実は絶対知ってるアレ。「仮漆」の意外な読み方、分かる?

知っているモノの名前でも、漢字表記で見ると全然読めないことがあります。たとえば、美味しい「饂飩」や「櫃塗し」、ヘアアレンジにも欠かせない「護謨」など。すべて音で聞けばよく知っているモノばかりなのですが、初見ではなかなか読めませんよね。
そんな「知っているのに読めない」漢字クイズから、本日のお題はこちら!

仮漆」。
こちらの熟語は「かしつ」とも読みますが、じつはもうひとつ、かなり意外な読み方を持っています。いったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント!

読み方を推理するために、ヒントとして言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「仮漆」とは次のようなモノです。

「樹脂を溶剤に溶かした塗料。顔料は含まず、光沢のある透明な薄膜を形成するもの。」(該当の項より一部抜粋)

「仮漆」は、家具や床のコーティング材として使われる塗料です。塗料と言っても透明なので、その存在は意識しないと見逃してしまうかも……? さらにヒントを出すと、カタカナで書けば「○○」の2文字になります。
さて、そんな「仮漆」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「仮漆」の読み方、正解は「ニス」でした!
ニスは「ワニス」という言葉の略です。ワニスという響きはなんとなく日本に古来からある言葉のように聞こえますが、じつはオランダ語の「Vernis」が音変化したと言われています。

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(豊島オリカ)