空前のリバイバル♡人気の「Y2Kコーデ」を特集!
ミニスカやちびT、厚底など2000年代に流行ったアイテムが世界中でリバイバル中! ローライズやクロップド丈のトップスでおへそをチラ見せしたり、ミニ丈やダメージデニムを取り入れたり…ちょっぴり懐かしいテイストをバランスよくまとめた着こなしが大ブームになっているんです。そこで、今さら聞けない人気の「Y2K」コーデを大特集。復活中のアイテムや今っぽく着こなすコツを紹介します。
Contents
そもそも「Y2K」とはどんなファッション?
最近よく聞く「Y2K」をプログレッシブ英和中辞典で調べてみると…
Y2K=西暦紀元2000年(Year 2000)
Y2KはYear2000の略語で、YはYear、Kはkmやkgなどのキロ=1000を表し、2000年ごろ流行したファッションを指して「Y2K」や「Y2Kファッション」と呼んでいます。当時、海外セレブや日本のアーティストが人気に火をつけたクロップド丈やちびTなどの短めトップス、ショートカーディガン、ローライズパンツやミニスカートなどが代表的なアイテム。ヘルシーな肌見せが楽しめる「Y2K」は夏にぴったりのファッションです。
Y2Kファッションに欠かせない最旬アイテム
普段のコーデに取り入れるだけで、着こなしにY2Kなムードが生まれるリバイバルアイテムを厳選! 程ピタやクロップド丈などスタイルアップ効果のあるアイテムも要チェック。
■クロップド丈トップス
”へそ出し”ブームでもあった2000年頃のファッションは、トップスもコンパクトなデザインが主流。コントラストの効いたパフ袖のシャーリングブラウスならメリハリ効果も絶大!
品よく着られるラベンダーニットは、オトナきれいな印象に。ボタンや袖などちょっぴり懐かしいデザインも今旬!
ブーム当時は”ちびT”とも呼ばれていた小さめTシャツ。Y2KではクロップドTの相性で各ブランドから続々登場! シンプルに着こなせる白のロゴTは、細かい花モチーフのトワルドジュイ風ロゴが凝った印象。
■ミニスカート
2000年前後に大HITした台形ミニがカムバック! 永らく続いたロング丈一辺倒に新風が♡ 脚長に見せつつ、太ももはさりげなくカバーしてくれる台形ミニはスタイルアップ効果も抜群です。かわいいよりオトナきれいモードではきたい。
フェイクレザーと呼ばれた素材も、今やエコレザーに改名。生産工程も環境に配慮されたり、新たな素材として注目度UP! 合わせやすいエクリュカラーのミニスカは、内側にショーパン付きだから安心♪
さらりとした肌触りのコットンリネン素材が初夏向き。トップスも淡色を合わせてニュアンス配色でまとめてもおしゃれ。
2000年前後に街中の女の子が履いていたチェックの巻きスカート。今季は、ビターなブラウンで糖度OFFに。プレッピーなトップスを投入してスクールガール風に着ちゃうのがおすすめ!
■おもちゃっぽ小物
遊び心満載な小物も”Y2Kコーデ”の演出の決め手に。大きめビーズやフルーツモチーフなど、おもちゃっぽさのあるキャッチーなアクセも人気です。ビビッドなカラーだって、いつもより弾け気分の休日スタイルなら断然アリ!
ダイヤカットビーズをギュッと編み上げたミニバッグ。ちょっぴりヴィンテージ感もあってアクセントに最適! アクセ感覚で持ちたい。
シェルバッグを開けると、内側の底に大粒パール付いている芸の細かさにも思わずにっこり♡
PVCアッパーとクリスタルヒールで、涼しげで抜け感のある足元に。サンダルでY2Kを取り入れるなら、ちょっぴり派手なくらいがちょうどいい!
密かに人気のメディカルカプセル! パールと組み合わせた、ちぐはぐ感がお茶目。
ぶどうを忠実に再現したデザインやグラデ調のカラーリングなど、おもちゃっぽピアスでもディテールは本物志向。
■ツインニット
2000年頃に大ブームとなったツインニット。アンサンブルとも呼ばれ、キャミや半袖ニット+カーディガンのセットが主流に。あえてのチェック柄を狙うなら、ボリュームスリーブや大粒パールボタンなど盛りディテールで差をつけて。
■ビスチェ
カジュアル感や程よい個性が出せるビスチェは、流行のデニムとも相性抜群なプラスワンアイテム! 手持ちのシャツやTシャツに重ねるだけ、という手軽さも人気の秘密。体型にメリハリがついたり脚が長く見えたり、スタイルアップ効果も◎。
コルセットのようなフィット感で、夏は1枚で着てもOK。
ノスタルジックなかわいさが漂うクロシェ編みビスチェ。キャミワンピースに重ねても夏っぽかわいい!
