コンサートや舞台、ファンミーティングなど、推しに直接会えるイベントって本当に楽しいですよね。もはや、この日のために学校や仕事を頑張っていると言っても過言ではないくらい。「超楽しかった~!」と100%満足の気持ちで帰宅できれば花丸ですが、残念なことにモヤモヤした感情になってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、アイドルオタクがコンサート・舞台でモヤっとしたこと13選をお届けします。最近推しができたという方も、イベントにはよく行っているよという方にも共感してもらえるはず。早速見てみましょう!
コンサート・舞台でモヤッとした行動13選
①ずっと喋っている
開演前・終演後ならいざ知らず、公演中に喋っている人ってたまにいますよね。ひどいときには、バラード曲やMC中にもおしゃべりをする始末。「あなた、おうちでDVD鑑賞してるんじゃないのよ!?」と言いたくなります。ファンサをもらったタイミングで同行者とキャッキャしたり、必要なタイミングで小声のやりとりをするのは全く問題ありませんが、ずーっと喋っているのは周りからすると「あなたのトークイベントを聞きにきたんじゃない!」と言いたくなる。そもそも、推しが一生懸命歌っているのに邪魔するなんて、いったい何を考えているのか。怒。
②ペンライトを永遠に頭上で振る
これは界隈によって良し悪しが分かれる項目かもしれませんが、ほぼ最初から最後まで頭上でペンライトを振られるとモヤっとしませんか? もちろん、盛り上がる曲やコールアンドレスポンスで高く上げるのは一体感があって楽しい♡だけど、ダンスを魅せる曲やバラードでも頭上でぶんぶんされると…。「うちわや応援ボードの高さには制限があっても、ライトは公式でルールがないから我慢するしかなくて辛い」「下げてもらえませんか? とお願いしたら睨まれた」など、コンサートが終わってもモヤモヤしている人もいるようです。
③隣の人が侵入してくる
こちらは立って見るタイプのコンサートやイベントでの出来事。ただでさえ広いとはいえない自分のエリア。その範囲内でなんとかうちわを持ってペンライトを持って…と頑張っているわけですが、「…なんだかさっきより狭くなってない?」と感じること、たまにありますよね。そう、隣の人が侵入してきてるから。ステージ上に集中していると自分の立っている場所に気が行かなくなりがちですが、スペースに侵入されている側としてはモヤモヤMAXです。適宜自分の足元を見て、相手のスペースに入っていないか確認するようにしたいものです。
④フラットな会場での髪型問題
段差がある会場ならまだしも、ライブハウスやアリーナなどのフラットな会場で高いお団子ヘアをされると地味に前が見えなくなってしまうことも…。一時期は“盛り髪”がNGとされていましたが、盛り髪まで行かずとも密かにダメージ。大きなリボンなども可愛いですが、必要以上に上につけないようにしたいものです。また、ポニーテールも可愛いけれど、その人の動きが激しいと「バサァ! バサァ!」と揺れ、顔面を攻撃されそうになることも。周りの人との距離が近い会場では、危害がおよぶ髪型は控えてほしいところです。
⑤香水がきつすぎる
推しに会うときはとびっきりのおしゃれをしたいですよね、わかります! でも、「さすがに香水きつすぎませんか…??」 と思うこともしばしば。適度な量であれば良い香りを持ってきてくれる香水も、つけすぎは香害になりえます。コンサートや舞台など席の移動ができない場所では、近くに香水がきつい人が来たら逃げられません。他の人の体調を壊すことに繋がりますので、自分が「良い匂い!」と思うものでも、推し活現場の日は気持ち控えめにつけるようにしたいものです。それに自分の香水を抑えたほうが、推しが近くに来たときに、推しの匂いを感じられる…かも。
⑥地味にネタバレをかます
開演前などに「〇〇のあのシーンがさ…」「最後△△するところ最高だよね!」といった会話が聞こえてきて、すでに見ている人は良いかもしれないけれど、「こちとら今日が初日なんだわ!!」とブチ切れそうになったこと、ありませんか? コンサートでも、事前にセットリストを知りたい人もいれば、「次は何が来るのかな?」のワクワク感を楽しみたいから知りたくないという人もいます。SNSを見ないように頑張ってきたのに、現地の会話はミュートできません(やばい!と気づいた瞬間イヤホンをするくらい)。ご友人同士の会話とはいえど、周りに聞こえているかもしれないことを忘れないでほしいもの。
ちなみに、筆者がコンサートの初日公演で出会ったネタバレオタクは、同行者と永遠にお喋りをしつつ、イントロが始まるとその曲名を速攻で口に出す、イントロクイズ激強系オタクでした。「これ何の曲だっけ? あ、あれじゃん!! キャー」と楽しむ余地なし。
⑦なぜか他グループのグッズ持参
よくあるのが、ペンライトの形が同じだけど書いてある文字が他グループのもの、という状況。そのくらいであれば「ペンライト用意する暇なかったのかな?」「普段は違う現場がメインだけど気になってくれたのかな?」と許容範囲ですが、明らかに「推しグループが出していない形状のペンライト」や、「なぜか他グループのうちわ」を持っている人が混じっている光景もたまに見かけます。なぜ? 特に事務所内での繋がりが強いグループの場合にありがちですが、周りからするとまあまあ謎です。結婚式に違う人宛のご祝儀を持って行っているようなものじゃないですか…?
