本当にこの人でいいのかな。マリッジブルーになる原因は?結婚前に悩んだこと・乗り越え方

本当にこの人でいいのかな。マリッジブルーになる原因は?結婚前に悩んだこと・乗り越え方

(c)Shutterstock.com

結婚はハッピーなもの。それはもちろんなのですが、結婚する直前に気分が落ち込む「マリッジブルー」に悩まされる人も少なくありません。そこで今回は、実際にマリッジブルーを経験した人たちがどんな理由で悩んでいたのかをご紹介します。またどうやってマリッジブルーを解消したのかも見てみましょう。

マリッジブルー経験者の割合となってしまう原因

結婚前に陥るというマリッジブルーな状態。どれくらいの人が経験しているのでしょうか?

全国の20代~30代の未婚・既婚男女824人を対象にアニヴェルセル株式会社が行った「マリッジブルーの経験」についてが調査から見てみましょう!

マリッジブルーになった人は54%

「マリッジブルーになったかどうか」を尋ねた質問では、以下のような結果に!

なっていない…46%

なった…54%

半分以上の人がなっているのですから、もし自分がなってしまっても「自分が変なんじゃないか?」などと追い詰めて考えないでくださいね。

マリッジブルーになった原因

情報提供元/アニヴェルセル株式会社

マリッジブルーになった人に、その原因を聞いた結果はこちらです。

1位:金銭面への不安・・・11.3%
2位:本当にこのパートナーで良いか悩んだ・・・9.2%
3位:パートナーの家族との関係・・・9.0%
4位:新生活への不安・・・7.9%
5位:パートナーへの不信感・・・5.7%

1位は金銭面への不安という結果に。確かに結婚をするとふたりでどうやってお金をやりくりするのかなど、一から考え直さなければならなくなります。また結婚式などの諸々の費用についても気になる人が多いのかもしれませんね。

2位はパートナーへの不安でした。一生をともにすると誓う相手を選ぶことは、そんなに簡単ではありませんよね。ふと、ひとりになった瞬間などに悩んでしまいそうです。

3位はパートナーの家族との関係。結婚後は、両家と家族ぐるみのお付き合いがスタートすることになります。パートナーの家族とうまくやっていけなかったらどうしようと不安になるのも仕方がないでしょう。


こんな悩みも…結婚前に一番悩んだことは?

続いては、結婚前に一番悩んだことランキングです。アニヴェルセル総研が全国の20代〜30代の既婚男女1,236人に行った「あなたが結婚する前に悩んだこと」調査を見てみましょう!

情報提供元:アニヴェルセル総研

1位:経済面の不安・・・38%
2位:結婚したいほど好きな相手か・・・23.3%
3位:相手の家族(人柄、家柄)・・・12.4%
4位:特にない・・・12.1%
5位:その他・・・6.1%
6位:相手の収入・・・5.3%
7位:子供が欲しいタイミング・・・2.8%

マリッジブルーになるならないに関わらず、やはり経済面の不安は多くの人が抱えているようですね。3位まではマリッジブルーになった人とほぼ同じ結果になりました。

将来のことを考えると、お金はあって困ることはありません。結婚を機に老後の資金や子供のためのお金を貯金し始めるという人もいるでしょう。

結婚したいと思える人と結婚できることは幸せですが、夢ばかりみてはいられません。結婚というものが目の前に迫ったときに、改めて心配事がたくさん胸に溢れてくる人もいるのでは?


男女でこんなに違う!?結婚前の不安ランキング

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続いては、株式会社マーシュが全国に住む女性16歳以上、男性18歳以上の既婚男女(どちらも初婚)(サンプル数=400)を対象にアンケートを行ったアンケート結果から、結婚前の不安についての男女差を見てみましょう。

<男性>

1位:不安はなかった・・・35.5%
2位:時間の制約(自由な時間が減る)・・・22.0%
3位:自分の収入・・・21.0%
4位:お金の制約(自由なお金が減る)・・・19.0%
5位:価値観・・・18.0%

 

男性は不安がなかったという人がかなり多め。これはパートナーにとっては心強いことかもしれません。続いて自由な時間やお金が減ることがランクインしています。

ひとりのときには、自分で稼いだお金は好きな時に好きなように使えますし、行きたい場所があればフラッと出かけることもできます。ですが、結婚したらそうはいきません。そうやって制約がつくことに拘束感を感じてしまう人もいるのかも?

 

<女性>

1位:親戚づきあい・・・42.5%
2位:貯金・資金・・・31.0%
3位:家事・・・28.5%
4位:ともに生活すること・・・28.0%
5位:相手の収入・・・25.5%

 

女性については、もっと生活に密着した悩みが多いですね。パートナーの両親や親せきとのお付き合いは気を使いますし、家計の財布を任されれば貯金などの生活費の管理をしなければなりません。家事なども夫が協力的なのか、仕事と両立できるのかなど不安になりそうです。

男女別にみてみると、5位までに重なることが全くないのが驚きです。これほどまでに考えていることが違うとなると、しっかり話し合う必要がありそう。

情報提供元:株式会社アスマーク www.asmarq.co.jp

マリッジブルーからの脱出法は?

多くの人が陥るマリッジブルー。実際に経験した人はどうやって脱出したのでしょうか? アニヴェルセル株式会社が行った上記と同じアンケートからその秘訣を見てみましょう!

Q:マリッジブルーになった後、どうしましたか?

情報提供元/アニヴェルセル株式会社

1位:時間が解決してくれた・・・44.8%
2位:ふたりで話し合って解決した・・・34.9%
3位:自分で解決方法を見出した・・・18.9%
4位:友人へ相談して解決した・・・15.1%
5位:家族と話し合って解決した・・・13.7%
6位:その他・・・6.6%
7位:解決できずお別れした・・・5.7%

1位は時間による解決。悩んでも答えがでないときは、ただじっと状況に身を任せてみるのもありですよね。時間が経つと考え方や物事の見え方が変わることもありますし、実際に結婚に向けて動いている内に、自然と悩まなくなったりもするかも!?

2位は話し合っての解決でした。これから夫婦になるのですから、やはりいちばん頼るべきはパートナーでしょう。ある意味、マリッジブルーは結婚するふたりにとって一緒に乗り越える最初の困難と言えるかもしれませんね。

3位は自分で解決方法を見出したというもの。このタイプの人は、論理的に物事を考えられそうですね。人に頼る前に自分でどうにかしてみるというのもひとつの手です。

4位は友人への相談。特に先に結婚を経験している先輩なら、同じような悩みを乗り越えてきた可能性も高いです。経験者の話はすっと受け入れられますよね。

5位は家族との話し合いでした。特に両親は結婚生活において大先輩ともいえる存在です。どんなことを不安に思うのかを素直に口にすれば、経験をもとに有益なアドバイスをくれそう!


【まとめ】

マリッジブルーは誰もが陥る可能性のある状態。自分だけは大丈夫なんて思っていても、ある日突然不安に苛まれてしまうかも! ですが、それはおかしいことではありません。「今マリッジブルーなんだな」と自覚することで、少しは落ち着きを取り戻せるかもしれませんよ♡