何柄? というようなボヘ風のレトロ柄も、ビスチェならおしゃれに楽しめる! 手ごろなプライスで冒険したい♡
■デニム
どちらかといえば受け手として慣れ親しんできたデニムが、今年は主役級トレンドとして大注目。アイテム数も豊富だから、今こそ色々なデニムスタイルを楽しみたい!
ゆるっとはおれて、夏の羽織りにも重宝しそう。BIGサイズでおしゃれ感も◎。
絶妙な色落ち感とクラッシュ具合で、ユーズドっぽいこなれた雰囲気に。
サロペットは、細身を選んで女らしさをキープするのが正解。
Y2Kファッションのおさらい&着こなしポイント
- 2000年ごろ流行したファッションを指す「Y2K」
- クロップド丈やハイウエストなどスタイルアップが叶うアイテムが多い!
- 夏の重ね着を楽しむなら「ビスチェ」がおすすめ
- 色味やトーンを揃えると大人っぽい雰囲気に着こなせる
今季大ブーム!Y2Kテイストな夏のトレンドコーデ
【1】ヘルシーなブルーデニムでY2Kムードを満喫!
今季主役級トレンドとしてカムバックしたクラッシュデニム。デニムonデニムコーデがヒットしたのも実は2000年前後。カジュアル度高めのクラッシュデニムに、短め丈のノースリニットとBIGシャツを合わせてY2Kを意識! カジュアル感が強いので、メタリックバッグやサンダルで女っぷりをプラスするのがポイントです。
【2】かぎ編みニットでY2Kムード抜群なデニムコーデに
キュートな花柄のかぎ針編みニットは×濃紺デニムでほっこり見えを回避! きれいめなノンウォッシュデニムでレトロなニットを大人顔に着こなすと今っぽいカジュアルコーデが楽しめます。PVCサンダルやミニバッグなど、小物もY2Kっぽくまとめて統一感を。
【3】クロップドTシャツ×フレアスカートでスタイルUP
タウンユースしやすいロゴ入りのちびTシャツは、裾から見えるお腹がアクセントに。ギンガムチェックのふんわりスカートも、ほっこりせずに新鮮なバランスで着られます。
【4】落ち着いたトーンで大人っぽいY2Kコーデに
Y2Kっぽい肌見せコーデを簡単に体現できる、コンパクトニットカーデとデニムの組み合わせ。大人めに攻略したいから、ビビッドなカラーは使わず、サンドベージュ×グレージュのニュアンスカラー配色で周りと差のつく着こなしに。トーンを揃えた柄バッグも今っぽく馴染みます。
【5】ツイード素材だから肌見せも上品な印象に
きちんと感のあるモノトーンのツイードジャケットなのにお腹見せという意外性がポイント。広めのスクエア開きも、デコルテをきれいに見せてくれる仕掛けに。あせたブルーデニムを合わせて、カジュアルダウンして着るのがY2Kファッションの醍醐味です。
【6】キャミワンピ×ちびTですっきり脚長バランスに
チェック柄キャミワンピはレイヤードでコーデ力が即UP! トレンドの短丈Tは、レイヤードアイテムとしても使えるので一枚あると便利です。ワンピースに重ねれば脚長効果も抜群。靴はクリアヒールのサンダルでY2Kムードをより盛り上げて。
【7】ツヤカーゴ×短丈ニットのY2Kコーデも白ならきれいめ
ワントーンコーデを攻略するなら、全身が同じ素材にならないように変化をつけて奥行きのある着こなしに。やわらかな素材と硬めの素材など、テンションの異なる質感を組み合わせるのがコツ! 裾がクシュっとすぼまったパンツとクロップド丈トップスの今どきバランスで、上下にメリハリをつけて着こなして。
【8】大人っぽいパンツスタイルをピンク盛りでキャッチーに
2022年のitカラーといえば、ずばりピンク! 差し色として投入するのではなく、ピンクにピンクをレイヤードして大胆に取り入れるのがポイント。リネントップスをセンタープレスパンツにINして大人のY2Kコーデに。きれいめなアイテム同士を組み合わせることがコーデを上手にまとめるコツ。
【9】Y2Kムード漂うチェックワンピで今っぽく
チェック柄のロングワンピで、一枚でおしゃれっぽさが演出できる夏コーデに。かわいい+ボディラインに沿うシルエットや胸下の切り替えでスタイルアップもばっちりです。
【10】女度高めなカシュクールブラウスで品良く肌見せ
レトロな印象のカシュクールブラウスは、ふんわりと広がる袖や短めの丈がアクセントに。定番のブラック×デニムコーデも自然とメリハリが生まれるクロップド丈なら今っぽさも◎。大人の色気が漂うカシュクールデザインをお腹のチラ見せでヘルシーに引き寄せて。
【11】シンプルなデニムコーデをクロップドTで更新!
