうで読めない日本語」から、こちらのクイズを出題します。今回の漢字はこちら!
「当籤」。いったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると「当籤」の意味は次のとおり。
くじに当たること。
ちなみに「籤」は「くじ」と読むので、まさに意味をそのまま漢字が示している言葉です。ひらがなで書くと「○○○○」と4文字になります。
なんとなく読み方の想像がつきましたか?では、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は…こちら!
「当籤」の読み方、正解は「とうせん」でした。宝くじ売り場などで見かけます。「籤」という漢字が常用漢字外なので、「当せん」とひらがなで書かれていることがほとんどです。ちなみに、「籤」は「紙片や竹片などに文句や記号を記し、その一つを抜き取って、事の成否や吉凶を判断したり、当落・順番などを決めたりする方法。また、その紙片・竹片など。古くは神意をうかがうのに用いた」という意味を持っているんですよ。
CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中。日常に役立つような言葉のクイズをたくさん出題していますので、他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね! (岡美咲)