デートで割り勘はあり?初デートはなしだけど付き合ってからはアリな人多数!
デートでの食事代ってどちらが支払うのか悩みますよね。奢りたい・奢られたいという人もいれば、割り勘にしたいという人もいます。今回は、デートの支払いをどうしたいのか、デートの回数ごとにご紹介します。またデートで割り勘がいい派・奢りたい派、それぞれの理由や、割り勘の呆れたエピソードもご紹介します。
Contents
初デートでは、「男性が多く支払う」を希望する男女が多い
まずは初デートの支払について。株式会社ネクストレベルが20~40代の独身男女227名行った調査を元にデートにおける飲食代の支払いに関する価値観」についてご紹介します!
【男性】
自分が全部奢りたい…48.5%
自分が少し多めに出したい…23.8%
割り勘にしたい…16.8%
男性に対し「初デートにおける飲食代の支払い」についての考え方を尋ねたところ、「自分が全額奢りたい」が48.5%で最も多く、「自分が少し多めに出したい」が23.8%、「割り勘にしたい」が16.8%と続きました。
【女性】
割り勘にしたい…40.5%
相手に全額奢ってほしい…28.6%
相手に少し多めに出してほしい…25.4%
女性は「割り勘にしたい」が40.5%で一番多く、次に「相手に全額奢ってほしい」が28.6%、「相手に少し多めに出してほしい」が25.4%という結果でした。
回答自体は「割り勘にしたい」が最も多いものの、「相手に全額奢ってほしい」「相手に少し多めに出してほしい」「自分は少しだけ出して残りは相手に出してほしい」を合計すると59.6%であり、男性に多く支払ってほしい女性のほうが多いことがわかりました。
女性よりデート代を多く支払いたい男性は「男性だから」「相手によく見せたい」人が多い
初デートでの支払いに関して、男性のなかで回答が多かった「全額奢る」「少し多めに出す」「割り勘」の上位3つについてなぜそう考えるのか理由を聞いてみました。
自分が全額奢りたいと思っている男性で、もっとも多かった理由が「初デートは男性が頑張るものだから」ででした。自分が少し多めに出したいと考える理由では、「初デートだから相手に少しでもよく見せたいため」が一番多く、割り勘にしたい理由では、「相手に気を使わせたくないから」がで最多となりました。
ここで注目したいのは、全額奢りたい理由の3位と割り勘にしたい理由の1位が同じ「相手に気を使わせたくない」であることです。同じ理由でも、自分が多く支払いたい人もいれば割り勘にしたい人もおり、行動が異なることがわかりました。
また、自分が全額奢りたい・自分が少し多めに出したい男性は、「初デートは男性が頑張るもの」「初デートだから相手に少しでもよく見せたい」という理由が多く、女性からの評価を意識するがゆえの行動であることがうかがえました。
男性に多めに負担してほしい女性は「初デートは男性が頑張るもの」という認識が強い
女性に対しても初デートでの支払いに関して、回答が多かった「相手が全額奢る」「相手が少し多めに出す」「割り勘」の上位3つについてなぜそう考えるのか聞いてみました。
女性が割り勘にしたい理由に関しては、「フェアなほうが良いから」が一番多く、相手に全額奢ってほしいという女性の理由では、「初デートは男性に頑張ってほしいから」が最も多く半数以上を占めています。相手に少し多めに出してほしい女性に関しても、その理由は「初デートは男性に頑張ってほしいから」が一番多い意見でした。
女性に関しては理由についても二極化しており、割り勘派がフェアな関係や相手への気遣いを挙げた一方で、男性に多めに支払ってほしい派では「初デートは男性が頑張るもの」という期待が大きいことがわかりました。
情報提供元/株式会社ネクストレベル
2回目~付き合う前のデートの食事代、支払いはどうしたい?
【男性】
自分が全部奢りたい…28.7%
自分が少し多めに出したい…27.7%
割り勘にしたい…24.8%
次に男性に対して「2回目から交際前のデート」の飲食代の支払いについて考えを聞いたところ、「自分が全額奢りたい」が最も多く28.7%、続いて僅差で「自分が少し多めに出したい」が27.7%、「割り勘にしたい」が24.8%でした。初デートでは「自分が全額奢りたい」という男性は48.5%でしたが、2回目以降のデートでは大幅に減少しています。
また初デートに比べ「自分が少し多めに出したい」「割り勘にしたい」の割合が増加しており、初デートで全額奢りたい人がその2つの回答に移行していることがうかがえました。
【女性】
割り勘にしたい…44.4%
相手に少し多めに出してほしい…28.6%
相手に全額奢ってほしい…11.9%
同じく女性に「2回目から交際前のデート」の飲食代の支払いについて尋ねたところ、「割り勘にしたい」が最も多く44.4%、その次に「相手に少し多めに出してほしい」が28.6%、「相手に全額奢ってほしい」が11.9%と続きました。
「割り勘にしたい」「交代で奢りたい」の割り勘派を合計すると52.3%、「相手に少し多めに出してほしい」「相手に全額奢ってほしい」「自分は少しだけ出して残りは相手に出してほしい」の男性に多く出してほしい派を合計すると46.8%で、交際前までのデートでは割り勘(平等に負担)が良いと考える女性の方が多いことがわかりました。
情報提供元/株式会社ネクストレベル
付き合ってからのデートの食事代、支払いはどうしたい?
