脱ワンピース宣言!おしゃれプロの結婚式コーデ
6月は結婚式シーズン。いつもよりおしゃれに気合いが入るお祝いの席は、一枚で華やかなワンピースを選ぶ方が圧倒的に多いと思います。確かにワンピースはとても優秀なのですが、私の場合、結婚式のために購入したワンピースが箪笥の肥やしになっているのも事実。クローゼットの奥で眠ったまま、また次の機会に着ればいい、と思っていたら…トレンドが変わってしまい着丈が微妙だったり、シルエットがイマイチだったり、なんだかしっくりこないことも。買ったときはあんなにかわいかったワンピースが、時を経て(歳も重ねて)合わせてみたら、あれ?となった経験、皆さんはありませんか?
おめでたい結婚式やパーティーは、バッチリ決めていきたい派の私にとって、ファッションが古くさく見えるのは絶対的にNG! 箪笥の肥やしにならないためにも、そしてイケてるファッションで出席するために、私が出した結論は、“お呼ばれコーデは単品で選ぶ”ということでした。
新オケージョン服は“単品で選ぶ”がMyルール
■選んだのは…イケてるジャケット&スカート
最近出席した結婚式に選んだ服は、アシンメトリーなデザインのブラックジャケットと華やかな花柄のバルーンスカート。パーティーファッションはなにかと迷ってしまうので、体型に合うジャケットをゲットしておくと便利! 教会では肌の露出を控えるのがマナーなので、ジャケットさえあれば教会の式もレストランウエディングもすべてのシーンが網羅できます。
■ブラックコーデは靴まで盛って華やかに
ジャケットのインナーはシンプルなブラックのカットソーを投入。靴は、あえて派手なミュールを合わせてシックな黒を華やかに。足元まで盛った分、アクセは引き算ぐらいがちょうどいいので、小さなダイヤモンドのピアスをつけてシンプルに着こなしました。アクセに合わせてヘアもミニマムにまとめたので美容院代も浮きました(笑)。
単品ならデイリーコーデにも着回せる!
■派手スカートはシンプルTと合わせて普段使い
せっかく買った派手カワスカートは、クローゼットにしまったままではもったいない!ということで、シンプルなTシャツと合わせて普段使いに着回し中。光沢やとろみのある素材を合わせるときれいめになりすぎるので、スカート以外はあえてカジュアルに決めています。この日は、テキスト入りのルーズなロンTとトラックソールのブーツをプラス。夏にはタンクトップ、冬にはざっくりニットと合わせてたくさん着る予定です。
■ジャケットは端境期のカーディガン代わりに
春から夏、秋から冬など季節の変わり目に必須な羽織りもの。いつもはカーディガンを合わせるところをジャケットにすることで、カーデよりクールで手の込んだおしゃれっぽさが演出できます。あえてインナーはライトにタンクトップを選んだりして、さらりと着るのがポイント。ジャケットの場合、少し暑いときは袖を通さず、肩にルーズに羽織るのも今っぽくておすすめです。タンクトップとサロペットをオールホワイトでまとめたら、羽織りにブラックジャケットを足して大人の装いに。Tシャツ×太パンツや、クロップド丈トップス×デニムと合わせるのも素敵そう。
賢くおしゃれに…お呼ばれコーデを更新して
結婚式やパーティーのお誘いも増えてきて、数年前の洋服だとちょっと野暮ったく見えるかも…と感じたら、ぜひ単品合わせのパーティーコーデを考えてみてください。せっかく買うなら、普段も着られるアイテムが断然おすすめ。デイリーに使える方がコスパもいいし、せっかく買ったのに全然着ていない…と落ち込むこともなくなります。夏に向けてご予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
アパレルのプレスを15年経験したファッションアドバイザー・伊藤有佳さんが、おしゃれすぎる私服を中心に、トレンド服をナビゲート。本人のInstagram(@yuka_____ito)も必見です! linktr.ee/yukaito