「がす」じゃないよ。「臥す」の正しい読み方、知ってる?

正しく読めているつもりで、じつは間違った読み方をしてしまっている漢字って結構あるものです。たとえば、「返戻」は「へんもど」ではないし、「寝穢い」は「ねぎたない」ではありません。
そんな「読めそうで意外と読めない漢字」クイズより、本日のお題はこちら!

「臥す」
こちらの漢字、読み方は「がす」ではありません。今まで間違っていたかも……読めないかも!と思った方は、この機会に正しい読み方を確認しちゃいましょう♪

■ここでヒント

正しい読み方を推理するためにも、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「臥す」の意味は次のとおりです。

「横になる。寝る。また、病気などで寝こむ。○○る。」

(○○の部分は正答に近いため、編集部で伏せました。)
ちょっと硬めの表現なので、日常会話で聞くことよりも文章で見る機会の方が多いかもしれません。「床(とこ)に臥す」といった形でよく使われています。ちなみに、ひらがなで書くと「○す」の2文字です。

さて、そんな「臥す」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「臥す」の読み方、正解は「ふす」でした。
似た日本語に「臥せる(ふせる)」というものがあり、こちらもやはり「横になる、病気で床につく」という意味を持っています。ふたつあわせて覚えてみてくださいね。

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(豊島オリカ)

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