スチーマーってぶっちゃけやる意味ある?効果を医師に聞いてみた

フェイススチーマーってどんな効果があるの?医師に聞いてみた


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美容機器の定番といえば、フェイススチーマー。なんとなく「肌に良さそう」と、思っているけど実際は? 今回は皮膚科医が教える、フェイススチーマーの効果や、正しい使い方&誤った使い方をご紹介します。

教えてくれるのは…銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。医学博士。
東京女子医科大学医学部医学科卒業。同大にて皮膚科助手、美容クリニック勤務などを経て、銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないエイジングケアをモットーに医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。食と美容、健康など幅広い知識を持ち、現在は雑誌やテレビでも活躍。著書「女医が教える、やってはいけない美容法33」(小学館)が好評。

スチーマーってやる意味ある?期待できる効果とは

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スチーマーには、どんな効果が期待できるのでしょうか?「スチーマーは、温かい蒸気で肌を蒸らすことがメイン。そのため医師の観点で言うと、①角層を柔らかくする②温めて循環を良くする、この2点ですね。角層が柔らかくなると、そのあとにつけるスキンケアの浸透がよくなるので、メイク前や夜のお手入れ時に使うのがオススメです」

やりすぎると逆効果になるってホント?

肌に良さそうだと思って、ついついやりすぎてしまう方は要注意!「肌を濡らすことで角層がふやけ、バリア成分が漏出しバリア機能が低下します。つまり、長時間当てたり、熱くなるまでやったりと、スチーマーのやり過ぎは肌のバリア機能が悪化し、肌あれを引き起こす場合もあるで絶対にNGです」


使った方がいい人の特徴

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  • 肌がごわつき、スキンケアや外用剤の浸透が悪いタイプ
  • 毛穴の詰まりが目立つタイプ

「スチーマーは、蒸気で肌を蒸して角層を柔らかくするため、スキンケアが浸透しにくいと感じる方には最適。さらに、詰まった角栓をスチームで柔らかくするので毛穴悩みにもおすすめですよ」

逆に、使わない方がいい人の特徴

「アトピー性皮膚炎や肌荒れしている人は、バリア機能がますます悪化するのでNGです」


スチーマーの効果的な使い方


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フェイススチーマーの効果的な使い方を解説。

・夜のお手入れに

夜のお手入れ時に使うと、クリームや美容液の浸透が高まります。

・マッサージ時に

マッサージする場合も、スムーズに指が滑るので摩擦レスでケアできます。


スチーマーを使う際の気をつけるポイント


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・使用時間は規定の時間以内に

「長時間当てていると皮膚温が上がり、かえって皮脂量が増えて毛穴が目立つことに。熱いと感じたら距離を離し、必ず規定時間内に収めましょう」

・距離を離して使う

「温かいのでついつい近距離で当てがちですが、やけどのリスクも高まります。距離を離してスチームの先が当たる程度に」


肌のごわつきや、詰まり毛穴が気になる方はぜひ取り入れて!

フェイススチーマーの使い方次第では、スキンケアの浸透が高まったり、毛穴悩みが改善されそう。最新の製品はさまざまな機能が追加されているので説明書をよく読み、正しく使いこなして!

取材・構成/齋藤奈々