⑧前の人が前のめりでステージが見えない
こちらは舞台や着席指定席でのあるある。集中して前のめりになってしまう気持ちはわかるけれど、後ろの人からするとステージが見えなくなってしまい辛いですよね。由緒ある劇場で観劇する際着物を着ていく方も少なくないかと思いますが、実はあれも、帯がある分前のめりになるため、後ろの方の邪魔になる可能性があるんだとか。最後列のときは後ろに迷惑をかけることがないので「ご自由にどうぞ!」ですが、後ろにも列がある場合は「椅子に肩をつける」ようにしたいですね。
⑨ずっとスマホいじり
たまに遭遇する、ずっとスマホをいじっている人。仕事やご家庭の都合など、緊急の連絡の可能性もあるため、全てが悪いとは言い切れないものの、つまらないから・興味がないからといった理由でスマホをいじっているのは流石にイラッとしますよね。そういう人に限って、推しが近くに来たときだけきゅるるんなお目目でファンサをねだったりするものです。裏表が激しすぎる。
⑩他のメンバーのソロ曲でもライトの色をかたくなに変えない
コンサートの途中にあるソロ曲やユニット曲コーナーで、たまーにいますよね、どんなときもペンライトを推しのメンバーカラーから変えない人。「自分はこのメンバーのファンです! 24時間それだけを主張したい! 他の色のライトを持つなんてもってのほか!」と、盲目的に推しだけが見えているのかもしれないけれど、他のメンバーも大事にしてほしいな…というのが本音。
⑪グッズ列で推していないメンバーの悪口を言う
グッズ列という逃れられない場所での悪口、しんどすぎる!! ペンライトの話と同じですが、「推しと自分さえ良ければ良い」というのが一番最悪です。誰がいるかわからない普通のカフェやごはん屋さんで、偶然聞いてしまったパターンであればまだ許せそうですが(それでも嫌だけど)、どう考えても「そのメンバーのファンがいる可能性が高い」とわかっている場所で言うって、いったい何を考えているんだ。
⑫コンサート中うるさいのに、アンコールは言わない
コンサート中、「絶叫アトラクション乗ってるんか!?」ってぐらいうるさい人や、タイミングを考えずに推しの名前を叫ぶ人、いますよね。もちろん声援はコンサートを盛り上げる大事な要素…ではありますが、音量と質がとんでもない過度なものは、耳がキーンとします。そして、なぜか「コンサート中に迷惑級にうるさい人」に限って、アンコールは言わずに、席で不機嫌な顔してたりする確率高め。なぜなんだ。さっきまでの大声を今こそ生かして!
⑬終演後にネガ感想大会
終わった後、会場から退場しながら「いやー今日のライブは30点だったわ」「てかだれだれのビジュ悪くね」とまあまあ大声でネガ感想大会してる人たち、なんなんですか全くもう!! いや、感想はいろいろあるものですが、前述したように周りにファンがいる中でそういうことが聞こえてくると、せっかくの楽しい気分も台無しになってしまいます。せめて「絶対にファンがいなさそうな、ちょっと離れた飲食店」とか「他に誰もいないこと確実の家に帰ってから」とか、そこまで待って話して!
楽しみにしていたイベントで迷惑な人と遭遇してしまったときのHP減少率、すさまじいですよね。自分でできる対策がほとんどないのが悲しいところですが、気を強く持って推し活を楽しみたいところです。(平田真碧)