満員電車のオジサマが輝いて見える。「就活」あるある14選!

5月も中盤にさしかかり、街にはリクルートスーツを着た学生がたくさん。新型コロナウイルスの5類移行も手伝って、選考のカタチもオンラインから対面へ少しずつ変わっていく予感です。さて今日は、そんな「就活あるある」、ご紹介します!

就活あるある14選

■メール、溢れがち

これから就活を始める皆さん、きっと無料で使える「Gmail」を普段からお使いではないでしょうか。そして、そのアカウントをそのまま使うつもりではないでしょうか。もしそのつもりなら、Googleアカウント、就活用に新しく作ることを強くおすすめします!

普段使っているアドレスで就活を始めると…「リクルートサイトや企業のマイページへ登録→メールが1日30件は余裕で来る→大切なバイトなど他の連絡が埋もれる→就活用にメールを新しく作ろうと決意するが、すでに登録しているところの変更が面倒で諦める」という負のループに陥りがちです。 同じ轍を踏まないよう気を付けて!!

 

■本選考よりインターンの方が落ちがち

これから初めてのインターンに応募するよ、という方へ。学校や先輩から言われているかもしれませんが…一喜はしても、一憂はしないで大丈夫!!

特に大企業となれば、ハイスペックな就活猛者たちがインターンの枠を端から端までかっさらっていきます。でも本選考は大丈夫。就職先はひとつです。絶対にチャンスが回ってきます!

 

■ピンで写っている写真、増えがち

これは志望する業界によって違いが出ると思いますが…意外とあります、エントリーシートなどに「あなたらしい写真を貼ってください」「溢れる笑顔の写真を貼ってください」という項目。…え、どの写真がいいの!? と悩みがち。あんまり昔の写真は使えないし、友だちが映っているものは使いづらいし、コロナ禍はマスクの写真ばっかりだし…悩みますよね。

いっそ「ラーメンを満面の笑みで食べている」なんて、そんな素朴で幸せな瞬間が「わたしらしい」笑顔なのかも。就活を機に、なんでもない幸せな瞬間の写真、ぜひぜひおさめてみてください!

 

■Twitter、そっと閉じがち

SNSは「この企業、〇日後に〆切なんだ!」という発見があり、視野を広げられるとっても便利なツール。でもそればかり見ていると…「納得内定しました!」「(某人気企業の隠語)、早期案内された!」なんて呟きがゾロゾロゾロゾロ。自分がつぶれてしまわぬよう、上手に活用できると良いですね。

 

■横文字飛び交いがち

アジェンダ、コミット、ペルソナにボトルネック…やたら横文字が耳に入ってきます。このカタカナだらけの世界に辟易したわたくし、あえてやさしい日本語を意識的に使っていました。すると「まっすぐな言葉づかいが好感を持てる」って言っていただけたうれしい経験も。カタカナは確かに簡単に「デキる」感の演出ができるかもしれませんが、自分を最大限アピールできる言葉選びができたら、きっともっと素敵。

 

■リモート面接、クマに悩みがち

これから選考のカタチは変化していくと思いますが、きっとしばらくリモート面接は残るでしょう。でも、オンラインで映る自分の顔って、なんだかやつれて見えませんか? クマは目立つし、それ以外はのっぺりしがち。相性のよいコンシーラーやシェーディング、それから照明、パソコンスタンドを探せると便利です!

 

■「服装自由、とは…?」となりがち

これぞ「あるある!!」ではないでしょうか。セミナーやインターンの案内メールで流れる「服装は自由です」。でも実際、そう言われているにも関わらずいざ会場に行くと、だいたい全員リクルートスーツなんです。

ただ会社によっては本当に「自由」を望まれているケースも。私個人の話で恐縮ですが、就活で一度だけ、ショッキングピンクのジャケットスタイルで参戦した結果「ピンクの子」と覚えられ、選考が前へ進んだケースもありました(笑)。自分の目指す会社の雰囲気に合わせたり、先輩に前年の様子を聞き込みしたり…と、しっかり調べることが有効です。

 

■ばんそうこう消費しがち

就活用パンプス、足に合わないと本当に辛いですよね。面接官の前では笑顔を保って堂々と歩き、一歩会社の外に出たら疲れ果ててヨタヨタ…。あるあるではないでしょうか。絆創膏や靴専用のクッションもとっても便利!あとは「パンプスに装着する透明なバンド」をつけて足の甲がパカパカするのを防ぐとよさそうです♡

■“差別化”ノイローゼなりがち

面接で右ストレートのごとく飛んでくる「同じような会社はたくさんありますけど、なぜウチじゃないとダメなんですか?」「あなたじゃないとダメな理由はありますか?」。いわゆる“差別化”の悪夢です。決して他の企業をディスるのではなく、良いところを見つける。難しいけれど、大切なことですね!

 

■盛り過ぎて自分見失いがち

決してウソはついていない。そう、決してウソはついていないんだけれども、自分の輝きはちょっと盛っちゃうんですよね。面接を終えてメイクを落とすとき、ふと「自分は何をしているのだろう」となる瞬間があります。

 

■“前回結果送信”悩みがち

学力テストのなかでも特徴的なのが、専用の会場で受験する「テストセンター形式」。多くの企業が「以前受けたことがあるなら、結果を使いまわしていいよ!」と言ってくれます。優しい。でもあのテスト、こちら側は結果がもらえないんですよね。「いい点数だと思ってるけど実はダメなものを使いまわしたら落ちるな」「いやでも、受け直してもっと低い点になったらどうしよう…」とグルグル考えがち。

 

■手応えあった面接ほど落ちがち

「自分が気持ちよくなっちゃう面接」ってどこか自分本位で、面接官からすると「この子、自慢してるの?」とか「話、長いな」とか思われてしまっていることもしばしば。意外と「ああ、もっと喋りたかったな!」くらいで終わった面接の方が、前に進みがちです。

 

■貯金が底をつきがち

「就活中、どうせ遊べないのだからお金使わないでしょ?」。いやいや、悲しいことにリモート面接のための会議室を借りたり、家にいないことが多いので外食が増えたり……バイトに入れなくても、意外とお金は使っちゃうんです。

 

■満員電車のオジサマが輝いて見えがち

目の前でお疲れの方も、向こうの方でスマホを見ている方も、そうか。就活を潜り抜けて今があるんだ。なんだかそんな考え方になって、満員電車が大尊敬空間になります。(笑)

おわりに

これから頑張る皆さんも、今頑張っている皆さんも、クスっと笑えていただけたら嬉しいです。心と身体の健康が第一。頑張る全員の就活生へ、幸あれ!

写真/(c)Shutterstock.com