「独擅場」って読める?実は「どくだんじょう」ではありません

よく見るあの言葉、実は誤用から広まったって知っていますか? 本日は、誤用のほうが広まってしまった漢字からクイズを出題!

「独擅場」

何と読むかおわかりでしょうか?
こんなの余裕で読めるよ! と思ったあなたもよくよく漢字を見てみてください。
思っている字と少し違いませんか?

ヒントをもとに正しい読み方を推理してみてください!

■ここでヒント

読み方を探るために、ヒントとして言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「独擅場」の意味は次のとおりです。

(引用)
その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。
[補説]「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場」というようになった。


間違い探しのようですが、よく見ると、普段使うことが多い「独壇場(どくだんじょう)」と、本日の問題「独擅場」は、「独壇場」が”つちへん”、「独擅場」が”てへん”と、左側のへんが違いますよね。そう、当たり前に使われている「独壇場(どくだんじょう)」は、実は誤用から始まった言葉なのです。

「独擅場」を使って例文を作るとすれば…

・「昨日の試合は○○選手が3得点を決めて、彼の独擅場だった」
・「会議の中では若手のエースに質問が集まり、彼女の独壇場となった」

という感じ。
ちなみにひらがなで書くと「○○○○○○○」と7文字です。

―そんな「独擅場」の読み方は? 正解を見ていきましょう。

■正解は…こちら!

「独擅場」の読み方の正解は、
「どくせんじょう」でした。

CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中。頭の体操として、ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてください!