四字熟語って小学校のときに習った記憶があるけれど、まだまだ知らないものって尽きないですよね。「侃侃諤諤」や「奸佞邪智」、「丁丁発止」など、中には人生で初めて見た漢字が入っているものもしばしば。
そこで今回は、四字熟語シリーズからこちらを出題!
「蟷螂之斧」。みなさんはこの四字熟語の読み方、ご存じですか? いくつかヒントをお出ししますので、「まだ思いつかない!」という方もぜひ一緒に考えてみてくださいね♪
■ヒント1:「蟷螂」は虫の一種!
虫偏があることからもわかるように、前半2つの漢字はある虫を表す熟語。なんのことか、わかりますか?
…実は、「蟷螂」とは「カマキリ」のことなんです! この時点で「新発見だった」という方もいらっしゃるはず。ここで一つ熟語を覚えてしまいましょう♪
■ヒント2:「蟷螂之斧」の意味をチェック!
小学館のデジタル大辞泉によると、蟷螂之斧の意味は以下の通り(デジタル大辞泉では、「蟷螂の斧」と記載されています)。
弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。
ちなみになぜカマキリが出てくるのかというと、「カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする意」から来ているそう。確かにカマキリの足で車に立ち向かうのは無謀に思えますね。
四字熟語の意味がわかったところで、なんとなく予想はつきましたか?
正解はコチラです!
「蟷螂之斧」の読み方は「とうろうのおの」が正解でした。
漢字の世界の中でも、四字熟語は特にストーリー性があるのが特徴。色々な四字熟語の裏に、物語を感じられるのが面白いですよね。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを出題中です。ぜひ明日も遊びに来てくださいね♪(平田真碧)