【男性】
割り勘にしたい…31.7%
自分が少し多めにだしたい…26.7%
自分が全額奢りたい…25.7%
続いて、男性に対して交際開始後のデートにおける飲食代の支払いについて聞いたところ、「割り勘にしたい」が31.7%で最も多く、「自分が少し多めに出したい」が26.7%、「自分が全部奢りたい」が25.7%と続きました。
「割り勘にしたい」「交代で奢りたい」の合計が36.7%、「自分が少し多めに出したい」「自分が全額奢りたい」「相手は少しだけ出して残りは自分で出したい」の合計は60.3%で、交際開始後も多く支払おうとする男性の方が多数派です。
【女性】
割り勘にしたい…40.5%
相手に少し多めに出してほしい…21.4%
交代で奢りたい…13.5%
交際開始後の支払い方に関して、女性で一番希望が多かったのは「割り勘にしたい」で40.5%、次に「相手に少し多めに出してほしい」が21.4%、「交代で奢りたい」が13.5%でした。
「割り勘にしたい」「交代で奢りたい」の合計は54%、「相手に少し多めに出してほしい」「自分は少しだけ出して残りは相手に出してほしい」「相手に全額奢ってほしい」の合計は46%です。
女性については、交際開始後を含む初デート以外のデートにおいて、平等に支払いたいと考える人のほうが多いことがわかりました。
交際開始後も「実利」より「対面」を重視する男性が多い
交際開始後のデート代の支払いについても、その理由を分析しました。
男性が割り勘にしたい理由でもっとも多いのは「フェアなほうが良いから」で5割を占めました。また、自分が少し多めに出したい・自分が全額奢りたいという理由に関しては、「男性がお金を出すものだと思うから」でした。
初デートや交際前までのデート時の支払いについてもそうでしたが、交際開始後のデートに関しても同じく「男性だから」を理由に挙げる人がもっとも多い結果でした。実利よりも体面を重視する男性が少なくないのかもしれません。
交際開始後は「対面」より「実利」を重視する女性も少なくない
女性に対しても交際開始後のデート代の支払いについての理由を分析してみたところ、割り勘にしたい理由でもっとも多かったのは「フェアなほうが良いから」で、交代で奢りたいについても同じく「フェアなほうが良いから」が最多でした。男性も同様の結果だったことから、割り勘派の人は男女問わずフェアな関係を望んでいることが分かります。
また、男性に少し多めに出してほしい理由としてもっとも多かったのは「自分のほうが稼ぎが少ないから」です。多く稼いでいる人に多く支払ってほしいという意見からは、男性とは違い体面よりも実利を重視する女性も少なくないということがいえそうです。
デート代、男性は「多く支払いたい」、女性はデートの段階によって希望が異なる
最後に、「自分が多く出す派」「割り勘派」「相手に多く出して欲しい派」の3パターンでどの支払い方を希望する男女が多いのか、デートの段階ごとで比較しました。
男性はどの段階でも「自分が多く出したい」と考える人が多いようです。女性に関しては、初デートでは「男性に多く出してほしい」と願うものの、2回目以降のデートでは「割り勘にしたい」と考える人が多いことが分かりました。
ただし女性の「割り勘にしたい」と「相手に多く出して欲しい」の割合の差は僅差です。相手の女性の意向が分からない男性は、少しでも多めにデート代を支払うのが無難と言えるかも知れません。
情報提供元/株式会社ネクストレベル
デートで全額支払いたい派の男性の理由
デートでは全額支払いたいと思っている男性は、なぜそう考えるのでしょうか。20~30代男性150人へのアンケート結果をご紹介します。
当然のことだと思っている
- 「当然のことだと思っている」(回答多数)
- 「社会人として当然」(回答多数)
- 「そういう風習があるから」(23歳・山梨県)
男としてのプライドがあるから
- 「男だから」(回答多数)
- 「かっこいいと思うから」(回答多数)
- 「かっこつけたい」「見栄を張りたい」(回答多数)
面倒くさいから
- 「何かケチ臭いと思われるのがめんどくさい」(39歳・沖縄県)
- 「お金を請求するのが面倒だから」(33歳・広島県)
- 「はやいから」(28歳・鳥取県)
デートで「自分のほうが多く払いたい」派の男性の理由
全額ではないけれど「自分のほうが多く払いたい」派の意見も見てみましょう。
平等に支払いたい
- 「男のほうが飲み食いする量が多いから」(回答多数)