流行中のお腹チラ見せはシンプルデニムでチャレンジ。ちょっとクールなリジッドデニムに短丈の白カットソーを合わせて、余計な装飾を足さないデニムコーデなら女っぽさも演出できます。フラットサンダルやちっちゃめ巾着バッグなど、小物も張りきりすぎないのが今っぽい。
【12】短丈トップスでY2KをMIXしたワントーンコーデ
リネン混のスリット入りタイトに短丈のロゴTを合わせてすっきりと。ちらりとのぞくお腹が今年っぽいY2Kムードを醸してくれて鮮度もばっちり! クリームイエロー×ライトベージュの優しいワントーン配色も大人見せにひと役。
【13】ビスチェ×ワイドデニムのリラクシーな夏コーデ
緩急つけたピタゆるシルエットで吸引力のある美人カジュアルが完成。ロマンティックなカットワークのレースビスチェは、切りっぱなしデザインのワイドパンツを合わせて力を抜いた着こなしに。小物はカラフルな夏バッグでY2Kファッションをさらに盛り立てて。
【14】鮮やかオレンジトップスでアクティブなかわいさを
ほんのり懐かしさを感じるクロップドトップスで、カジュアルなデニムに茶目っ気のあるかわいさをプラス。一枚でハッピー感も主役感も足せるオレンジ色もY2Kコーデのポイント。
【15】黒ニットでミニスカコーデを大人に仕上げる
台形のミニスカに黒ニットを合わせたY2Kコーデ。コンパクトなミニスカートを甘くまとめないことで〝子供っぽく見えちゃう〟問題を回避。ややローライズのウエストにトップスインですっきり着ると、これまでとは違った新鮮なスカートスタイルに仕上がります。
【16】派手色トップスを大人な黒デニムで引き立てる
キッチュなボーダーで簡単なワンツーコーデも絵になる着こなしに。お腹がちらりと見えそうな短丈トップスと辛口なブラックデニムの組み合わせが、Y2K的黄金バランス。締め色ボトム+トップスに目がいくので自然とスタイルアップも叶います。
【17】ミニ丈ワンピはきれいめ小物で大人っぽく
人気のコットンレースワンピはミニ丈にして今年らしいアプデ感を。小物は太ヒールパンプスとコロッとしたバニティバッグでレディな印象をプラスすれば、モテ系のY2Kファッションが叶います。
【18】袖コントップスをジョグパンツでカジュアルダウン
セージグリーンの短丈トップスをジョグパンでカジュアルダウンさせる手法こそ、Y2Kらしい着こなしテク。甘さや辛さを程よくMIXして、目を惹くデイリーコーデを完成させて。
【19】甘めのレーススカートを黒Tでピリッと引き締め
ピリッと辛さがONできる黒Tシャツは、レーススカートなど甘めのボトムにぴったり! おしゃれっぽくカジュアルダウンできるうえにコーデのメリハリもばっちりです。バッグやブーツで大人気分を添えるとコーデの印象が落ち着きます。
【20】ハイウエストデニム×ビスチェの脚長コンビ♡
デニムのバリエが豊富な今シーズン。体型カバー視点で選ぶなら、スッキリ見えつつもピタッとしすぎないフォルムとハイウエストを狙うのが正解! 腰位置が高く見えるデニムに短丈ビスチェを合わせることでさらに好バランスが狙えます♡ 爽やかに映えるニュアンス配色で洗練ムードもアップ。
【21】夏は爽やかなブルーを全身にまといたい♡
夏に挑戦したい空色のワントーンコーデは、透けシャツやミニなどの肌見せで立体的に。シャツの〝透け〟を活かしたエアリーな雰囲気で透明感もUP! コーデのアクセントになってくれる小花柄スカートも、ミニ丈なら甘すぎず◎。インナーは首が詰まった白ノースリを選ぶのが、肌見せコーデをヘルシーに仕上げる秘訣です。
【22】ちらっとのぞくお腹はトレンドセッターの証♡
’00年代の香りがする短め丈カーディガンのアンサンブルニットが、リバイバルヒット中! 爽やかなお腹見せで、夏らしさも演出できます♡ タンクトップとカーディガンのセットは、袖を通しても肩にかけて着ても、タンクトップ1枚で着てもOK! ボトムはハイウエストのセミフレアパンツと合わせれば旬のバランスが決まります。
一点投入でもトレンドのY2Kムードが楽しめる!
今シーズン大注目のY2Kファッションですが、普段のコーデにクロップドトップスやビスチェなどリバイバルアイテムを一点取り入れるだけで今旬にアップデート。2アイテム以上をする上級者コーデもやってみると実は簡単! 派手なイメージのあるY2Kファッションも、小物で遊んだりモノトーンでまとめたり…選び方や合わせ方で大人っぽくも着こなせます。なじみのあるヴィンテージ風アイテムも多いので、気負わずに取り入れてみて下さいね。