まもなく新年度。進学や就職などで新生活が始まるという方も、これまでと同じ環境という方も、新年度に心機一転ひとり暮らしを始めよう! と考えている方もいるのではないでしょうか。
ひとり暮らしは自由ではあるけれど、その反面、家事や自己管理によるストレスがあるのは事実。その分、自分で自分を労われるようなケア用品を導入したいところですよね。
そこで今回は、華井由利奈さんの著書『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)より、ひとり暮らし経験者の先輩方に聞いた「買ってよかったor買って後悔したケア用品」をご紹介します♪ 小物から家電まで、様々な意見が集まりました。早速見ていきましょう!
買ってよかった! ケア用品 8選
■高機能ドライヤー
安いドライヤーは、風が弱く重い。ロングヘアーの人には高機能ドライヤーがおすすめ。短時間で乾き、腕も疲れにくい。
■5本指ソックス
足の匂い予防につながる。普通の靴下と同じ見た目なのに、実は内側が5本指に分かれている靴下もある。
■就寝用着圧ソックス
履くだけで足に圧力を加えられるため、翌朝足がスッキリする。立ち仕事・デスクワークが多い人向き。
■オールインワンジェル
洗顔後のお手入れが一度ですむ。メンズ用品も販売中。肌ケアを始めたい男性には特におすすめ。
■乾燥機能つきの洗濯機
ワンルームだと、ベランダや干す場所がないケースもある。タオルだけでも乾燥機能を使って乾かすと洗濯がラクになる。
■衣類消臭モードつきの扇風機
部屋干ししたときに消臭機能が役立つ。ただ値段は高め。
■電動歯ブラシ
手動で磨くより手早くすみ、時短になる。洗面台が狭くて置き場がない場合は、電池式のものがおすすめ。
■洗顔シート
朝、時間がないときにサッと顔を拭くだけでキレイになる。災害時など、水が使えないときの備えにもなる。
買って後悔した… ケア用品 10選
■体を洗うタオル・スポンジ
だんだんカビが生えてくる。結局捨てて、手で洗うことにした。
■バスタオル
洗濯するのも乾かすのも大変。特にこだわりがなければ、フェイスタオルで十分。
■アイロン・衣類スチーマー
アイロンがけそのものが面倒で、一度しか使わなかった。
■結婚式用のゲストドレス
4~5万かけて買ったけど1回しか着なかった。毎回同じドレスを着るわけにもいかない。レンタルすればよかった。交友関係がかぶらない友達と貸し借りしてもよかったかも。
■室内用トレーニングマシン
運動しようと思って買ったが、ほとんど使ってない。邪魔だし捨てづらいし、見るたびに痩せろと言われてる気分になる。ヨガマットなど、折りたためるものにすればよかった。
■安いコンタクトレンズ
安いレンズに切り替えたら、目に入れづらいうえに、目から出すときも苦労した。
■大ボトルのアルコール消毒液
感染予防のために高い値段で買った。でもハンドソープで手を洗ったら除菌できるから、結局使わなかった。
■容量の少ない洗濯機
「ひとり暮らしだから4.5㎏でいい」と思っていたけど、ため込んだときに回せなかった。7㎏に買い替えた。
■ラメ入り入浴剤
使用後が大変だった。バスタブにラメが貼りつく。排水溝にラメがつまる。床もタオルもラメだらけになる。
■顔パック
保湿しながら家事ができるから、時短にはなる。ただ、毎日やると費用がかさむ。
自分を癒してくれるケア用品も、見極めを間違えると後々手放したりお金を消耗する原因になることが。もちろん、「買って後悔した…」リストにあるものが皆さまの生活に合うこともありますが、購入の際はぜひ先輩たちの経験談も参考にしてみてくださいね♪
ほかにもひとり暮らしをするならぜひ知っておきたい「住まい」や「食」、「防犯」などの情報は、華井由利奈さんの著書『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)に掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪(平田真碧)