鈴木 婚活イベントのなかでもそういったテーマ性のあるものが人気なのは、なにか理由があるのでしょうか。
神本 「すぐ結婚をしたい」「いますぐ交際相手を見つけたい」といったような高い温度感ではなく「料理をしたいし行ってみよう、いい出会いもあればうれしい」くらいの心持ちの方が多いようです。出会いの場へ行く、となると前のめりなイメージがあり、恥ずかしいという人も参加しやすい、ちょうどいい“言い訳”のようになるイベントに人気が集まるんですよね。
鈴木 最近インターネットのサービスをきっかけに出会ったり、交際に発展したりする人が多いらしいと聞いたことがあります。サービス自体は増えていても、利用者の方々は実際にはまだ抵抗があるのではないかと思っていました。意外とかなりみなさん積極的ですね。
神本 海外では、「インターネットをきっかけに出会うことがカッコいい」と思っている人が多いという話もあるそうです。出会いを求めて相談所へ行くことを恥ずかしいと思うのは悲しいし、もったいないと思うんです。どんな出会い方だとしても、いい人と出会えばそれは素敵なことなのに、きっかけ作りに躊躇してしまったり、きっかけを言いづらい空気になったりするのは良いことではないと思うんですよね。気軽に出会えて、もっとオープンに話せるような世の中になったらいいなあと思っています。結婚したいと思っている方が、素敵な出会いを手に入れる機会を増やしたい。そんな想いで『ゼクシィ恋結び』『ゼクシィ縁結び』といったサービスを展開しています。
出会いを求めることが恥ずかしい、といった風潮が少なからずある世の中。まずはそういった空気をなくしていきたいと、結婚に関わるあらゆる面からサポートしている『ゼクシィ』。
確かに料理やマラソンがきっかけなら、出会うために行くというより、普通にイベントとして楽しめそうです。男女の出会いには、ちょっとしたわくわくがあるのがいいのかもしれませんね。
さて、次回はついに最終回。最近のブライダルファッショントレンドについて伺います!(鈴木 梢)
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