- 「1番公平な払い方だと思うから」(26歳・東京都)
- 「お互い働いてるのだからお互いに出し合うべき」(36歳・大阪府)
男のほうが多く払うべきだと思っているから
- 「男のほうが多く払うべきだと思っているから」(回答多数)
多く払うけど全額は嫌だから
- 「完全に出すのは違う気がするから」(23歳・静岡県)
- 「どうせお金を使うなら女の子に使いたいから。が、全奢りだと見限られそうで怖い」(39歳・神奈川県)
- 「奢るけど奢ってもらう気持ちが全面に出てると嫌」(33歳・福島県)
相手が気を使わないように少し払ってもらう
- 「女性への感謝の気持ちで。全て自分が支払ってしまうと逆に女性にも気を使わせてしまうから」(32歳・神奈川県)
自分が支払いをしたいけれど、全額だと女性に気を遣わせてしまうのが嫌というのは、カッコいいですよね。やはりここでも、男性が多く支払うのが当然と思っている男性が一定数いることがわかります。
デートで「割り勘」がいい派のの男性の理由
では割り勘がいいという男性は、どう思っているのでしょうか。
公平だから
- 「公平だから」(回答多数)
- 「対等な関係でいたいから」(回答多数)
- 「男女平等の社会だから」(回答多数)
気を使わなくて済む
- 「お互い気を使わなくて済むから」(回答多数)
男女ともに働いているのであれば、対等な関係でいるためにも割り勘が当然というのはわかる気もします。今後はこういう考えが主流になってくるかもしれませんね。
女性から「割り勘がいい」と言われたらどうする?
女性のほうから「割り勘にしたい」と言われたら、男性はどう思うのでしょうか。上記と同じ男性たちに本音を聞いてみました。
そのまま受け入れる
- 「そうする」「割り勘にする」(回答多数)
- 「平等でよいと思う」(回答多数)
- 「もともと割り勘が当然だと思っている」(回答多数)
ありがたいと思う
- 「ありがたいと思う」(回答多数)
女性への印象につながる
- 「しっかりした子だなと思う」(回答多数)
- 「優しい人だと思う」(回答多数)
- 「キッチリした子なんだなと思う」(30歳・愛知県)
別の機会に何かする・してもらう
- 「その時は払ってもらって次は出す」(回答多数)
- 「次回は割り勘にしようと言って今回は払う」(回答多数)
- 「その場は自分持ちで、帰りにコンビニなどで飲み物やデザートをおごってもらう」(26歳・富山県)
それでも自分が払う
- 「断る」(回答多数)
- 「気持ちだけ受け取る」(回答多数)
- 「それでも自分が払う」(回答多数)
割り勘にしようと言われたら素直に喜んでくれる男性もいますが、自分がどうしても支払いたいという男性もいるようです。あまり強引に割り勘を勧めず、断られたら感謝の気持ちを伝えて別の形でお返しができるといいかもしれませんね。
ありえなかった割り勘デートエピソード
最後に、女性たちが体験したあり得ない割り勘デートエピソードをご紹介します。イケメンでも会計ひとつで“ナシ”って思っちゃうかも?
ありえないお会計エピソード①デートで細かい割り勘
- 「初デートで相手がクーポンを使っていた」(26歳・会社員)
- 「初デートで割り勘になったときや、数百円の会計でも割り勘にされたとき」(27歳・その他)
- 「デートでご馳走してくれる流れだったのに、後日振り込みして欲しいと要求されたとき」(26歳・会社員)
ありえないお会計エピソード②デートじゃないけど…年上なのに割り勘
- 「一回り年の離れている上司。お会計のときなぜか端数だけ毎回出させられる。気持ちよくご馳走してくれてもいいのに……と思います」(23歳・学生)
- 「会社のおじさんで、たま~~~に何人かで飲みにいくとほぼワリカンくらいのお会計で、ほんの少しおじさんが多めに出すのに、めっちゃおごってやってるみたいな態度をされて、モヤモヤします」(28歳・会社員)
たかが会計、されど会計。デートの最後の印象を操作するには十分なエピソードですよね。
【まとめ】
デートで割り勘のほうが気を遣わなくていいという女性もいると思います。男性にも割り勘派、奢りたい派、それぞれの理由があるため、奢られるのが当然、割り勘が当然と思っているとうまくいかないこともあるかも。相手の意見も尊重しつつ、気持ちよくデートを終えられるといいですよね!
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