「大葉」と「しそ」の違いって何?大葉を使った絶品レシピも紹介

「大葉」と「しそ」の違いって何?見た目や色の違いだけじゃないの[?

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大葉としそって何が違うか知ってしますか? 実は色や見た目だけじゃない違いがあるんです。今回はそんな、大葉としその違いを解説します。さらにえごまとの違いや、大葉を使った絶品レシピも紹介しますよ。

大葉としその違いとは?

大葉としそって何が違うのでしょうか。まずは辞書で意味を調べてみましょう。

大葉とは?

おお‐ば〔おほ‐〕【大葉】

1 大きな葉。
2 刺身の敷きづまなどに用いる青じその葉。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

今回知りたいのはもちろん(2)の意味です。注目すべきは「青じその葉」の部分。つまり大葉とは、青いしそのことを言うようです。

続いてしその意味も調べてみましょう。

しそ(紫蘇)とは?

し‐そ【紫×蘇】

シソ科の一年草。茎は四角柱、葉は広卵形で暗紫色。夏から秋に、淡紫色の唇形の小花を総状につける。全草に強い香りがあり、アカジソ・アオジソ・カタメンジソなどの品種がある。梅干しの着色などに使い、実は塩漬けにして食する。葉を漢方で解熱・鎮痛・健胃薬などに用いる。シソ科植物は約7000種が主に暖帯・温帯に分布し、草本または木本。ハッカ・ウツボグサなども含まれる。ちそ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

しそには、赤ジソ・アオジソの種類があるんですね。この2つの意味がわかれば、大葉としその違いも見えてきそうです。

大葉とシソの違いとは?

東北農政局による食育ブログによると、しそは大きく分けて、緑色の青じそと紫色の赤じその2種類があるそう。一般的に赤じそのこと「しそ(紫蘇)」と呼び、青じそ(大葉)はしそが変種したものと考えられるそうです。

緑なら大葉と覚えれば大丈夫そうですね!

出典:東北農政局「食育ブログ 令和3年7月」

見た目がそっくりな大葉とえごまの違いとは?

大葉としそに見た目がそっくりなものとして、えごまの葉がありますよね。こちらも違いを調べるために辞書で意味を見てみましょう。

えごまとは?

え‐ごま【×荏×胡麻】

シソ科の一年草。高さ60~90センチ。全体に白い毛があり、シソに似る。花は白色。種子をしぼって荏 (え) の油をとり、またゴマの代用にもする。東南アジアの原産で、古くから栽培。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

やはり見た目が似ているのは、シソ科の一種だからだったんですね! シソ科の葉っぱの中でも、えごまは名前の通り「ごま油」のような香りが特徴的です。また、えごまの葉の方が葉っぱが硬めなのも見分けるコツですよ。

大葉を使った料理

ではここからは、大葉を使った料理をご紹介します。

■納豆へちょい足し

栄養もあり免疫力アップも期待できる納豆。ですが毎日食べていると飽きてしまいますよね。そこでおすすめなのが納豆の味変のために大葉を使う方法です。

  • 「ねぎ+大葉」
  • 「オクラ+たっぷり大葉」

おすすめはこちらの2つ。ぜひ試してみてくださいね。

■混ぜご飯に

食事を毎日作るのって本当に大変です。そんなときには以下のおすすめ食材を炊いたご飯に混ぜてみましょう。これだけで満足感がUpするはず!

<おすすめの組み合わせ>

・炒り卵+ちりめんじゃこ+青菜+ごま油
・たらこ+チーズ+枝豆
・そぼろ+きんぴらごぼう+ごま
・切干大根+油揚げ+ツナ
・鯖水煮缶+大葉+ごま
・ボイル海老+炒り卵+炒めたキャベツ(小さく切る)

■MCTオイルを使った鮭の混ぜごはん

脂肪燃焼効果があるとして人気のMCTオイル。MCTオイルと鮭の混ぜご飯にも大葉が合うんです!

■材料:1人分 ごはん…150g、鮭…50g(およそ1/2尾)、白ごま(いり)…小さじ1/2、塩…少々、大葉…2枚、MCTオイル…小さじ1
■作り方
1、鮭を焼き、身をほぐす。
2、大葉はせん切りにする。
3、ボウルにごはん、鮭と白ごま、塩、MCTオイル、1、2を入れよく和える。
4、器に盛り付け、お好みで仕上げの大葉のせん切りをトッピングする。
MCTオイルをプラスすることで、鮭に多いビタミンDの吸収率がUP!
※ビタミンDは骨や筋肉などの身体をつくるために欠かせない栄養素のため不足すると免疫などにも影響します。また、ご飯にツヤが出てパサつきを抑える効果も期待できます。

■餃子に入れて

最後は餃子をもっと美味しくしちゃうアレンジ方法です。

  • 「セロリと大葉を入れるオリジナルの餃子が我が家のオススメです」(静岡県・40代・月に2-3回程度)

セロリと大葉がアクセントになって、飽きずにいくらでも食べられる餃子が作れそうですね。

【まとめ】

大葉はしその一種で、緑色のものをいうことがわかりました。「大葉」も「しそ」もいつもの料理に加えるだけで、味や香りにアクセントをつけられますよね。いろいろな料理に使って大葉やしその風味を楽しんじゃいましょう!