まわらす、じゃなくて…「回らす」の意外な読み方、分かりますか?
小学校で習うような簡単な漢字でも、送り仮名が変わるだけで読めなくなってしまうことがあります。たとえば 「円ら」「縦んば」「開かる」など。あなたはいくつ読めますか?
そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ、本日チャレンジしていただくお題はこちら!
「回らす」。
こちらの日本語、「まわらす」ではなくて、ある意外な読み方を持っています。それは音で聞けばおなじみのフレーズなのですが……いったいなんと読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてくださいね。
■ココでヒント!
読み方を探るヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「回らす」の意味は次のとおりです。
(1)周りを囲ませる。(例:家の周りに垣根を回らす)
(2)回転させる。まわす。(例:こうべを回らす)
(3)あれこれと心を働かせる。(例:過去の出来事に思いを回らす)
(4)ふれまわって知らせる。回状で知らせる。
現代に使われることが多いのは、(1)〜(3)の意味です。ちなみに、ひらがなで書くと「○○らす」の4文字ですが、同じ意味の「○○らせる」という表現のほうが聞き慣れているかもしれません。
さて、そんな「回らす」の読み方は? さっそく正解を見ていきましょう。
■正解は、こちら!
「回らす」の読み方、正解は「めぐらす」でした!
「家の周りに垣根をめぐらす」「過去の出来事に思いをめぐらす」といったフレーズで使われている、この日本語。漢字表記では「巡らす」という書き方がおなじみですが、「回らす」と書いても同じ読み方・同じ意味になります。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中♪ 他の問題にもどんどんチャレンジしてみてくださいね!(豊島オリカ)