【難読】「翳り」読める?会話でもよく使うあの言葉です!

新聞や本などを読んでいると、たびたび読めない漢字に出会うことはありませんか? たとえば「偃月」、「流離う」などなど…日常で使うことがあまりないような漢字でも、いざ目にしたときにサラッと読めると嬉しいですよね。
CanCam.jpでは今までに難読漢字クイズをたくさん出題してきましたが、本日チャレンジしていただくお題はこちら。

翳り」。
上半分は「医」+「殳」、下半分は「羽」の旧字体。これらが組み合わさった「翳り」という言葉、何と読むかわかりますか? 
音で聞けばみなさんもよく知っているはず。頭を回転させて一緒に考えてみましょう!

■ここでヒント

まずは言葉の意味から確認していきましょう。小学館デジタル大辞泉で「翳り」を検索すると、次のとおりです。

1 太陽や月の光が雲などによって少し暗くなること。また、その部分。
2 表情などの、どことなく影がさし、暗くなったような感じ。「表情に―が見られる」
3 よくない兆候。「景気に―が出る」

天気や人の表情、景気などの雲行きが怪しくなり、暗くなるような様子をあらわします。

例文をつくるなら、
「さっきまでよく晴れていたのに、一瞬にして翳りがさした。」
「嫌なことがあったのだろうか、彼の表情に翳りが見られた。」
という感じでしょうか。

ちなみにひらがなで書くと「○○り」、送り仮名を合わせて4文字です。

言葉の意味から「翳り」の読みかたを推測することができましたか? それでは正解を見てみましょう!

■正解はこちら


「翳り」の読みかた、正解は「かげり」でした。
通常「陰り」と書くことが多いので、こちらはあまり馴染みのない漢字ですよね。送り仮名を変えて「日が翳る(かげる)」などとも使われます。

ちなみに「翳」の音読みは「エイ」。この機会に訓読み・音読みどちらも覚えてしまいましょう。もし小説などで出てきたとしても、これでもう、しっかり読めちゃいますね!

CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない漢字クイズを更新中。他の問題にもぜひチャレンジしてみてください♪(Mai)

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