推し活に出費はつきもの…
今や文化として浸透しつつある「推し活」。推し活からもらえるエネルギーを糧に毎日を頑張っている人も多いはず。
そんな「推し活」ですが、満喫するためには、ある程度の活動資金が必要だというのが現実ですよね。
それでは、「推し活」に勤しんでいる人の懐事情は一体どんな感じなんでしょうか? ここでは、株式会社エイチームフィナジーが男女450名に実施した「推し活にかけるお金と節約に関する意識調査」に基づいて、推し活と出費のリアルを探っていきたいと思います。
Q.あなたには「推し」と呼べる存在がいくつありますか?
みんな、どれくらいの数の推しを抱えているんでしょうか? 「あなたの推しはいくつありますか?」という質問に対して、最も多かった回答は「1つ」で25.2%でした。その一方で、「10つ以上」と回答した人が12.2%で、多くの推しを抱える人も多いようですね。
Q.あなたの「推し」のジャンルを教えてください
推しのジャンルを聞いてみたところ、1位は「アニメ・漫画」で41.2%の人が回答していました。「推し」の語源とされている「アイドル」と回答した人は35.8%で、なんと3位にとどまりました。
ランキングの1位に輝いた「アニメ・漫画」ですが、その中の「キャラクター」を推すという人は20.3%で、意外にも6位と低めの順位となりました。特定のキャラクターだけでなく、「このアニメ・漫画が好き!」とコンテンツ全体を推す人が多い傾向にあるようです。
Q.あなたは現在、月にいくら推し活に使っていますか?
推し活に1ヶ月あたりどれくらいお金を使っているのかを聞いてみると、全体の約3人に1人が「お金はかけていない」と回答し、7割を超える人が5,000円未満しかお金をかけていないことがわかりました。推し活はお金がかかるというイメージが強いですが、お金をかけずに推し活をしている人も実は多いようです。推しに貢ぐ以外の推し方を選ぶ人が増えてきているのかもしれません。
Q.あなたは現在、推し活による出費を負担に感じていますか?
また、推し活への出費を負担に感じているか聞いたところ、「非常に負担に感じている」と回答した人が12%、「どちらかというと負担に感じている」と回答した人が28.9%という結果になり、約4割の人が推し活による出費を負担に感じていることが明らかになりました。
一方、「どちらかというと負担には感じていない」と回答した人は28.2%、「負担には感じていない」と回答した人は29.2%で、過半数が負担にならない程度に推し活を楽しんでいることがわかりました。自分が何にお金を使っているのかを把握することや、衝動的に推し活にお金を使いすぎないことが負担を減らすポイントですよ。
Q.あなたは推し活費用を節約するために、工夫していることがありますか?
推し活の費用を節約するために、工夫していることを尋ねてみると、約4割の人が「月に使っていい金額の上限を設定している」と回答していました。上限を決めておけば、その範囲内なら安心して使うことができて、負担も減りますよね。一方で、「特に工夫していることは無い」と回答した人も約3割いました。
Q.あなたは推し活の中でも、何に一番お金をかけていますか?
「推し活の中で何に一番お金をかけていますか?」という質問では、「グッズ費」にかけているという回答が40.5%と最も多く、続いて「イベント費」が20.4%という結果になりました。推しを近くに感じることができるグッズには、やはりお金をかける人が多いようですね。
大事な推し活、お金の使い方までこだわりませんか?
推し活が幅広い人たちに浸透してきた今、推し活へのお金のかけ方も多様化してきているようでした。推し活は大好きな推しと向き合う大切な時間。だからこそ、1度推し活へのお金の使い方を見直して、無理なく楽しめるようにすることで、さらにエンジョイできるはずですよ。(石川智香子)
情報提供元/エイチーム